Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 6月を振り返って…
6月最後の週末になりました。今日は朝から工房に篭って、個展搬入準備として作品の梱包作業に追われました。梱包用木箱を作る板材が不足し、午後は板材を追加購入してきました。梱包はあと僅かで終了です。今日は6月最後の日なので、今月を振り返ってみたいと思います。今月は新作が終わり、3日(日)に図録用の写真撮影が行われました。その中で「発掘~根景~」のテーブル組み立てを心配しましたが、何とか無事に出来上がってホっと胸を撫で下ろしました。多くのスタッフに関わっていただきました。その後の週末は、作品の梱包作業に明け暮れています。来年の新作のイメージは既にありますが、今月はその一歩が踏み出せず、これは来月に持ち越しになります。梱包作業と併行して新作の制作に入りたかったのですが、「発掘~根景~」の陶彫部品が多すぎて、梱包ばかりで新作の時間が取れませんでした。今月の鑑賞はバランスよく充実したものになりました。まず美術展ですが、「柚木沙弥郎の染色」展(日本民芸館)、「ヌード展」(横浜美術館)に行きました。映画鑑賞では、「ウィンストン・チャーチル」、「フジコ・ヘミングの時間」(いずれもシネマジャック&ベティ)の2本、音楽鑑賞では「加藤登紀子コンサート」(横須賀芸術劇場)に行きました。音楽鑑賞は久しぶりでしたが、往年の歌姫のコンサートでは気分が高揚しました。今も毎晩自宅の食卓でRECORDを描きながら、コンサートの時に購入した加藤登紀子のCDを聴いています。そのRECORDはやや停滞気味です。下書き先行の悪癖が出ています。下書きの積まれた山が高くならないうちに何とかしようと思います。読書は彫刻家イサム・ノグチの庭に関する書籍を読み始めました。NOTE(ブログ)には度々イサム・ノグチが登場しますが、ここでもう一度ノグチの特異な空間解釈を把握しておきたいと考えています。今月は工房に出入りしていた若いスタッフの結婚式もありました。生活が変わっても創作活動が継続できることを祈っています。職場では若手チームの研修会のために、私がシチューを作りました。若い人材は私にとって宝です。私に応援できることは何でもやっていこうと思っています。昨日、梅雨明け宣言がありました。観測史上初めての早期梅雨明けだそうです。いよいよ暑い夏がやってきました。昨日工房で作業していたスタッフが扇風機を出してきました。再び灼熱の工房が還ってきます。