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実り多かった11月を振り返る
芸術の秋とはよく言ったもので、気温が肌寒くなり、創作活動に拍車がかかるこの時期は、制作や鑑賞共に実り多かった1ヶ月と言えます。今日は11月の最終日なので、改めて1ヶ月を振り返ることにしました。11月は30日ありますが、そのうち27日間を工房に通っていました。工房を休んだ日は、家内の叔母の法事(召天者記念礼拝)、渋谷の山種美術館に出かけた日、千葉のDIC川村記念美術館に出かけた日の3日間でした。残りの27日間は、夏の蒸し暑い時期とは違い、作業時間も朝から夕方まで出来るようになって、陶彫制作に明け暮れていました。今月は2回の窯入れを行ないました。現在作っている陶彫による立方体はひと窯で8点の焼成が可能なので、今月だけで16点が完成しています。鑑賞では展覧会として「竹内栖鳳展」(山種美術館)、「マン・レイのオブジェ展」(DIC川村記念美術館)に出かけました。映画鑑賞として「すずめの戸締り」(鴨居TOHOシネマズ)、「宮松と山下」(相鉄ムービル)に出かけました。美術展にしても映画にしても充実した内容だったと振り返っています。その他では、前述した叔母の法事の他に、私が初めて建てた集合住宅「Raum」の完成と鍵の受け渡し、5回目のワクチン接種、川崎市の菓子店に旧友のパテシエに会いがてらシュトレンを大量に購入してきたこともありました。私は小さな手帳に日記をつけていて、それは教職公務員にあった頃から15年以上も続いています。公務員を退職してからは、内容が殆ど制作日記となっていて、その日に何をしたかを記録しているのです。工房にいた時間帯も記録し、しかも近隣のスポーツ施設に水泳に通っている時間もその中に含めて記入しています。手帳の記録の中で、唯一平面RECORDの制作状態が芳しくなく、これは今後の大きな課題です。読書は記録していませんが、NOTE(ブログ)に単元ごとにまとめているので、それを見れば確認できます。今月は「一期は夢よ 鴨居玲」(瀧悌三著 日動出版)を読破して、現在は「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)を読んでいます。これも楽しみのひとつで、夕食前の夕方か、NOTE(ブログ)を書き終えた深夜に食卓で読んでいるのです。こんな感じで実り多かった11月を振り返りました。