Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

うるう年の2月を振り返る
今年はうるう年にあたり、今月は29日まであります。今月を振り返ると、寒暖の差が激しく身体に応えました。春爛漫と思える気温があったかと思えば、降雪もあって、温度調節のできない工房での作業は辛いものがありました。それでも一日の基本となる午前9時から午後3時までの作業を毎日やっていて、それがルーティンとなっていました。29日間あったうち25日間工房に通っていました。工房を休んだ4日間は、叔父の葬儀で1日、退職校長会主催による「如月展」の搬入と搬出で2日、それと東京と横浜の3つの展覧会を回った1日があって、この4日間だけは制作を休まざるをえなかったのでした。その他にも用事はありましたが、工房での作業を短縮して対応していました。制作は相変わらず陶彫立方体をやっていて、窯入れは3回行いました。制作状況としては寒さ疲れがあって、身体としては思ったように動かず、やや焦りもありました。工房での作業が滞っている時は、自宅でRECORDの制作に精を出していました。それでもRECORDの状況は芳しくありません。もう少し気楽に作れたらいいのにと思っていますが、私の性格上それができずに小さな画面でも精一杯頑張ってしまうのです。今月の鑑賞は美術館では「日本の巨大ロボット群像」展(横須賀美術館)、「本阿弥光悦の大宇宙」展と「中尊寺金色堂」展(東京国立博物館)、「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」(そごう美術館)、その他に元同僚の刺し子展や教え子の染織のグループ展にも足を運びました。映画館には「ゴールデンカムイ」(鴨居ララポートTOHOシネマズ)に行ってきました。漫画の実写版ですが、アイヌ文化を知る契機になりました。読書ではカラヴァッジョの伝記をとつおいつ読んでいます。もう少し暖かくなれば陶彫制作に拍車をかけたいと思っています。来月も元気にやっていきたいと願っています。