2026.04.30
4月の最終日になりましたが、今日は東京の新橋にあるパナソニック汐留美術館に出かけていき、「ジョルジュ・ルオー アトリエの記憶」展を見てきました。先日新聞に掲載された舟越保武による塑造「ゴルゴダ」が、宗教に導かれた造形の凄さを表していたので、宗教と創作活動を多少なりとも理解しようと思って、稀代の宗教画家であるジョルジュ・ルオーの展覧会に足を運んだのでした。詳しい感想は後日に回します。さて、今月は30日間あって、28日間工房に通いました。工房を休んだ2日間は美術館や映画館に行った日でした。新作の制作状況は、陶彫による集合彫刻が既に完成し、今月は専ら壁に掛ける平面性の強い作品4点に取り組んでいました。その作品にはそれぞれに炭化した杉板を貼り、下地は油絵の具で塗装(描写)するつもりですが、文様を刳り貫いた杉板の炙り作業が終わり、愈々全体構成を考え始めています。今後は絵画的な制作が待っています。今月は制作も頑張ったのではないかと自負しています。鑑賞も制作に劣らず、かなり充実していたのではないかと振り返っています。まず美術展では元同僚が出品している「モダンアート展」を皮切りに「スウェーデン絵画展」(2つとも東京都美術館)、「チュルリョーニス展」(国立西洋美術展)、今日見て来た「ジョルジュ・ルオー アトリエの記憶」展(パナソニック汐留美術館)の4つの展覧会に出かけました。とりわけヨーロッパの画家による企画展は、西洋絵画の奥深さを感じさせる内容で、自分がこれから絵画的な創作活動を展開していくこともあり、大変刺激になる機会を持ちました。映画鑑賞では「ゴールデンカムイ網走監獄襲撃編」(TOHOシネマズ鴨居)は娯楽映画、「ホールディング・リアット」(横浜シネマリン)はイスラエル・パレスチナ問題を扱った社会派ドキュメンタリーで、映像表現の幅の広さを実感しました。制作と鑑賞は車で言う両輪と私は考えているので、今月はバランスよく嚙み合った1カ月だったと思っています。