Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 制作&友人の個展へ…
週末になって何か用事がある日でも制作工程に従って制作をしなければならず、休日でも朝ゆっくり寝ていられません。新作の陶彫作品を来年5月までに完成させ、図録用の撮影をして、そこから2ヶ月は新作を広報し、7月には個展が企画されているためです。東京銀座のギャラリーせいほうは企画のみを扱う画廊です。そこで毎年個展をさせていただいて、次回は11回目になります。この流れを断ち切ってはならないと自分で決めていて、焦らず休まず長距離ランナーのように制作を続けているのです。いったいいつまで続けるのか自分でもわかりません。イメージが枯渇するまでなのか、健康を害して制作続行が不可能になるまでなのか、行く末は神のみぞ知る世界です。ともかく今日も朝7時に工房に出かけて、昨日タタラにしておいた陶土で成形を行いました。濃密な集中した時間は、あっという間にやってきて3時間が瞬く間に過ぎました。自宅に戻ると結構疲労していましたが、午後は家内と友人の個展に行く約束になっていて、昼前には自宅を出ました。陶芸家佐藤和美さんは家内の幼馴染で、茨城県笠間を拠点に活動しています。最近私たちは5月にある笠間の陶炎祭に行っていないので、和美さんとは2年ぶりに会いました。個展会場は東京目黒の都立大学にある洒落たギャラリーでした。和美さんは土の風味を生かしたざっくりした器を作っていますが、自然な雰囲気をそのままにしながら緻密に計算しているところもあって、相変わらず素敵な作品だなぁと思いました。因みに和美さんの作品は人気があって売れ筋です。もうひとつ、東京神田で版画家加藤正さんが個展をやっているので、伺おうとしたところ日曜休廊だったので、次の土曜日に行こうと決めました。