先日出かけたDIC川村記念美術館「BLACKS展」に15点もの作品が展示してあったルイーズ・ニーヴェルスンは、自分がかなり前から注目している女流彫刻家です。自作と似ているとすれば、全体に黒い色彩を施し…[続きを読む]
表題は画家フランシス・ベーコンによる大作絵画で、図録によると1975年に描かれています。先日、東京国立近代美術館で開催中の「フランシス・ベーコン展」に行き、とくに印象深かった作品です。ベーコン独特の歪…[続きを読む]
自分の制作には思索あり、他の作品の鑑賞もまた思索あり、で制作時間に追われているのは重々承知の上で、今日の午後は美術館に出かけてしまいました。午前中は午後の時間を空けるため、木彫の作業に集中力をもって取…[続きを読む]
先週の金曜日に勤務を終えてから東京上野の美術館へ行ったことをNOTE(ブログ)に書いています。今日はその第2弾で、夜間開館している美術館に家内と行ってきました。行ったのは東京竹橋にある国立近代美術館で…[続きを読む]
ルネサンスの三大巨匠と言えば、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロです。3人3様の名作を残していますが、ダ・ヴィンチが67歳で没し、ミケランジェロが88歳で没しています。それを考えるとラファエロが…[続きを読む]
今日は充実した一日になりました。年度末のため職場では仕事が山積しているせいか、身体だけではなく神経も疲労していると最近は感じています。そこで、金曜日は夜間営業している美術館を目指し、勤務時間終了ととも…[続きを読む]
かつて人が住んでいた建物が残骸として残る廃墟。とりわけ石造建築は残骸さえ美しいと感じるのは万人にあるらしく、その欠落した建造物を多くの画家が描いています。私も時間が経過し蔦が絡まる廃墟に魅了された一人…[続きを読む]
「カラヴァンは土地の記憶(歴史)とむすびつく巨木(人間より遥かに長い生命をもつ)を対象に『場』を求め、自己を語るという内在的な裏づけによって『時』を確認する。(文尾略)そして出遭いの対象を語ることにお…[続きを読む]
先日、神奈川県立近代美術館で開催されている「実験工房展」を見に行ってきました。「実験工房」は学生時代より存在は知っていましたが、実際の活動や作品を見るのは初めてでした。「実験工房」は詩人で評論家でもあ…[続きを読む]
今日は野暮用があって早朝職場に顔を出し、残りの時間を工房で過ごしました。相変わらず木彫荒彫りをやっています。新作の6点屏風のうち、ほぼ全体に大まかな木彫を施しましたが、立体としての量感を捉えて彫り込む…[続きを読む]
今日は朝から工房で制作をしていて、午後は横浜市民ギャラリーで開催されているグループ展に後輩たちが出品をしているので見てきました。自分も以前はこのグループ展に出していました。仕事が多忙化するにつれてグル…[続きを読む]
東京上野の国立西洋美術館で開催中の「手の痕跡」展でロダンに並んで展示されている彫刻家ブールデルの塑造は、ロダンと比べると一層構築性に富み、堅牢な存在感を示しています。有名な「弓を引くヘラクレス」にして…[続きを読む]
先日、東京都美術館で開催中の「エル・グレコ展」を見て、キリスト教の図像学も知らず根拠もないまま、その迸る表現に単純に圧倒されてしまう自分がいました。グレコはギリシャで生まれ、イタリアを遍歴し、スペイン…[続きを読む]
先日、東京上野にある国立西洋美術館で「手の痕跡」と題されたロダンやブールデルの彫刻展を見てきました。日本には松方コレクションを初めとするフランス美術の名作があり、とりわけロダン等の鋳造作品の数々は圧巻…[続きを読む]
スペインを代表する画家であるエル・グレコ。この特異な画風を理解するのに自分はかなり時間を要しました。描かれた顔が小さく異様に伸びた背丈を見ると人体バランスがいかにも奇異で、しかもハイライトの強い独特な…[続きを読む]
