Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 展覧会
2008.05.30

7月の銀座の個展に出品する作品で、タタミ六畳の面積を有する「発掘〜遺構〜」に寄せるコトバを思案しています。図録の1ページ目に掲載するコトバです。この作品のイメージを辿り、初めにどんな思いがあったかを思…[続きを読む]

2008.05.29

昨日見た「バウハウス・デッサウ展」で美術館の壁一面を使って映像作品が流れていました。オスカー・シュレンマーによる舞台工房の作品で、バウハウスを特徴付けるカタチが表れていました。シュレンマーは形態、色彩…[続きを読む]

2008.05.28

上野にある東京芸大美術館で「バウハウス・デッサウ展」が開催されているので見てきました。平日というのに結構人が入っていて正直驚きました。日本ではマニアックな分野だと認識していたのですが、時代はよもやバウ…[続きを読む]

2008.05.22

会議と会議の合間に横浜駅にあるデパートに立ち寄って、そこで開催されている「佐伯祐三展」を見てきました。かなりまとまった油彩があって充実した内容でした。いずれの油彩も旧友に会ったような懐かしさを覚えまし…[続きを読む]

2008.05.20

個展を開催する時に必ず案内状を作ります。これに載せる作品写真はかなり大切なものと考えています。いわば名刺代わりです。今こんな作品を作っていると一枚の写真で意志表明するわけですから、写真を選ぶのも慎重に…[続きを読む]

2008.05.18

今年は7月に銀座で個展を予定しています。個展の図録を作るために打ち合わせを持ちました。ずっと自分と仕事をしてくれているカメラマン2人と今後の予定を話し合いました。撮影は随分前に終わっているのですが、ま…[続きを読む]

2008.05.15

今月は横浜で「アフリカ開発会議」が予定されている関係で、アフリカの様々な国のイベントや支援が、横浜市営地下鉄の駅などを中心に展開されています。職場でも「ボツワナ伝統音楽と舞踏」と称してダンスチームを招…[続きを読む]

2008.05.10

木を彫る行為の蓄積で作品が必ず完成に近づくと信じて、今日も鑿を振るっています。私の作品は初めにイメージがあって、それが完成された状態を示しているので、そのイメージに近づくために、各パーツに分けて日々の…[続きを読む]

2008.05.07

地元の横浜美術館で開催されている、やはり地元の洋画家「木下孝則展」を見てきました。生前はよく知られた画家だったようですが、私には初めて聞く名前と画業で、鶴見にこういう方が住んでいられたのかと改めて知っ…[続きを読む]

2008.05.06

東京の町田市にある国際版画美術館で表記の展覧会をやっていたので見に出かけました。「南洋群島」という聞き慣れない名称は、赤道付近の島々のことで、第一次大戦後にドイツ領だった群島を日本が統治することになり…[続きを読む]

2008.05.05

昨年の「RECORD」を少しずつホームページにアップしています。6月は画面に初めて木材を取り入れました。凹凸を構成要素にしています。レリーフの考え方とは異なり、画面から立体が立ち上がる設定にしました。…[続きを読む]

2008.05.04

笠間の陶炎祭の出かけると必ず茨城県陶芸美術館に立ち寄ります。陶炎祭が行われている芸術の森公園にこの美術館があるためです。今回の「荒川豊蔵展」は人間国宝として永年陶芸の本流に身をおいた巨匠の作品を余すと…[続きを読む]

2008.05.02

決してモデイリアーニに触発されたわけではなく、ちょうど「モデイリアーニ展」を見に行った日と前後して、自分はカール・アインシュタイン著「黒人彫刻(鈴木芳子 訳)」を読んでいました。「黒人彫刻」は短い論文…[続きを読む]

2008.05.01

国立新美術館「モデイリアーニ展」は数々のモデイリアーニの代表作が見られるのと同時にアートショップが楽しい雰囲気でした。モデイリアーニのデッサンのレプリカが多く壁に掛けられ、そこに雑じってアフリカ彫刻や…[続きを読む]

2008.04.30

高校生の頃よりモデイリアーニの画業は知っていましたが、自分は今までモデイリアーニに親近感を持てずにきました。いったい何故と自分を疑います。モデイリアーニは自分がファンになる要素をたくさん持った芸術家で…[続きを読む]

