Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 展覧会
2008.11.13

自分の個展の図録には粘土を石膏に変えて保存するのではなく、粘土のまま保存できる技法として陶彫を選んだという主旨を書いています。これは当時から本当に素直な気持ちでそう感じていました。でも陶彫というものを…[続きを読む]

2008.11.12

八木一夫のオブジェ焼に関する書物を読むと、そこにちょいちょい辻晋堂という名が出てきます。彫刻家辻晋堂は亡くなられて随分経ちますが、ギャラリーせいほうで個展をやっていた作家でした。自分は学生時代に個展に…[続きを読む]

2008.11.08

東京国立博物館で開催されている「大琳派展」は、自分にさまざまな課題を投げかけてきました。琳派は尾形光琳の「琳」の字をとっているので尾形光琳を中心とする流派であることがわかります。「琳派」は、その絢爛た…[続きを読む]

2008.11.07

東京国立博物館で開催されている「大琳派展」で、本阿弥光悦の作品をじっくり味わう機会がありました。書家として知られる光悦ですが、陶芸や蒔絵硯箱等の作品を見るにつけ、光悦が今でいうアートデイレクターのよう…[続きを読む]

2008.11.06

東京国立博物館で開催中の「大琳派展」に俵屋宗達下絵・本阿弥光悦筆による「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」が展示されていました。飛翔する鶴の群が金銀泥で描かれ、そこで繰り返し変化する鶴の姿が、自分にはアニメーシ…[続きを読む]

2008.11.05

俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一による「風神雷神図屏風」が並べて展示してあることは今までにないことだと思います。東京上野の国立博物館平成館で開催されている「大琳派展」は絢爛たる作品が並べられ、な…[続きを読む]

2008.10.30

ウイークデーというのに都立美術館は大変な混みようで、人と人のすき間から名画を鑑賞する状況でした。フェルメールは日本人好みの画家なのでしょうか。先頃「牛乳をそそぐ女」が国立新美術館に来た時も人混みの中で…[続きを読む]

2008.10.24

3年ほど前に日本美術家連盟に加入しました。恩師池田宗弘先生の推挙によるもので、会員番号は9673です。もちろん彫刻部に所属しています。連盟は度々会報を送ってくれます。今回は会員証が新しくなりました。ユ…[続きを読む]

2008.10.15

「構築〜起源〜」の雛型から割り出した柱の本数は100本を超えるものとなりました。杉材がまだまだ必要です。あと30数本は追加で彫らなければなりません。これで週末はさらに多忙になります。残り30数本は短め…[続きを読む]

2008.10.05

昨日、世田谷美術館で開催している「ダニ・カラヴァン展」を見てきたおかげで自分の制作に弾みがつき、今日はよく仕事が進みました。一番短い杉の柱を6本荒彫りして、さらに雛型も作りました。RECORDも一気に…[続きを読む]

2008.10.04

イスラエルの環境彫刻家で、大きなスケールの作品を展開しているダニ・カラヴァンのことは写真等で知っていましたが、東京の世田谷美術館で「ダニ・カラヴァン展」を開催しているので、自分の作業を中断して行ってき…[続きを読む]

2008.10.02

10月のRECORDのテーマは平行四辺形にしました。長方形を崩したカタチには意外な展開がありそうな気がしています。画面の中に大きくもなく小さくもない寸法で平行四辺形を入れて、そこに何か要素を加えること…[続きを読む]

2008.09.29

人が作るものは、より大きな世界やより深遠な世界に辿り着くために破壊と創造を繰り返すものと若い頃に教わりました。自分が今まで大切に培った感覚を壊していくのは容易ならざるパワーが必要です。作品が上手にまと…[続きを読む]

2008.09.26

ポストカード大の平面作品を1日1枚のノルマで作りあげ、全タイトルをRECORDとして、1年間でまとめ上げる連作をやっています。RECORDは2年目に入り、もうそれも半年以上が過ぎています。今年は5日間…[続きを読む]

2008.09.22

ビジョン企画が出版している新報に今年の夏にやっていた展覧会の評論が掲載されていました。フェルメール展を初めとする特別企画展から東京各地の個展までの寸評があって、自分の個展は彫刻部門の中ごろにありました…[続きを読む]

2008.09.20

「発掘〜遺構〜」を今夏ギャラリーせいほうで発表した時、見に来てくださった人から、自分が小さくなってこの陶彫による都市空間を散歩してみたいという感想をいただきました。昨日のブログに書いたパノラマとしての…[続きを読む]

