Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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四連休最終日 新作の土台考案
今日で四連休が終わります。この時期に4日間連続の休暇があったことは、創作活動を進める上で有効だったと思っています。四連休は4日間ともずっと制作をやっていました。2日目に東京の東村山市立中央公民館に出かけましたが、その日も早朝から制作をやっていてノルマを果たしました。今日は朝9時から夕方4時までの7時間を工房で過ごしました。今日の午前中は新作の彫り込み加飾をやっていました。午後から新作の土台となる厚板材を切断して、全体の広がりと大きさを確かめました。厚板材は全て切断できたわけではありませんが、大まかな雰囲気を把握することが出来ました。新作は円形が土台になります。そこに陶彫による直方体を複数配置する予定です。私には数年前に作った「発掘~環景~」という円形の作品がありますが、大きな円形を使うのは今回で2回目になります。厚板材の円形に直方体を入れる穴を複数空けます。これは「発掘~環景~」よりさらに前に作った「構築~起源~」の発想で、土台の床下からカタチが立ち上がってくるように仕掛けます。この新作は陶彫部品を古代出土品のように作るので「発掘シリーズ」として分類しますが、もうひとつ円形を使う作品を考えていて、円盤を中空で支える構造にしようと思っています。これは「構築~内包~」や「構築~解放~」の発展形です。これは分類すれば「構築シリーズ」です。同じ円形を使っても来年発表する作品は「発掘シリーズ」と「構築シリーズ」をそれぞれ1点ずつ作ろうとしているのです。今年から来年にかけて制作方法は陶彫と木彫が半分ずつになるのかなぁと思っています。現在、陶彫制作を先行しているのは、陶彫には乾燥させる時間が必要だったり、最後に焼成があったりするためで、自分の頑張りだけではどうにもならないものがあるのです。そこへいくと木彫は自分次第で何とかなると思っています。「構築シリーズ」となる木彫作品はまだ始まってもいません。頭の中にイメージがあるだけですが、木材だけは準備しておこうと思っています。