2008.04.29

昨日NHKの番組で特集していた「薬師寺展」。日光菩薩像、月光菩薩像が揃って薬師寺を出るのは初めてだとか。光背を慎重に取り外し、東京へ運搬する様子をカメラが追っていました。その影響もあってか東京国立博物…[続きを読む]

2008.04.26

表題のタイトルの面白さについ魅かれて酒井忠康著「犬になった彫刻家」を購入してしまいました。この彫刻家とは今は亡き若林奮。自分が学生時代にキャンパスで何度かご本人の姿を見ていながら、若林先生に話しかける…[続きを読む]

2008.04.14

30数年前、自分は横浜市金沢区で高校生活を送っていました。今日は仕事のような遊びのような気分で、久しぶりに野島公園を訪れました。記憶の断片を繋げるように公園の周囲を歩きました。景観はだいぶ変わっていて…[続きを読む]

2008.04.08

自分の居住空間から職業に従事している空間までが自分に認識できる都市空間です。よほどの放浪者でない限り、自分が住まう都市の全貌を自分の足で確かめることはできません。自分は大きな都市機構の一部に加担して生…[続きを読む]

2008.04.05

美術とは絵を描くことや彫刻を作ることではなく、人の眼が認識する形態や色彩に新しい意味や視点を与えることだと考えています。絵画や彫刻はそうして思考した結果を表現する方法・手段であると思います。構想の段階…[続きを読む]

2008.04.01

4月になりました。横浜では桜が満開です。自分のホームページのギャラリーに「構築〜解放〜」をアップいたしました。木彫による2作目になります。昨年の「構築〜包囲〜」と今年の「構築〜解放〜」。この2点が対に…[続きを読む]

2008.03.31

人事の発表があり、仕事の引き継ぎをしているうちに今日が終わりました。明日から新たなメンバーで新年度の仕事が始まります。創作の方はそんなこととは関係なく、ただひたすら作業をするだけです。今日は引き継ぎの…[続きを読む]

2008.03.24

先日のブログにムアについての文章を載せましたが、今回は私見ではなくイギリスの評論家による研究書からの掲載です。研究書は中途半端なところで読むのを止めてしまい、自宅の書棚に眠っていました。今回それを取り…[続きを読む]

2008.03.21

今月のRECORDは「正方形」をテーマにして一日一枚のペースで平面作品を作り続けています。今月26日から奄美大島に行くので、この「正方形」と奄美大島で見聞するであろう風物や風景をどのように合わせるかを…[続きを読む]

2008.03.20

今年7月の個展のために、今日は図録用の作品を撮影しました。撮影の対象になった「発掘〜遺構〜」は様々なカタチが混在する都市空間を表現したものです。今までの図録はあらかじめ自分がデザインを考え、それに近づ…[続きを読む]

2008.03.16

昨日準備しておいた「発掘〜遺構〜」を、今日は撮影場所まで運搬しました。昨日に続いて手伝いが居ないので、額に汗してレンタルトラックで3往復しました。台座はまだ出来ておらず、鉄製のスタンドを仮の台座としま…[続きを読む]

2008.03.15

今年7月に予定している個展に出品する「発掘〜遺構〜」は6畳大のスペースを必要とする今までで一番大きな作品です。集合体で構成されているので、部品を梱包した箱がまるで引越し荷物のように自宅の車庫を占領して…[続きを読む]

2008.03.12

前のブログに閉塞された空間の魅力について書きました。閉塞された空間の規模が大きくなったものが洞窟です。自分が幼かった頃に家の近くにあった小川が流れる小さなトンネル。20代の頃トルコの旅先で体験した地下…[続きを読む]

2008.03.11

職場で大きなイベントがありました。自分はその運営にあたりました。公務でのイベントもそうですが、個展のオープニングもイベントです。そうしたイベントは人を活性させると思います。自分も何かにけじめをつける思…[続きを読む]

2008.03.06

毎日描いているポストカード大の連作「RECORD」は早2ヶ月目に入っています。今月のテーマは「正方形」。画面のどこかに正方形を配置し、構成要素を加えて作品に仕上げています。とくにこの2週間は小さく画面…[続きを読む]

2008.03.04

先日行った横須賀美術館の「若林奮展」に地下鉄の構造を示したデッサンがありました。地中に埋もれている空間には自分もかなり興味があります。幼い頃、家の近くの田んぼで遊ぶうち、脇に川が流れていて、その川を遡…[続きを読む]