Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 展覧会
2009.05.20

私の学生時代、ちょうど彫刻を始めた頃は野外展が華やかで、都市計画と連動して街の中に彫刻が置かれ始めた時代でした。鏡面のように磨いたステンレススティールの構成的作品が街の風景を映し出して、現代の空気を人…[続きを読む]

2009.05.05

一日1枚のノルマを自分に課して、葉書大の厚紙に平面作品を作っています。3年目に突入しましたが、まだ継続中です。「RECORD」というタイトルは記録と言う意味をこめて付けたものです。今月は鋭角な三角形の…[続きを読む]

2009.05.04

昨日出かけた茨城県笠間の陶炎祭。会場は芸術の森公園にあり、そこには県陶芸美術館や窯業試験所もあって、陶芸を中心とした美術工芸の文化が集まっています。県陶芸美術館で「伊藤公象展」が開催されていたので見て…[続きを読む]

2009.04.30

昨日見た「阿修羅展」で八部衆像が興福寺から国立博物館に移されて展示されていました。阿修羅もこの八部衆像に含まれるわけですから、当然のことと思いました。阿修羅は三つの顔と六本の手を持つ異形ですが、自分が…[続きを読む]

2009.04.29

連日多くの観客で賑わっている「阿修羅展」に行ってきました。混雑を避けて閉館間際に飛び込みましたが、開館時間が延長していることを知っている人たちも多く、入場してみるとやはり阿修羅像の周りはたくさんの人が…[続きを読む]

2009.04.19

7月に予定している東京銀座のギャラリーせいほうでの個展。今回は「発掘から構築へ」と副題をつけて行います。それに先がけて図録を準備します。今日はその打ち合わせがありました。細かな情報はまだこれからですが…[続きを読む]

2009.04.18

新しい職場に慣れていないせいか週末になるとホッとしています。少し前のように時間に追われて作品を作ることはなく、ゆっくりとした時間の中で週末を過ごしています。自分は年間を通して週末に創作活動を行っている…[続きを読む]

2009.04.15

一日1枚のペースでポストカード大の平面作品を作っているRECORDは現在3年目に入っています。昨年から月ごとにテーマを決めて取り組んでいますが、このテーマに縛られて思うように進まない時もあります。それ…[続きを読む]

2009.04.12

個展やグループ展の搬入や搬出を手伝ってくれている知り合いの美大生がこの4月で4年生になり、卒業制作をどうするのかという話になりました。今まで大学から出された課題に対し全力で取り組んできた彼女は所謂優等…[続きを読む]

2009.04.08

7月に東京銀座での個展があります。毎年行っている企画で今年が4回目になります。陶彫と木彫を並べて出品する予定です。先日写真撮影も終わり、図録のレイアウトを考える段階になりました。前のブログに書きました…[続きを読む]

2009.04.04

造形活動への渇望を昨日のブログに書きましたが、3月まで勤めていた職場なら今週末は制作続行というスケジュールが組めたのに、今ではそういうわけにはいかず、今週末は自分のやってきた造形に対し、距離を置いて思…[続きを読む]

2009.03.31

昨日をもちまして表題の企画展が終わりました。出品者でありながら搬入とレセプションにしか参加できなかったことをお詫びいたします。また、ご来場くださった方々に感謝申し上げます。どんな感想を持たれたのか伺っ…[続きを読む]

2009.03.29

つい先日まで制作していた「発掘〜赤壁〜」を全作品移動に伴い、梱包してこれも倉庫に持っていくことになりました。撮影のため組み立てていたものを分解したら、作品の部品に落款をつけていないことに気づきました。…[続きを読む]

2009.03.22

昨晩遅く群馬県から横浜に帰ってきて、企画展の興奮も冷めやらぬまま、新しい図録のための写真撮影の日を迎えました。家内とボランティアの美大生に手伝ってもらい、「構築〜起源〜」と先日まで制作していた新作陶彫…[続きを読む]

2009.03.21

ホテルの大広間を借り切って、「古代・現代 思索する手」展のオープニングレセプションがありました。スポンサーのNTT東日本の方々や美術館学芸員、博物館学芸員、画廊関係者、それに高崎市を中心に活躍する画家…[続きを読む]

2009.03.20

表題の企画展が始まりました。現代造形作家は6名、素材は木、石、鉄、陶、布とまるで異なる表現世界を集めた感がありました。対峙する古代遺物は深鉢や埴輪、勾玉等大小の出土品が置かれていました。まず、感謝した…[続きを読む]

