Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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微妙な気分で迎える3月
再任用管理職として年度末を迎えています。若い頃の計画では、定年退職したら晴れて彫刻家を名乗り、創作活動に邁進すると考えていました。当時は作業場もままならず、個展さえ憧れの対象であった頃の話です。その頃培った造形イメージはまだ生きていて、その都度展開しながら現在まで継続している現状です。願えば叶うという信念は間違っていないと今も思っていますが、自分の創作欲がこれほど強いというのが嬉しい誤算でした。そうであるならイメージが枯れるのが早いか、命が枯れるのが早いか、自分の中で競うのもよいと思っています。腰はとっくに据わっています。今月は「発掘~宙景~」の陶彫制作に没頭していきたいと考えています。RECORDも継続です。今月の鑑賞はちょっと特別で、「イサム・ノグチ庭園美術館」から予約の返答が来ました。18日の15時に同館に入場します。今月は首都圏美術館でも大きな企画展があって楽しみです。映画にも足を運びたいと思っています。気分が微妙なのは、もうひとつの仕事である再任用管理職がどうなるのか、職場での異動が囁かれる時期になります。来年度人事にも関わる重要な1ヶ月になるため、私を含めて職場の動向を決めていくシンドさが漂います。職場では大きな式典も控えています。気忙しい1ヶ月ですが、健康に留意して過ごしたいと思っています。