Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

2020年の1月を振り返って…
1月はあっという間に過ぎた感じがします。昨年暮れから続いていた休庁期間(閉庁日)があったため、陶彫制作はかなり頑張れたように思っています。新作は屏風と床を繋ぐ陶彫部品を残すのみとなり、今月の週末は朝から夕方まで制作三昧でした。床置きの陶彫部品が焼成まで完了し、屏風に接合する陶彫部品も乾燥を待って窯入れするだけになっていて、このところ調子がいいのかなぁと思っている次第です。このままいけば良かったと思えたところを、屏風の厚板の刳り貫き作業に手強さを感じています。そう易々と完成できないのが創作活動で、今回も苦労苦心が精神性という魂を呼び込むかもしれません。毎回のことなので気構えは出来ていますが、先行きの心配は尽きません。今月の鑑賞は美術館に行けず、敢えて挙げれば美大の卒業制作展に行ったくらいでした。映画鑑賞は「ゴッホとヘレーネの森」、「台湾、街かどの人形劇」(2本ともシネマジャック&ベティ)に行きました。両方ともドキュメンタリーで見応えのある映画でした。RECORDは下書きがやや溜まってきています。このNOTE(ブログ)にしろRECORDにしろ、また夜の工房通いも考えていましたが、仕事から帰ってくると、夜の時間帯は睡魔に勝てず日々の制作が滞ります。加齢のせいか気力が湧かない日もあって、これはどうしたものだろうと思う時もあります。創作は精神の産物なので心の持ちようで変わるはずです。読書は芸術民俗学の書籍を読み終えて、次はどれにしようか思案しています。自宅に関してはリニューアルが始まる予定で、ここで気分転換が図れるかもしれないと期待しています。来月も頑張りたいと思います。