Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

週末 12月を振り返る
週末になりました。いつもなら週末に今週の制作状況を書いていますが、今日は晦日であり、今週とともに12月をも振り返ってみたいと思います。例年、大晦日は年間のNOTE(ブログ)の振り返りを掲載しているので、一日早く今月のことを書いていきます。今週は相変わらず毎日陶彫制作に励んでいましたが、水曜日の夕方に家内とエンターテイメント系映画館に「PERFECT DAY」を観に行って、ベテラン俳優の演技力に感銘を受けました。友人の竹中直人君も機会が与えられれば、こんな役が出来るのではないかと家内と話し合いました。私の彫刻もそうですが、世に出るチャンスがどこかでやってきてほしいし、それは神のみぞ知るので期待せずに待っているのです。今月の制作状況ですが、31日間のうち30日間を工房に通いました。そこには明日も含まれていますが、明日は窯入れをするために必ず工房に行くと決めています。工房に行かなかった日は鎌倉の美術館に出かけていました。教職に就いていた頃は、現在の休庁期間で時間を惜しみつつ創作活動に邁進していましたが、今となっては日々創作活動に取り組んでいるため、休庁期間の有難味はなくなっています。今月の美術鑑賞は「イメージと記号」展(神奈川県立近代美術館鎌倉別館)、映画鑑賞は「鬼太郎誕生」と「PERFECT DAY」(両方とも鴨居ララポートTOHOシネマズ)に行ってきました。映画鑑賞が充実していた1ヵ月でした。RECORDは毎晩食卓でやっていますが、今も遅れ気味です。先日、後輩の彫刻家が工房で作品撮影をするためカメラマンを呼んでいたので、RECORDの追加分もついでに撮影していただきました。読書ではバロック時代の画家カラヴァッジョの生涯を描いた書籍を読んでいます。私は後期マニエリスムからバロック、ロココ時代の知識が抜け落ちていて、カラヴァッジョを取り巻く状況がよく分かっていません。初めて知る画家の名前が多く出てきて、イメージが掴み難いのですが、宗教画史も含めてこの際学習していこうと思います。