Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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残暑厳しかった9月を振り返る
今日で9月が終わります。時間が経つのは早いもので、1ヶ月があっという間に過ぎていきます。今月は先月に続いて残暑に見舞われて、蒸し暑い日が多かったように思います。工房は空調がないので作業が辛く、そういった中でも今月30日のうち29日は工房に行っていました。日々の記録をつけた手帳を見ると、私はまったく休んでいないなぁと思います。休んだ日は東京の美術館に展覧会を見に行った日で、上野にある2つの美術館・博物館を巡っていました。教職にいた頃はウィークディは学校へ行き、週末は工房に行ったので、丸一日休むという発想が私にはなかったのでしたが、今も休まない生活を続けているのです。おかげで陶彫制作は進んでいます。二足の草鞋生活の頃のように制作で焦ることはなくなりましたが、その分制作目標を高く設定しているために、結構シンドい毎日を送っているのです。空いた時間に2回歯科治療に行って、気になっていた歯の治療は完了しました。運動習慣として週3回通っている水泳は、真面目にやっていました。スポーツ施設にも工房並みに通っているため、一応身体の筋力は衰えていないかなぁと思っています。家内の叔母が亡くなり、墓参りにも行って来ました。家内としては気持ちが落ち着いたようです。美術鑑賞では3つの展覧会に足を運びました。「ボストン美術館展 芸術×力」(東京都美術館)、「故宮の世界」展(東京国立博物館)、「二科展」(国立新美術館)です。映画鑑賞では「時代革命」(シネマジャック&ベティ)、「ONE PIECE FILM RED」(TOHOシネマズ鴨居ららぽーと)の2本でした。1ヶ月の鑑賞としては充実していたように思います。平面RECORDの制作は遅れていますが、現在作っている立体版RECORDと連動しているので、なかなか帳尻が合いませんが、最終的には何とかしようと思っています。今月の重要な出来事をひとつ忘れていました。数年ぶりに窯のメンテナンスをしたのでした。陶彫にとって窯での焼成は最終工程としては最重要なもので、これがあるからこそ土練りや成形、彫り込み加飾に神経を使うのです。全ては焼成を成功させるためにやっている制作工程なのです。読書では印象派の創始者マネに関する書籍を読み続けています。これは継続です。