Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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閏日に今月を総括する
4年に1度の閏日。この特別な日に今月を振り返ってみたいと思います。陶彫制作では窯入れを頻繁に行いました。電気代がかなり高くなるので、どのくらい窯入れをしたのか見当がつきます。その窯入れのために乾燥した成形部品にヤスリがけや化粧掛けをしています。土練りや成形もさることながら仕上げにかかった労力が、今月の作業では大半を占めました。制作工程は遅れ気味ですが、制作サイクルはよく回っていて、週末になれば無駄やムラもなく作業していたように感じています。自分を忘れるくらいの集中力はなかったものの、集中が途切れることなく継続していたと自負しています。週末の度に若いスタッフが工房に来ていたので会話も弾みました。平日の仕事で疲れていた自分の心を救ってくれたのは若いスタッフの存在です。その彼女たちを誘い、今月は横浜中華街の春節に行きました。鑑賞では展覧会2本、映画1本という結果でしたが、内容は充実していました。展覧会は横浜そごう美術館で開催していた「日本画の革新者たち展」、東京六本木の森美術館で開催中の「村上隆の五百羅漢図展」、映画は橫浜のミニシアターで上演中の「サウルの息子」、3つとも高水準で印象に残るものだったと思っています。RECORDは相変わらず圧迫を感じる制作が続いていますが、これも慣れているおかげか何とかなっています。読書は停滞しています。フロイトに関する書籍は面白いのですが、無我夢中になってしまわないように自分でセーブしているのです。今月は家内の従兄弟の結婚式もありました。結婚式参列は久しぶりで新鮮でした。花粉症が多少鬱陶しいのですが、今月も健康に過ごせて良かったと思っています。