Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

週末 木彫らしく…
今日は朝8時から夕方4時までの8時間、工房で木彫をやっていました。外では親戚の叔父が若い庭師を2人連れてきて、工房周辺の植木の剪定をやっていました。工房は植木畑にあるので、時折父方の親戚が隣接する家に出てしまった枝を払いに来てくれるのです。先月の大雪で植木が倒れ、自宅と工房の路を塞いでいたので、それも除いてもらいました。外では庭師が電動工具で大きな木の枝を払っていて、工房内では自分が電動工具で木材を加工していました。庭師は午前10時と午後3時に休憩時間を取っていましたが、自分は休憩なしで作業を進めていました。職人と違って、自分は創作欲を感じると休憩なしで邁進してしまうのです。「発掘~地殻~」の木彫部分は荒彫りの中の次の段階に入り、微妙な角度を付けた彫りに差し掛かってきました。やっと木彫らしくなってきたように思います。まだ彫ったところは面取りですが、仕上がる様子が分かるところまで辿りつきました。全体では6点屏風になるので仕事量はまだまだですが、彫り込みに気持ちが食らいつくようになりました。つまり作業にハマッてきたのです。こうなると疲れを感じなくなる麻薬状態になります。これが面白くて彫刻をやっているようなものです。ただ、疲労は後からやってくるので時間を決めて作業を切り上げなければなりません。今日は4時に切り上げました。また次回。来週末は3月になります。