2009.03.19

朝7時に横浜を出発、環八から関越道に乗り、一路群馬県高崎市に向いました。作品を載せた業者のトラックに私たちも後追いをしていました。高崎市の城址公園に着いたのは10時頃だったでしょうか。公園に面したギャ…[続きを読む]

2009.03.18

「古代・現代 思索する手」展の搬入が明日に迫りました。搬入業者に依頼して、「発掘〜鳥瞰〜」を群馬県高崎市に運搬することになりました。陶彫によるレリーフで6枚の屏風から成り立つ作品です。他県に出かけると…[続きを読む]

2009.03.14

19日に群馬県高崎市に運搬する「発掘〜鳥瞰〜」を倉庫から出して、梱包を解いて破損がないかどうか確認しました。東京銀座のギャラリーせいほうでの個展に出品してから3年が経っています。部分的な修復をして再び…[続きを読む]

2009.03.12

人の手の加えられていない自然石が一定の間隔で整然と並べられている空間、そこに鑑賞者は何かを読み取ろうとします。あるいは外国の巨石文明を感じ取る人がいるかもしれません。法則に従ってただ並べるという行為が…[続きを読む]

2009.03.10

群馬県高崎市の企画展「古代・現代 思索する手」の案内を数名の方々に出すことにしました。もちろん実際に来ていただくことは考えていません。こんな企画を通して造形に関して何か示唆に富むお話でもいただければと…[続きを読む]

2009.03.08

絵画と異なり彫刻は四方八方、つまり360度どこからでも鑑賞できます。作品に裏側がないと言っても構わないと思います。加えて陶彫はたたら状(板状)にした面で囲んで立体にするため内側も作品の部分となります。…[続きを読む]

2009.03.04

以前からブログに書いている群馬県高崎市で開催される「古代・現代 思索する手」という企画展の告知を自分のホームページでしています。3月20日から30日までの期間、高崎市観音塚考古資料館の収蔵品と一緒に自…[続きを読む]

2009.03.03

今月の高崎市での企画展や7月に予定されている東京銀座での個展にむけて、いつも撮影をお願いしているカメラマンとの打ち合わせを持ちました。22日の図録撮影ではどんなアングルで撮るか、どんな試みをするか、ホ…[続きを読む]

2009.03.01

3月になりました。今月の予定を追っていくと、まず現在制作中の陶彫作品を22日までに終わらせなければなりません。個展用の図録の撮影があるからです。この陶彫が終わるかどうか微妙なのです。今日も頑張ってみた…[続きを読む]

2009.02.28

今日で2月が終わります。昨日は雪混じりの天候でしたが、今日は晴れが戻ってきました。多忙な週末がやってきて、制作が佳境に入っています。陶彫の土台作りでレリーフ状に彫る部分を終えました。土台は分解と組み立…[続きを読む]

2009.02.26

群馬県高崎市から招待出品の依頼を受けて、「発掘〜鳥瞰〜」を来月19日に搬入することになりました。全部で6人の彫刻家が選定されたようです。自分がこの展覧会に興味を持ったのは、高崎市観音塚考古資料館の収蔵…[続きを読む]

2009.02.24

同じ日本画家と言えど加山又造と田渕俊夫はまるで異なる個性を持った大家と言えます。同じ水墨画でも加山芸術が岩肌に打ちつける波濤のような華麗さがあると思えば、田渕芸術は静寂な森林や草原に爽やかな風を送る微…[続きを読む]

2009.02.23

時を同じくして日本画の大家2人が個展を開催しています。2人とは加山又造と田渕俊夫です。まず今日は東京六本木の国立新美術館でやっている「加山又造展」の感想を書きます。加山又造は日本画の画壇で三山(東山・…[続きを読む]

2009.02.21

3月22日に夏の個展用の作品撮影をすることになりました。また図録を準備する予定です。撮影する作品は1月に横浜のグループ展に出品した「構築〜起源〜」と現在制作中の陶彫作品です。タイムリミットが設定された…[続きを読む]

2009.02.15

大阪国立国際美術館で現在開催している「アヴァンギャルド・チャイナ」展を見てきました。前に東京で開催していたのですが、見損なっていました。今回は巡回中の大阪の美術館で見られる絶好の機会になりました。中国…[続きを読む]