Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 用事が立て込んだ1週間
いつもは土曜日に1週間の振り返りをしていますが、昨日は美術館やギャラリーに鑑賞に出かけてしまった関係で、日曜日から昨日までの振り返りを今日行います。昨日の土曜日を除いて毎日工房に通って陶彫制作に熱心に取り組んでいました。先週の日曜日は制作の後、窯入れをして、夕方になって相原の墓参りに浄性院に出かけました。通常なら月曜日は焼成で電気が使えないために工房での作業は休むのですが、工房の照明を点けずに座布団大のタタラを数枚作りました。火曜日はその作業のおかげで成形が出来ました。午後は家内の実家の墓参りに久保山墓地に出かけました。水曜日は丸一日を陶彫制作に費やしました。木曜日は窯出しをしたのですが、焼成の具合が悪いのに気づき、異変を業者に電話で伝えました。日曜日に窯を見に来るというので少々安心はしました。金曜日の午前中は私が嘗て勤めていた公立中学校が閉校するので、その式典に参列してきました。その式典中に学校での思い出が蘇り、結構疲れて帰ってきましたが、午後は工房に出かけ、陶彫制作をやりました。そのおかげで疲れは緩和されました。私は生々しい過去を引きずるのは苦手で、30年も前の滞欧生活のようにイメージの中に即刻取り込んでしまいたくなるのです。刻印された記憶のいいところだけを取りだして、明日の糧に生かすのが私の過去との向き合い方です。昨日は埼玉県立近代美術館に迫力ある現代彫刻の作品を見に出かけ、横浜のみなとみらい地区にあるギャラリーに台湾アーティストによる軽妙洒脱な絵画を見てきました。充実した1週間だったわけですが、用事が立て込んだ1週間だったのも確かです。今日は工房に窯でお世話になっている業者がやってきました。窯内を見て一番下段にあるヒーター線が切れていることを発見しました。私が見ただけでは気づかない箇所によく視線がいったものだと思いましたが、自分は何十年も窯を見てきているのだと業者は言っていました。近々修理に入ります。私としては陶彫制作を出来るだけ先に進めておくことが肝要だと思いました。