Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

18回目の個展を控える7月に…
週末になりました。しかも今日から7月です。今月は18回目の個展を控えています。昨晩カメラマンが個展案内状1500部を持参してきたので、そのうち1000部をギャラリーせいほうに届けに行ってきました。銀座の街並みは相変わらずで、横浜の郊外から出てくると都会的な雰囲気が漂っていました。もう2週間もすれば毎日ここへ通うことになり、それが18年も続いていることに自分の健康に改めて感謝しています。今朝は工房に行って梱包用の木箱作りに励んでいました。木箱作りもそろそろ終了で、今後は平面RECORDの額装に取り組む予定です。7月は例年個展があるため、創作活動上のターニングポイントになるのです。ただし、今回のターニングポイントは新たな創作的革新はなく、従来の制作を継続するというものです。ひとつの発想に2年間をかけて取り組むことの意義は十分あると私は考えていて、私にしてみればそのくらいの展開がちょうど良いと感じています。作品は1点1点は新鮮な感覚を内包すべきですが、その造形的方向や潮流は枝葉に分かれず、より深く、より広くなっていくべきだろうと考えています。今月は個展があっても、陶彫制作は日々続いていくし、鑑賞も充実させようと思っています。美術館や博物館、映画も見たい作品がいっぱいあって、創作活動とバランスを考えながら楽しんでいくつもりです。2年前に教職を退職してから夏季休暇という捉えがなくなりました。毎日が夏季休暇であり、また創作活動を仕事と捉えれば休暇はありません。組織を離れるということはこういうことなんだと昨年は感慨深いものを感じていました。現在は当たり前のように毎日工房に通う生活で、平日も週末もなく制作三昧です。ただし、最近の夏は酷暑になることが多く、空調設備のない工房に長く留まることは厳しいのです。今月も体調を考えながら創作活動に勤しみたいと思っています。