Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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充実した8月を振り返る
8月の最終日を迎え、今月の制作状況や鑑賞したこと等を振り返りました。陶彫制作は残念ながら目標に達成せず、6点中2点しか出来ませんでしたが、テーブル彫刻の柱の木彫は8本彫り上がりました。というのは久しぶりに土錬機の分解掃除を行い、陶彫を暫し休んだせいで、制作が遅れたのでした。来月は遅れた陶彫制作を取り返したいと思っています。RECORDは順調な仕上がりをしています。現時点では一日1点制作という初心に帰って制作を進めていますが、一日1点が下書きだけにならないように今後も気を緩めずにやっていこうと思っています。鑑賞は充実していました。まず日本での美術展ですが、「ジャコメッティ展」(国立新美術館)「川端龍子展」(山種美術館)の2つ、台湾の國立故宮博物院では紙面に暇がないほど数多の美術品や工芸品に接してきました。古代遺産として第一級の作品ばかりで、一つひとつ驚嘆しながら鑑賞しました。これ以上の鑑賞は望めないのではないかと思うほどでした。國立故宮博物院で受けた印象はいずれ自分の中に取り入れていきたいと願っています。映画鑑賞では横浜のミニシアターへ「ブレンダンとケルズの秘密」と「ヒトラーへの285枚の葉書」を観に行きました。今月遅滞したのは読書でした。毎年夏になると読書に精を出す癖が私にはありますが、このところそれが薄れつつあります。夏季休暇を取得しても海外に出かけたり、制作に没頭して、読書に気が向かないのです。書籍から離れることは私にとって忌々しき事態です。来月の課題は読書です。ともあれ今月は充実した1ヵ月を送れたのではないかと思っています。