今日は東京の美術館を巡って3つの展覧会を見ようと予定していました。工房はまだ窯入れしている陶彫部品があるため今日は使用できず、それならば美術館に行こうと決めたのです。まず、上野の東京都美術館で今日から…[続きを読む]
東京竹橋にある国立近代美術館全館を使って大がかりな展覧会が開催されています。「美術にぶるっ!」というキャッチコピーが目にとまったので見てきました。いわゆる所蔵作品を選抜した展示で、学芸員の企画力と頑張…[続きを読む]
小野元衛という画家を自分は展覧会を見るまでは知りませんでした。28歳という若さで世を去った画家は、とくに今まで話題になることもなかったので、美術館での展覧会としては初めてだったのでないかと思いました。…[続きを読む]
木彫家江口週は、いわゆる日本の伝統的な木彫とは異なる世界観を持つ彫刻家です。木材を構成する造形作家と言った方がいいかもしれません。難波し大海を漂った巨大な木造船の残骸が渚に打ち寄せられて、その大いなる…[続きを読む]
先日、神奈川県立近代美術館鎌倉館で開催中の「シャガールとマティス、そしてテリアード」展に行ってきました。シャガールやマティスの色彩の美しさに改めて感動しました。展示されている作品は美術出版・編集者とし…[続きを読む]
彫刻の制作もさることながら、自分は美術館に行くのが無上の喜びです。創作行為には制作と共に鑑賞が欠かせないと思っています。今日は生憎の雨模様でしたが、鎌倉と東京の美術館を駆け巡り、全部で4つの展覧会を見…[続きを読む]
先日、ヨコハマ創造都市センターで開催されている「ポーランド・ポスター展」を見に行って、何気なさに惹かれた一枚のポスターがありました。図録では大きく取り上げられることもなく、鑑賞者が立ち止まってみるよう…[続きを読む]
オーストリアで暮らしていた若い頃、ソビエト連邦を中心とする社会主義体制の東欧諸国の中にポーランドがありました。ポーランドは行ってみたい国のひとつでしたが、ついに足を踏み入れることなく帰国してしまいまし…[続きを読む]
18世紀のフランスと言えば、ロココ様式が盛んで、西欧が文化的にも爛熟した時代だったと思います。この時代を生きた画家シャルダンは日本での知名度は低く、自分も初めて聞く名前でした。地味な画風ながら静寂な雰…[続きを読む]
昨日、表題の展覧会に行ってきました。新聞報道等の宣伝効果で多くの鑑賞者が訪れていました。1室目と2室目は足を踏み入れた時の雰囲気に圧倒されましたが、展示されていたひとつずつの作品からはあまり感銘を受け…[続きを読む]
今日は制作を休んで東京の展覧会巡りをしました。まず、六本木にある東京国立新美術館で開催中の「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」展。これは家内の希望で出かけたものですが、久しぶりにルーベンスの世…[続きを読む]
武蔵野美術大学教授退官記念の展覧会が同大美術館で開催されていました。油絵学科で教壇に立っていた斎藤氏に自分は面識がありません。自分がいた30年も前には斎藤氏が掌っていた絵画組成室はなかったように思いま…[続きを読む]
武蔵野美術大学美術館で表記の展覧会を開催していました。芸祭(ゲイサイ)を見に行った時に同展を知り、書籍に興味のある自分は楽しく見ることができました。書籍はもちろん文字を目で追って内容をイメージしながら…[続きを読む]
人形師辻村寿三郎はNHKドラマ「新八犬伝」に登場していた個性的な人形によって知りました。当時自分は高校生だったように記憶していますが、夕方放映のTV人形劇に熱中していました。美術を専門とする道に進んだ…[続きを読む]
ベルギーの画家と言えば自分はルネ・マグリットを思い浮かべます。中世で言えばフランドル地方の画家ペーター・ブリューゲルが有名です。20代の頃、自分はウィーンに住んでいてベルギーを訪れたことがあります。行…[続きを読む]
「殉教者・聖ドミンゴ・エルキシア像」は自分の師匠である彫刻家池田宗弘先生の作品です。先日、東京六本木にある国立新美術館で開催されている「自由美術展」に行って野外展示されている同作品を見てきました。長崎…[続きを読む]