Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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三連休最終日は陶彫制作&映画館へ
三連休最終日になりました。台風一過の影響なのか天気が忽ち回復し、気温は上昇しました。今日は工房に美大生と美大受験生が来て、それぞれの課題をやっていました。工房内は夏のように蒸し暑く作業は苦しい時間帯がありました。私も相変わらず陶彫制作をやっていましたが、9月の後半になっても夏のような気温に辟易していました。陶彫制作に関しては、嘗ての二束の草鞋生活のように厳密に計画を立ててやっていたわけではありませんが、それでも考えていたノルマは達成していたと思っています。最近は朝から午後3時まで制作しているので、陶彫による立方体は確実に出来上がっていきます。彫り込み加飾は立方体ごとに異なる文様を刻んでいるので、毎回新鮮な思いで制作しています。午後3時に工房を閉めて、彼女たちを車で送り、夕方には家内を誘ってエンターティメント系の映画館に行きました。観たのは「ONE PIECE FILM RED」で只今人気絶頂のアニメーション映画です。私は今までも「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」や「シン・エヴァンゲリオン」などアニメ映画も数々観てきました。日本のアニメは世界に誇るサブ・カルチャーで、表現力で言えば世界に類を見ない超絶技巧のレベルにあると、私は思っています。ただし、「ワンピース」を今までほとんど観てこなかった私は、その物語の概略しか知らず、今日観に行ったのは本作の何が人気になっているのか、物見遊山に過ぎません。ネットを見ると本作には賛否両論があって、双方とも説得力のある意見が並びますが、熱烈なフアンでもないオジさんオバさんが観に行った本作は、なかなか面白い内容に過度なボリュームを盛り込んだ映画ではなかったかと思いました。始めから終わりまで活力いっぱいで展開も早く、観ている私たちは大いに元気をいただきました。人気の秘密はこんなところにあるのだろうと思います。歌姫ウタが熱唱する抑揚の効いたメロディーが耳に残り、ミュージカルのようなアニメになっていました。家内は数多く登場する個性的なキャラクターが覚えられない嫌いはあったものの、平塗りによる画面構成が綺麗だと言っていました。さすが家内は美大のデザイン科を出ているだけあって、アナログな画面作りにはきちんと反応していました。詳しい感想は後日改めます。三連休は映画鑑賞で締め括り、私自身充実していたと感じました。