Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

週末 映画&芸祭の1週間
いつもなら土曜日にその週の出来事を記すのですが、昨日は工房に出入りしている若いスタッフたちと美大の芸祭に出かけてしまったので、10月29日から昨日までの1週間について、今日のNOTE(ブログ)に書いていきます。この週は月が変わり11月になりましたが、夏日が続いていて、工房での作業はまだ半袖のシャツで行っていました。湿気がないので秋らしい季節にはなりましたが、なかなか衣替えが出来ません。この週も陶彫制作は毎日やっていました。芸祭に出かけた土曜日以外は朝から夕方まで、まるで勤務時間があるかのように陶土と対峙していました。無言の陶土からカタチを引き出す作業は面白い半面、厳しい面もあります。これこそ創作活動だなぁと思いつつ、毎日やっても慣れることがないのは、常に新鮮な状況がそこにあるからだと思っています。3日金曜日の夜に横浜の中心地にあるミニシアターに映画「マルセル・マルソー 沈黙のアート」を家内と観に出かけました。ミニシアターで上映される映画はエンターテイメント系ではなく、思想や歴史を考えさせるものが多く、マルソーのパントマイムを通じて、その背景にあったものを探る構成になっていました。楽しいドラマを期待している人には向かないこともあり、それがミニシアターの魅力のひとつだと言ってもよいと思います。土曜日に行った多摩美大の芸祭は、若いスタッフたちが一緒だったこともあって、私は十分楽しめました。コロナ禍の規制がなくなったことで、芸祭の入場者が多く、フリーマーケットは混雑をしていました。一緒に行ったスタッフはアクセサリー等をいっぱい買い込んでいました。彼女たちも十分楽しんでいたようでした。