Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 映画鑑賞から墓参りまでの1週間
週末になりました。今週も午前中は毎日陶彫制作に精を出していました。後輩の彫刻家や美大生が工房に来たときは、午後まで彼らと一緒に制作をしていましたが、相変わらず酷暑が続いていたので、なかなか厳しい中での作業になりました。一体いつになったら凌ぎ易い季節になるのでしょうか。また、そろそろ陶彫作品を焼成していかないと、乾燥棚として使っているスペースが無くなってきています。室内の温度が体温と変わらぬ高さがあると、何だか窯入れする気分にならないのです。さて、今週は日曜日の夕方に映画「君たちはどう生きるか」を家内と観てきました。突然の思いつきで出かけた映画でしたが、ジブリは画面が美しくて楽しめる内容もあって、充実した時間を過ごすことが出来ました。事前情報があろうがなかろうが、私は快い気分を得るために映画館や美術館に出かけるので、宮崎駿監督は十分その気持ちに応える作品を提供してくれていると思っています。映画鑑賞は天気に左右されませんが、墓参りは天候次第で変わります。今週はお盆休みの時期に入っていましたが、台風7号の影響で時折豪雨があって、墓参りが出来ずにいました。個展のお礼状も宛名印刷が出来ていましたが、雨が止むタイミングを見ていました。結局水曜日に郵便局に出かけて料金別納郵便として投函してきました。木曜日に家内と近隣にある菩提寺に墓参りに行ってきました。以前にもNOTE(ブログ)に書きましたが、墓参りは故人のために行う行事で、その時に故人のことを忘れずに心に留めおくものです。ですが、本当のところは生きている私たちのためにやっているのではないかと思っています。私は墓を掃除し花を手向けることで、心がすっきりするのです。これは若かった頃には無かった感覚です。お盆が過ぎれば秋の到来があるはずですが、この残暑は秋を拒絶しているように思えます。暑さ疲れが出てきそうで、ちょっぴり心配しています。