Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 展覧会
2007.10.29

ヨーロッパに5年住んでいましたが、北ヨーロッパには終ぞ行かずに帰国してしまいました。今考えると残念でなりません。いづれ必ず行こうと思っています。ノルウェーの首都オスロにはエドワルド・ムンクの美術館があ…[続きを読む]

2007.10.28

加藤さんは大学の先輩です。学生時代より腐食銅版画一筋にやってきた人で、自分がウィーンに住んでいた頃、ひょっこりやってきてウィーンにしばらく滞在していました。その頃の思い出も銅版画のモチーフとして登場し…[続きを読む]

2007.10.27

アニメにしろフィギアにしろ大衆の目線で表現をしていくサブカルチャーは日本が世界に発信できるものになってきています。とくに漫画はひと昔前と比べると、コマ割からストーリー展開にいたるまで、巧みな心理描写を…[続きを読む]

2007.10.22

イタリア彫刻界の巨匠であったマリノ・マリーニの大規模な展覧会があったのは、もうかれこれ30年近く前になるでしょうか。当時自分はまだ学生で彫刻を学び始めた頃でした。同じテーマで何度も塑造を試みる巨匠の作…[続きを読む]

2007.10.18

画家カンデインスキーのまとまった展覧会は2002年の春頃に東京国立近代美術館で開催されています。印象派の展覧会と違って、人ごみの中を観てまわることはなかったと記憶しています。自分が印象に残った作品は油…[続きを読む]

2007.10.15

20世紀初頭に抽象絵画の旗手として活躍したロシア人画家カンデインスキーのことを夏からずっと調べています。バウハウスの教壇にたって新しい美術教育を展開したことはよく知られていますが、抽象絵画とは縁がない…[続きを読む]

2007.10.13

建築家黒川紀章さんが亡くなったという新聞記事を見ました。都知事選に出たりして晩年知名度が上がりましたが、自分は本来の建築の仕事にずっと注目してきました。最近では東京国立新美術館の設計に力量を感じていま…[続きを読む]

2007.10.09

以前のブログでランプシェードについて触れました。昨日から窯出しをしているので、ようやく陶彫による完成したカタチが見えはじめ、そこに光源を入れてランプシェードにしていく予定です。以前書いた記憶では朴訥な…[続きを読む]

2007.10.07

練馬区立美術館で開催している「柳原義達・土谷武・江口週 彫刻3人展」に行ってきました。何故練馬区の美術館かというと、どうやら練馬にある日大芸術学部の教壇に立っていたことがある3人で、そうした関係で同地…[続きを読む]

2007.10.04

今年の個展(ギャラリーせいほう)で発表した「発掘〜円墳〜」がホームページのギャラリーにアップしました。陶彫によるテーブル彫刻です。テーブルの中央に穴があって、そこから覗いた写真が2点あります。カメラマ…[続きを読む]

2007.10.02

先日行った六本木の国立新美術館では「牛乳を注ぐ女とオランダ風俗画展」の他に「私・写・録」と題された写真家安斉重雄の個展をやっていました。フェルメールの作品はものすごく混雑していましたが、安斉氏の個展会…[続きを読む]

2007.09.30

雨降りの寒い一日になりました。今日は六本木にある国立新美術館に行ってきました。案の定「牛乳を注ぐ女とオランダ風俗画展」は混雑していました。全体を見た印象としては、当時のオランダの風物や衣裳がよく解り、…[続きを読む]

2007.09.29

久しぶりに鑿を手にしました。夏はよく制作途中の状態をブログに書いていましたが、今月は公務が多忙で制作にあまり進展がなかったのです。今日は何としても制作がしたくて作業場で7時間ほど過ごしました。限りある…[続きを読む]

2007.09.27

仕事でパソコンに向かっている時は、シンドい思いをしています。表計算ソフトを自由に操れたらいいなと思いながら、やはり同僚がやっているワザや展開についていけません。パソコンが導入されて、仕事の効率は驚くほ…[続きを読む]

2007.09.16

今日は作業場に夏のような暑さが戻ってきました。相変わらず柱を彫っています。夏ほど制作は進みませんが、焦らず休まずやっています。この柱でテーブルを支え、さらにテーブルを突き抜けて上空に向かっていくように…[続きを読む]

