Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

週末 1月を振り返って…
1月最終日になり、今月を振り返ってみたいと思います。今月創作活動がやれる期間として、まず正月の休庁期間が5日間ありました。その5日間を含めて週末のほとんどすべてを、新作の厚板材による土台作りに費やしてしまいました。陶彫制作では今月2日に1点、今日31日に1点作っただけです。窯入れは3回やりました。鋭角な二等辺三角形を基本とする箱型土台は10点完成し、ちょうど全体構成の半分が出来たことになります。制作工程でいうと、土台作りが進んだものの陶彫制作が遅れ気味で、来月は陶彫制作を頑張る必要があります。今日の日曜日は穏やかに晴れわたる一日になり、冬場でもこんな一日が多くあれば制作は進むのだろうと思いました。今日は美大受験生が工房に来ていました。彼女は受験までにあと1年間の猶予があります。染織専攻を希望しているため、鉛筆デッサンに弾みをつけています。彼女は色感が豊かで生真面目な性格なので、染織に向いていると私は思っていて、彼女の真っ直ぐな姿勢は私の背中を押してくれています。一日1点ずつ夜の時間帯に制作しているRECORDは、やや遅れがちで下書きが先行する私の悪い癖が出てしまいました。今月の半ばまでは毎晩1点ずつ、日々流れていく時間に追いつけていたのですが、ウィークディの仕事に疲労を感じるようになってから、その日のうちにRECORDが完成しなくなりました。早いうちに挽回したいと思っています。鑑賞は地元の美術館で開催している「トライアローグ」展(横浜美術館)に行ってきました。その他では学生が発表していた展覧会に足を運びました。中学生によるアニメーション・フェスティバル(横浜市庁舎アトリウム)、大学生による美術大学卒業制作展(多摩美術大学八王子キャンパス)に行ってきました。新型コロナウイルス感染症の影響で緊急事態宣言が出て、展覧会に行くのも慎重にならざるを得ない状況でした。前任の職員同士の結婚式にも招待されましたが、出席表を送った後で行くべきかどうすべきかを悩むこともありました。展覧会も結婚式も実際に行ってみれば良かったと思える内容でしたが、取り越し苦労は尽きません。通常に戻れば劇場や映画館にも足を運びたいと思っています。読書では相変わらず難解な論理学に関する書籍に挑んでいます。今月は建築家の楽しい写真集を読み終えて、画家ゴーギャンに関する書籍を読み始めました。来月もコロナ渦は変わらず、生活スタイルの変化も望めないだろうと思っています。