Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

週末 個展終了で次のステップへ
昨日で今夏の個展が終了しました。ホッと胸を撫で下ろしたところですが、今までの私の習慣で、ここで休みは取りません。すぐに次のステップへ頭を切り替えていきます。ここで休憩してしまうと、次に走り出すのが億劫になるのです。造形思考はずっと継続していくもので、その合間に具現化して作品としてギャラリーに展示するという考え方を私はしています。私自身の最終ゴールはまだ見えません。生涯やり続けていてもゴールに辿り着けないかもしれず、その思考過程が面白いので、未来永劫自作は展開し続けるとも言えます。休憩は展開が進んで、作品が佳境を迎える頃に取るようにしています。今日は個展開催前に土練りをしておいた陶土がどの程度乾燥が進んだのかを確認しながら、座布団大のタタラを数枚作りました。そろそろ栃木県益子から送っていただいている陶土がなくなってきました。そのうちにまた注文をしようと思っています。今日は昨日搬出で活躍してくれた後輩の彫刻家が自らの制作をするために工房に現れました。通常の日曜日の光景に戻りましたが、私は教職に就いていた頃の同僚が、絵画のグループ展を横浜の中心地で開催しているので、見に行ってきました。工房に出入りしている若い子たちにも声をかけて一緒に行きました。彼は絵画というよりドリッピングを生かした抽象表現をやっていて、最近はますます複雑な構成になっています。夕方工房に帰ってきたら、後輩の彫刻家は床に散らかった木屑の掃除をしていました。私も早めに作業を切り上げました。横浜はどうやら梅雨が明けたようで、工房内は蒸し暑く、長い時間の作業は無理かなぁと思っています。私は明日も陶彫制作を継続しますが、多少作業時間を短縮しようと考えています。