Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

三連休 制作&母の税務処理
三連休になりました。天皇誕生日が日曜日にある関係で、月曜日が振替休日になり、この時期に三連休が設定されているのです。三連休初日は、このところずっと関わっている板材の刳り貫き作業を工房でやっていて、何とかこの三連休で1層目の刳り貫き作業から2層目の作業に入りたいと願っています。板材は6枚を使って屏風にする予定で、今日は最後の6枚目の刳り貫き作業をやりました。先週の日曜日に窯に入れて焼成した陶彫部品が無事に出来上がり、これで屏風に接合する陶彫部品はほぼ出揃いました。陶彫部品が出揃うということは、部品それぞれの正確な大きさが測れるため、刳り貫きは細かいところまでやれるのです。工房では朝から木屑にまみれて作業をやっていました。今日の作業は早めに切り上げることにしていました。夕方、自宅に税理士を呼んでいたためです。毎年恒例になった母の税務処理をしてもらっていて、お世話になっている税理士とはもう10年以上の付き合いになります。母は不動産を所有していて、それを利用して介護施設に入っています。税務署への申告は、私一人では出来ないため、税理士にお願いしているのです。私たち夫婦も母に送られてくる書類の何が必要なのか、長くやっている間に仕分けが出来るようになりました。少し前に比べれば、税理士との書類のやり取りも簡略化されてきたのではないかと思っています。とりわけ家内がそちらの道に長けてきました。税理士も随分助かると言っていました。税理士が帰った後、自宅リフォームの業者がやってきました。先日システム・キッチンをショールームに行って決めてきましたが、その書類上の確認が必要で、何度目かになる打合せを行ないました。打合せは夜遅くまで行なっていましたが、これは自宅を私たち夫婦の老後の快適な住まいにするための、どちらかというと前向きなものであって、言うなれば1年後に退職を控えた私の心の準備でもあるのです。公務員は退職がありますが、彫刻家にはそんなものはありません。創作活動は退職後が勝負と思っていて、何事にも捉われない時間の確保によって、さらに充実した作品に全てを結集していきたいと考えているのです。その時に日常生活も創作とコラボレーションしたものにしようと願っています。生活環境が創作へ与える影響が大きいと常日頃から感じているためで、自分の生涯をかけた目的でもあるのです。