2007.09.13

仕事が早く終わり、午後3時頃になって横浜市の上大岡から東京の府中へと車を飛ばし、府中市美術館で開催されている「藪野健〜記憶の都市」展を見てきました。閉館間近に急ぎ足で見た個展でしたが、大きな画布に描か…[続きを読む]

2007.09.12

365点の連作を始めて8ヶ月目。今月はずっと「穴」をテーマにした作品を続けています。ポストカード大の平面に一日一枚ずつ何かを表現しているわけですが、9月1日に穴を穿った矩形をペンで描いたのがきっかけで…[続きを読む]

2007.08.31

ブログは情報発信のみならず自分の記録として有効な手段だと思って毎日書いています。昨年の今頃は何をしていたのか、どんなことを考えていたのか、制作の進み具合はどうだったのかを確認することが出来るからです。…[続きを読む]

2007.08.28

京都の話題が続きますが、京都国立近代美術館で開催されている「麻田浩展」を先日見てきました。この細密な幻想絵画をどこかで見た記憶があります。大きな展覧会だったかもしれません。没後10年と副題にあったのが…[続きを読む]

2007.08.22

今日から1泊2日で京都に出かけてきます。目的は「桂離宮」と「修学院離宮」を見てくること。宮内庁に手紙を出して拝観手続きを取らないと見られないので、今まで何回も京都に出かけているのに、「桂離宮」「修学院…[続きを読む]

2007.08.12

2月1日より始めたポストカード大の平面作品が今日で193枚になりました。現在は1ヶ月ごとに分けて紙袋に入れてあるのですが、作品が全部揃ったら展示することにします。だいぶ前にまとめて展示することを決めて…[続きを読む]

2007.08.11

表題の展覧会が横浜美術館で開催されているので見てきました。このところ展覧会ばかり出かけています。空調の無い作業場は暑いので制作は小休止。こんな時は涼しい美術館に限ります。とはいえこの展覧会は企画といい…[続きを読む]

2007.08.10

神奈川県葉山にある県立近代美術館に行って来ました。海水浴客で賑わう湘南海岸に比べ、葉山は若干人が少なめでした。美術館では「伊東豊雄 建築/新しいリアル」と題された個展が開催され、特異な建築家の全貌を見…[続きを読む]

2007.08.09

夏の日差しの中、田畑が米やジャガイモやトウモロコシで緑のパッチワークを作っていました。山々も深い緑の遠景を作っていました。久しぶりに栃木県益子や茨城県笠間を訪れ、そこで陶芸をやっている友人たちに会って…[続きを読む]

2007.08.08

自分がまだ大学の彫刻科に籍を置いていた頃、デザイン科共通彫塑研究室に若林奮先生がいました。直接教わることはなかったのですが、個展等があれば足を運び、また文章が記載されていれば必ず目を通していました。作…[続きを読む]

2007.08.06

昨日行った横須賀美術館には谷内六郎館があって、「週間新潮」の表紙になった絵をまとめて見ることができます。この日は自分の教え子で仕事の同僚になった人が一緒でした。彼女は谷内六郎の世界が大変気に入って、「…[続きを読む]

2007.08.05

今年春にオープンした横須賀美術館に行ってきました。美術館の目の前は海水浴場になっていて、企画展と常設展を見た後、海岸に行って渚を歩き、海の家で昼食をとり(美術館のカフェは予約でいっぱいでした)また美術…[続きを読む]

2007.07.28

東京の国立新美術館で「日展100年」という展覧会が開催されています。日本で一番長い歴史をもつ公募団体で、いわゆる官展系です。大学生の頃に上野の美術館に日展を見に行き、期待したわりにはあまり心に響く作品…[続きを読む]

2007.07.27

学校が夏休みになったようで、東京の上野公園には平日にもかかわらず、子どもたちの姿が目立ちました。国立科学博物館で開催されている「インカ マヤ アステカ展」にも老若男女いて、発掘品や映像に見入っていまし…[続きを読む]

2007.07.16

365点の連作が160点をこえ、日々習慣化していますが、内容は展開に乏しくなっています。前日の作品を少し手を変えて今日のノルマをこなし、また翌日に繋げていく、という制作方法は好ましくありません。最近は…[続きを読む]

2007.07.14

昨日は何故ホルスト・ヤンセン展の回想を書いたかと言えば、今読んでいる種村季弘著「断片からの世界」にヤンセンの評論が掲載されていて、20数年前にウィーンで知った卓越した素描画家の様々な面を知ることができ…[続きを読む]