Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 4月を振り返って…
世の中はゴールデンウィーク真っ最中ですが、週末の工房での制作と、今日が今月の最終日なので1ヶ月を振り返ってみたいと思います。工房には朝から中国籍のスタッフと私の職場の職員が来ていました。職員は初めて100号のキャンバスを張り、下塗りをしていました。工房で絵を描き始めて1年以上になるので、ここで大作に挑戦しようというのです。頑張って欲しいものです。午前中、私は「発掘~座景~」台座の2回目の油絵の具による塗装を行いました。全体の効果を考えながら数種の色彩を滴らしました。午後になって「発掘~座景~」台座を支える柱の先端部分を細く丸く彫る作業をしました。下方の17㎝から彫ったのですが、全部で16本あるうち6本が彫りあがりました。次回は全て彫りあがりそうです。今日も密度の濃い作業で、些か疲れました。どうも週末の最後は疲れて体調が悪くなります。工房を出て、スタッフを駅まで送り、自宅に帰ってくると身体が動きませんでした。ソファに倒れこんだまま眠ってしまいました。今月はこんな日が多かったように記憶しています。職場では新年度当初の慌しさがあって、ゆっくりすることはありませんでした。加えて今月はウィークディに夜間制作をよくやっていました。1週間のうち半分以上は夜の工房に通っていたことになります。それでも制作工程は厳しいものがあり、焦る気持ちが疲労を打ち負かしていたのかもしれません。この制作の影響を受けたのはRECORDでした。今月は下書きだけ山積していて、1点も仕上がっていません。読書も停滞していて、先日やっと一冊読み終わったばかりです。鑑賞は充実していました。美術の展覧会では「ミュシャ展」「これぞ暁斎」展を見てきました。東西それぞれの画家の筆力に感銘を受けました。映画は「ラ・ラ・ランド」と「人生タクシー」を観ました。まったく異なる手法の映画でしたが、良質な映画を観た印象が残りました。今月はバランスを欠いていたものの、自分なりに頑張ったのではないかと思っています。来月は3日から始まる5連休で新作をどこまで進めることができるのか、闘志を燃やしていきます。