Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 10月の振り返り&衆議院選挙へ
週末ですが、10月の最終日のために1ヶ月の振り返りを行ないます。今月は季節的に制作がしやすくなって、1ヶ月のうち23日間を制作に充てました。そのうち窯入れを6回行い、大規模の新作は4つの島が全て焼成まで完了しています。あとは全体を見ながら調整をしていくわけですが、陶彫部品がやや足りない気もしています。それぞれの島を全体の中で配置して構成を考えていこうと思います。中規模の新作は2点の焼成が終わり、残りの陶彫部品を準備するところまで辿り着きました。大規模作品、中規模作品とも順調な制作工程を歩んでいます。一日1点ずつポストカード大の平面作品を作っているRECORDは、下書きの山積み解消が進みました。あと数日分を挽回すれば追いつくところまできました。今月は工房で窯入れをしている間に、自宅でRECORDを只管作っていたのが功を奏した感じがしています。RECORDは陶彫同様一つひとつが創作作品なので、なかなか発想や内容が大変だなぁと改めて思った次第で、陶彫制作に劣らぬ辛さを噛み締めました。鑑賞では、今月は美術館ではなく2つの博物館を訪れました。「縄文2021」展(江戸東京博物館)、「大英博物館ミイラ展」(国立科学博物館)で、いずれも興味関心が尽きない内容でしたが、美術とは一味異なる視点があって、学術的な研究にも触れることが出来ました。学術的と言えば、脳科学とアートに関する書籍が読み終わり、これも視野を広げることになりました。アートを切り口にして、面白い世界が縦横に広がっていることを知り、まだまだ私には勉強が不十分なことを実感しました。日常生活では母亡き後の実家の有効利用に、私が結論を出したことがあり、来月は実家の解体工事が始まります。集合住宅を建てるにあたって銀行融資の契約もしてきました。これでひとつの時代が幕を引くことになりました。今日は私も美大受験生も工房で一所懸命制作をしていて、朝から夕方まで充実した時間を過ごしました。受験生を車で送った後に、家内と衆議院選挙の投票に行ってきました。民主主義とは何か、私たちが求める要望を政策として必ず執行してくれそうな人は誰か、何日も前から新聞等に目を通してあれこれ考えていました。私は教育行政で仕事をしていたので、管理職になってから政治に関心が高くなり、日本の置かれた国際的な立場にも留意するようになりました。日本がより良くなるように一票を投じてきました。