Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 9月の制作目標を考える
9月に入って最初の週末を迎えました。このところ涼しい日が続いていて、今日も朝から工房に行って陶彫制作をしていましたが、真夏に比べて随分楽になりました。例年であれば月の初めに週末が何回あるのか確認して、月毎の制作目標を考えていました。今は週末もウィークディも関係なく工房に通っているので、厳密な制作目標は必要なくなりました。それでも今までの習慣で月毎に制作目標を一応立ててみました。今月は陶彫制作一辺倒になりそうですが、陶土がなくなったので、栃木県益子町にある陶芸資材専門店の明智鉱業に注文FAXを送りました。電話をしたところ注文した陶土の在庫が店にあると言うので、早速横浜まで陶土800kgを郵送していただくことになりました。実は毎年冬に陶土を明智鉱業から送っていただいていたのですが、制作工程が早く進んでいるため、今年はこんな時期に陶土を注文したのでした。陶彫部品数点で形成する新作の島が今月はいくつ出来上がるのか、今月は全体の構成を考えながら陶彫制作に励みたいと思っています。一日1点ずつ平面作品を作っているRECORDですが、今月は過去の下書きを全て解消して、実質一日1点制作のペースに戻したいと考えています。工房から自宅に帰ってくると、まず今日のRECORDを仕上げて、それから夜にかけて過去の下書きに手を入れています。深夜になって眠くなると、翌日の早朝にRECORDをやっています。まさにイメージを次から次へと絞り出す日々です。何とか今月中に下書き解消が出来るといいなぁと思っています。読書は先月から継続してイタリアの宗教画家に纏わる書籍を読んでいます。読書も夜に読んでいますが、今はRECORDに押され気味です。そんな創作活動の中での救いは鑑賞で、今月も美術館や画廊に出かけたいと思っています。新型コロナウイルス感染症が下火になるとは思えませんが、充分に予防して芸術に親しみ、さらに造形思考を深めたいと思います。