Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 23’個展の搬入
今日は日曜日ですが、ギャラリーせいほうでの個展のオープニングが明日あるため、今日は出展作品を搬入する日でした。垂木で補強した木箱20個、「発掘~坪庭~」の土台2体と額装したRECORD5枚はいずれもエアキャップをつけたビニールシートで覆っていました。その他展示用の工具を入れた工具箱2つや掲示用のポスターなどを運搬用トラックに積みました。午前10時にスタッフ3名と家内に私、運送業者2名の合計7名が工房に集合し、積み込み作業を始めました。運搬用トラックと私の乗用車に全員が乗り、横浜の工房を出発し、首都高速を汐留の出口まで走りました。ギャラリーせいほうに到着したのは午前11時半でした。個展会場で梱包を解き、木箱やビニールシートは業者に預かってもらうことにしていました。業者はそのまま引き上げ、残ったスタッフたちと展示を始めました。今回は151点の陶彫立方体をスタッフの感覚を交えながら、ギャラリーのスペースに合わせて展示していきました。ギャラリーせいほうは私が思っていた以上に広く、陶彫立方体はすっきり収まってしまいました。例年小品を展示する台には151点のうちの5点を選んで展示しました。また新しい試みとして平面作品を展示することになって、白い壁に5点のパネルを掛けました。今までの私の作品は錆鉄色した立体作品ばかりだったのが、色彩の入ったRECORDが加わることで、華やかな展示空間になりました。この立体作品と平面作品の同時展示は来年も継続していきます。昼食はギャラリーから歩いて数分のところにある銀座ライオン本店に出かけました。毎年のことですが、スタッフたちとここで食事をとると、愈々個展が始まるなぁという気分がしてきます。展示を終えて思ったことは、今年も無事に個展が出来る幸運です。健康を害すれば、毎年続いている個展は出来なくなります。18回目を数える個展で、18年間健康で制作に没頭できたことや、それを支えてくださった周囲の人たちに感謝したいと思いました。明日がついに個展オープニングです。