今日から9月。また勤めが始まりました。今月から週末が制作の大切な時間になります。制作の勢いは無くなりますが、きちんと考えて冷静な判断が出来る季節になります。思考が深まるのもこの季節です。哲学や思弁的要…[続きを読む]
たまに記憶の底から甦るところにパリのブランクーシのアトリエがあります。20数年前の当時はポンピドーセンターの近くにあって写真でしか知らなかったブランクーシの作品が所狭しと置かれていました。思っていたよ…[続きを読む]
今回のブログからコメントの書き込みが出来るようにしました。誹謗中傷も多いと助言してくださる人もいますが、ともかくやってみることにしました。お手柔らかにお願いします。HPも少しずつ充実させていこうと考え…[続きを読む]
今制作中の彫刻作品に貼る印の下書きに入りました。今回は縦4センチ、横5センチの横長特大版です。石がこれだけ大きいと印床に収まらず、手で押さえて印刀を入れることになりそうです。氏名は篆書や草書ではなく普…[続きを読む]
空調設備のない場所で手許だけ見つめて、ひたすら木を彫る作業を続けています。持久走のようなものです。今日もやらなくっちゃと蒸し風呂のような部屋で仕方なく思うのは朝始める時だけで、これを乗り切るともう大丈…[続きを読む]
作業場には朝からラジオが流れています。「FMヨコハマ」をよく聴いていて、心地よい響きになっています。番組の途中にクラシックが何気なく流れたりすると思わず聴き入ってしまいます。「ながら作業」というもので…[続きを読む]
何本もの柱に文様を彫り、その柱を円形に立てて囲むカタチを作りたいと考えています。現在進行している彫刻ですが、前にブログで書いたとおり今は構成要素となる部分(柱)を作っている最中で、これを組み合わせると…[続きを読む]
今日は作業場に人が来ず、一日中無言のまま制作を続けました。こんな日もたまにはあるのです。木に鑿を振るい、木と対話しながらカタチを彫り起こしていく作業です。午前9時から始めると1時間ほどで気が乗ってきま…[続きを読む]
陶彫レリーフを屏風にした「発掘〜鳥瞰〜」を制作中の頃、主に日本画で行われている屏風表現がもっと様々なカタチになっていけたらいいなと思っていました。それから屏風を使った表現を考えるようになり、自由なテー…[続きを読む]
コンセプトを大事にするならアイデアはとても人に言えないところです。自分の作品にもコンセプトはもちろんありますが、むしろ手間暇かかるので、比較的軽い気持ちでアイデアを人に話してしまいます。そこで今考えて…[続きを読む]
作業場に教え子が来て、武器を作っているのかと聞かれました。確かに柱の先を尖らせて文様を加えた作品は槍のようにも見え、それらが数本立てかけてある作業場は異様な雰囲気です。いずれ20数本を彫り上げ、組み合…[続きを読む]
8月になりました。毎年のことですが、8月は集中して作品制作に明け暮れるため、あっという間に過ぎてしまいます。まさに光陰矢の如しです。今月をどう乗り切るかで来年の展覧会出品が影響してきます。計画はあえて…[続きを読む]
今や現代美術の表現は多様化し制作方法も様々です。自分の方法は従来の方法と変わらない古典的なものです。額に汗して木を彫る、または土を練ることが自分にあった方法なので、この世界に関わった時からずっとこれで…[続きを読む]
刃物を研ぐのは制作に入る前に行う儀式のようなものです。でも木彫には絶対必要なことです。陶彫をやる時は土練りが儀式です。これは無心な状態に自分を保ちます。日常から離脱する瞬間かもしれません。スポーツクラ…[続きを読む]
職場が夏季休業に入り、明日から制作三昧の生活になります。とは言え会議などが時々あるので、ずっと作業着というわけにはいかず、クールビズで出勤することもあります。でも労働拘束時間は少なく、嬉しさいっぱいで…[続きを読む]
今日から突如として次作の雛型を作り始めました。実作品はサイズが大きく手間暇がかかるので、イメージしたものが即興で作れるものではありません。その点、雛型はデッサンより明確に形態を捉えることが出来るので、…[続きを読む]
先日、菩提寺である浄性院の住職にお会して、いずれ自分があの世に行くまでには阿弥陀如来を作るので寺に寄進したいと願い出ました。住職はこころよく引き受けてくれましたが、はたして仏師でもない自分がどうして阿…[続きを読む]
近隣にあるスポーツ施設で身体を動かした後、新たな創作に入ることはなかなか困難です。スポーツによる明確さと敏捷さに頭脳も反応してしまうためかもしれません。発想する部屋は自分の好きな仮面がところ狭しと壁に…[続きを読む]
20代の頃、直接教えていただいた師匠は池田宗弘先生で、真鍮で人物や動物などが繰り広げる場としての彫刻を作っていました。枯れ木や壁も金属で作り、その洒脱で軽みのある表現にとても惹かれていました。今も長野…[続きを読む]
自分にとって仕事は創作行為であり、一生続くものと心得ています。今年は板材と木彫の柱を組み合わせた立体作品と、主に墨を使った屏風による平面作品を作ることです。自分にとって労働とは日々の糧を得るための手段…[続きを読む]
最近読んだ本で「粗い石〜ル・トロネ修道院工事監督の日記〜」があります。石を切り出し、その石を積んで修道院を造り上げるシトー会修道士の記録ですが、坦々とした労働の日々の中に、素材の問題、組織の問題、工期…[続きを読む]
昨日から雛形を実寸大で作り始めました。実は雛形も途中なのですが、材料が届いたので、堪えきれずに厚板の切断を始めました。作品の下絵は実寸で書きます。それを厚板に転写していきます。構成要素が多い立体作品な…[続きを読む]
気候が暖かくなると新作に取りかかります。年間バイオリズムがあるようで、私はこの季節から作業を始めるのが常です。プランはずっと前から頭にあって、ようやく具現化するわけです。陶による作品を長い間やってきま…[続きを読む]
はじめまして。陶や木を素材にして作品を作っている相原裕です。ホームページに作品や作品制作にまつわるコトバを掲載してまいります。こういう方法で日頃考えていることや感じていることを表現すること、また工房に…[続きを読む]