Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 窯入れ&展覧会巡り
昨日の続きで朝から工房に行って窯入れしてきました。これで万事休す。あとは火の神様任せです。そこで今日は時間が出来たので、展覧会巡りをすることにしました。まずAPEC厳戒態勢真っ只中のみなとみらい地区へ。横浜美術館の「ドガ展」に開館と同時に入りましたが、思ったほどの混雑はなく、ドガの絵画やデッサン等を十分堪能できました。詳しい感想は次回へまわします。次は東京新橋にある汐留ミュージアム。パナソニック電工が経営する美術館で、企画が気になってよく訪れる美術館のひとつです。今回の「バウハウスキッチン」展は、バウハウスの台所用品に焦点をあてたもので、現代に通じる工業デザインの原点があって楽しく見ることができました。これも詳しい感想は次回へ。最後に北千住丸井のギャラリーで開催されている「太陽美術展」に行きました。職場に今年度より新任としてやってきた職員が、自分と同じ二束の草鞋を履いていて、彼が出品している油絵を見てきたのです。夏に欧州を旅した彼は、チェコの街並みを題材に80号大の具象絵画を描いていました。丹念に描きこまれた絵を見ていると、何事にも真面目に取り組む彼の姿勢が表れていました。まだ20代の画家なら、綺麗に仕上げるより、もっともっと具象を追究した方がよいと感じました。今後が楽しみな若手作家のひとりです。