Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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三連休は陶彫一辺倒?
今日から三連休が始まりました。新型コロナウイルス感染症が再び広がりを見せ、外出自粛が叫ばれています。私は相変わらず工房へ行き、陶彫制作に明け暮れていました。土練り、タタラの準備をして、成形の終わった陶彫部品に彫り込み加飾をするのが、土曜日の定番になっています。ウィークディの疲れがあって、土曜日は身体が思うように動かず、制作工程のノルマを果たすのがやっとの状態です。それでも良い気候の中で精神的には解放されて、心地よい時間を過ごしました。亡父の残してくれた植木畑の手入れをするため、親戚の職人がやってきたり、近隣に住む人が散歩の途中に工房に立ち寄ってくれたり、ちょっとした休憩時間には人とおしゃべりをする機会もありました。さて、今日から始まった三連休ですが、一応制作目標を立ててみることにしました。陶彫制作では2点の成形が可能だろうと思っていますが、そろそろ土台の木材にも手をつけていかなければならないかなぁと思っていて、時間的な余裕があれば、土台の制作に乗り出すつもりです。焼成が終わった陶彫部品も増えてきて、先日切断した数枚の木材の上に陶彫部品を置いて、全体の構成を確認する必要を感じています。新作の土台は木材を円形に配置する計画でいます。円形は鋭角を持つ二等辺三角形を組み合わせて構成しますが、ひとつひとつの三角形は厚みをつけていこうとしています。木材加工が始まれば、陶彫制作は暫く休みになるため、その前に陶彫制作は出来るだけ作っておきたいと思っているのです。この三連休はあまり欲張らずに陶彫一辺倒でいくか、あるいは土台まで手を伸ばすか、陶彫の制作状況を見ながら判断していきます。今週は毎晩工房に通っていました。気候が良くなったことと彫り込み加飾をウィークディの夜の制作に充てたことで、制作工程に弾みをつけました。夜の制作は1時間程度でしたが、それでも彫り込み加飾は先に進みました。さらに自宅に戻ってRECORDをやっていくのは時間的に厳しいと感じましたが、おかげでRECORDは日々の制作に追いついていっている状態です。明日は成形を頑張ります。