Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 陶彫成形準備&茅ヶ崎散策
やっと週末になりました。8月最後の週末は相変わらず気温が高く、工房にずっと篭るのは辛いかなぁと思いました。そこで朝7時に工房に行き、明日の陶彫成形のためにタタラを数枚用意し、2時間程度で工房を後にしました。タタラは陶土を掌で叩いて座布団大の大きさまで伸ばすのです。それをビニールで覆って明日に備えるのですが、一日置くとちょうどいい硬さになります。2時間のタタラつくりはほとんど肉体労働で、忽ち汗が噴き出てきました。今日の作業はここまでにして、午前10時頃に家内と車で自宅を出ました。まず向かったのは東神奈川の邦楽器店で、家内の楽器を修理に出すのに付き合ったのでした。その後は東名高速から圏央道を走り、茅ヶ崎に向かいました。途中で昼食を済ませ、茅ヶ崎海岸の近くにある茅ヶ崎市美術館に到着しました。この美術館で開催中の「國領經郎展」は、砂浜や砂丘を描いた画家の代表作品を網羅している情報を知って、ぜひ見に行こうと決めていました。本来なら既に終わっている企画展でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で会期が延長されていたのが幸いでした。画家國領經郎の世界は私も知っていましたが、まとまった作品を見たことがなかったので、今回は改めてじっくり作品を拝見させていただきました。これは生誕100年記念となる回顧展で、國領經郎は既に他界されている作家ですが、横浜に生まれた人でもあり、横浜美術館に所蔵作品があって、私にも馴染みはありました。詳しい感想は後日にしたいと思っていますが、明日で展覧会が閉じてしまうので、感想を述べるのは展覧会閉幕後になることをお許し願えればと思います。美術館で鑑賞した後、車でササンビーチがある海岸を望みながらドライブを楽しみました。今夏、海を見るのは初めてでした。現在も遊泳は禁止されていますが、多くの人が海岸にいました。ほんのちょっぴり夏気分を味わって帰宅しました。