Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

1月の最終日に思うこと
今日で2024年最初の1ヶ月である1月が終わります。今月を振り返る前に、つい先日、声楽家であった叔父が亡くなり、今日がお通夜でした。享年88歳。親戚の中では唯一芸術表現をやっていた人で、つまり私の最大の理解者でした。たとえ叔父が老齢であっても私には残念でなりません。とうとう叔父が逝ってしまったのかと、私は寂しい気持ちでいっぱいでした。明日が告別式なので、叔父に関することは明日のNOTE(ブログ)に書こうと思います。今月を振り返ると、31日間あったうち工房に出かけたのは30日間ありました。元旦は窯入れの温度確認に行っているので作業はしていませんでしたが、初詣に出かける前に工房に立ち寄ったのでした。工房に行かなかった1日は教え子と映画に行った日で、この日は制作を完全にオフにしていました。展覧会散策の日は工房で作業をしていましたが、美大の卒業制作展に行った日は元旦と同じく窯入れの温度確認に工房に立ち寄っています。ここまで陶彫制作に埋没していると、手がガサガサになり、ハンドクリームがすぐなくなってしまいます。今月も陶彫立方体作りを飽きもせず繰り返し行っているのですが、制作と言うより修行ではないかと思う時があります。でも不思議と退屈はしません。彫り込み加飾で頭を使っているせいでしょうか。今月の展覧会は「みちのく いとしい仏たち」展(東京駅ステーションギャラリー)、卒業制作展(多摩美術大学)の2つでした。映画館には「ビヨンド・ユートピア 脱北」(kino cinemaみなとみらい)、「メンゲレと私」(シネマ ジャック&ベティ)の2本に行きました。鑑賞としてはまぁまぁかなと思っています。RECORD制作は毎晩頑張っていましたが、なかなか追いつけない状況が続いています。これは粘り強く取り組んでいきます。読書はバロック時代の巨匠カラヴァッジョに関する書籍を味わいながら読んでいます。結構面白くなっていて、楽しみになってきています。