2008.09.18

横浜市民ギャラリーで「ブラジル×ヨコハマ時の懸け橋」とタイトルのついたブラジル日系画家による100年の歩みを総括する展覧会をやっています。今年はブラジル移住100周年にあたるそうで、物心共に安定した日…[続きを読む]

2008.09.09

爽やかな一日でした。湿度が低く空気が澄みわたっていました。このまま秋になっていくのでしょうか。気候の変わり目は気分の変わり目でもあります。景色が陽の光をうけて、くっきりと浮かび上がり、木々がやや濃い陰…[続きを読む]

2008.09.05

読書の秋とは言え、まだ残暑が厳しく活字を追う気分にはなりません。でも夏から続いている本があります。今読んでいるのはフランドルの画家フェルメールに関するものです。たまたま東京でフェルメールの展覧会をやっ…[続きを読む]

2008.09.01

9月になりました。少しずつ公務の仕事が増えてきました。まだ夏の名残りなのか湿度が高く秋という感じはしません。今日、群馬県高崎市にあるNTT東日本から企画展のお誘いがありました。博物館にある古代の発掘品…[続きを読む]

2008.08.31

7月から8月にかけてスケジュールが目白押しでした。3回目の個展開催、民間企業派遣研修、通常業務の出張、後輩の結婚式、師匠に会うため長野へ、また親友に会うため京都へ、最後に横浜開港150周年記念のFUN…[続きを読む]

2008.08.28

大学で彫刻を教えていただいて、私の結婚式の仲人もしていただいて、さらに師匠として先輩として圧倒的な仕事をしている池田先生は、自分の目標であり、創作活動への意欲を喚起させられる人です。長野県麻績村の修道…[続きを読む]

2008.08.26

関西旅行を振り返って、今日は京都国立近代美術館で開催されている「下村良之介展」の感想を書くことにしました。実際に見た日は21日(木)です。昨年は同近代美術館で「麻田浩展」を開催していて、興味深い幻想画…[続きを読む]

2008.08.24

この歳になると冠婚葬祭と言えば法事が多く、今日のような結婚式の招待を受けるのは稀です。自分は新郎側の親しい者として列席しました。彼は自分と同じ大学の出身で、横浜のグループ展では大きな具象作品を発表して…[続きを読む]

2008.08.21

京都には滞欧時代によく遊んだ版画家の渡辺聖仁さんが住んでいます。昨年は久しぶりに会って旧交を温めましたが、今年は1年ぶりの再会です。まず自分の図録を渡して個展の報告。すると渡辺さんも11月に名古屋で個…[続きを読む]

2008.08.15

表題は横浜美術館で開催されている企画展です。各界著名人の4人、茂木健一郎、はな、角田光代、荒木経惟がそれぞれ自分なりの美術作品を選んで展示するという趣向です。横浜美術館の企画はなかなか面白く、地元の美…[続きを読む]

2008.08.14

自分のホームページにこの夏に開催した銀座の個展の様子をアップいたしました。EXHIBITIONをクリックしていただけると、2008個展の会場写真に入れます。今回は3回目の個展なので、一昨年と昨年の比較…[続きを読む]

2008.08.07

昨日ブログに書いたRECORDが、HPでまた2か月分アップいたしました。昨年やっていた8月分と9月分です。連続するカタチであったり、穴のあるカタチであったり、昨年はとくに月ごとのテーマはなく、その日の…[続きを読む]

2008.08.03

今日こそ新作の準備に取りかかりました。タイトルは既に決まっていて「構築〜起源〜」とつける予定です。銀座の個展に出品した「発掘〜遺構〜」の台座に使った杉の柱48本を利用する計画です。というより杉の柱は「…[続きを読む]

2008.08.02

今日から新作を作るつもりで作業場に足を踏み入れたところ、どうにも気分がすぐれず、個展の余韻やら民間企業派遣研修のインパクトが強かったせいか制作へのモチベーションが上がらずにいました。今日は制作休業日に…[続きを読む]

2008.08.01

横浜市公務員としての民間企業派遣研修が最終日を迎えました。炎天下の土木作業に従事し、造園職人さんたちと暖かい交流が持てました。外仕事のせいで顔から首が日焼けで真っ黒です。初日は身体が火照っていて、寝苦…[続きを読む]