Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 展覧会
2007.07.14

昨日は何故ホルスト・ヤンセン展の回想を書いたかと言えば、今読んでいる種村季弘著「断片からの世界」にヤンセンの評論が掲載されていて、20数年前にウィーンで知った卓越した素描画家の様々な面を知ることができ…[続きを読む]

2007.07.13

ドイツの現代画家ホルスト・ヤンセンを知ったのは、自分がウィーンに滞在していた頃でした。当時手に入れた図録を見ると、1982年4月1日から5月2日までウィーンのアルベルテイーナ美術館でヤンセンの個展があ…[続きを読む]

2007.07.12

昨日に引き続き、種村季弘著「断片からの世界」に収められている美術評論で、今回はE・フックスに関するものです。ウィーン幻想派画家として国際的な名声をもつフックスは、ウィーンの多く画廊で銅版画を展示してい…[続きを読む]

2007.06.15

何年か前に神奈川県の大山の麓にある小さな美術館で藤田昭子さんが個展をされていたので見に行って、本人にお会いしました。昔から野焼きによるモニュメントを多く作られていて、住居ともオブジェとも言える造形に注…[続きを読む]

2007.06.11

画家の生涯を映画化するとしたら、タマラ・ド・レンピッカがいいと思っています。今までフリーダ・カーロやグスタフ・クリムトの生涯が映画化されています。古くはカーク・ダグラスがゴッホに扮した「炎の人」があり…[続きを読む]

2007.06.02

昨日ボスに纏わるブログを書いていて、ボスの絵との出会いを思い返してみました。1980年に自分はウィーン美術アカデミーに入学しています。でもその頃は、アカデミーから歩いて10分のところにあるウィーン美術…[続きを読む]

2007.05.31

この頃、福島県の大内宿に行ったり、藤森建築展を見に行ったりしていて、どうも和風に傾倒しています。そこで、まるで正反対のイタリアルネサンスの画家の個展を見に行くことにしました。ペルジーノは日本ではあまり…[続きを読む]

2007.05.30

東京オペラシテイアートギャラリーで、藤森照信展をやっていることを知って早速見に行きました。自分はこの建築家の大フアンなのです。原始と現代が同居しているようなロマンを感じてしまいます。小さい頃、こんな棲…[続きを読む]

2007.05.26

「三沢厚彦ANIMALS+」という木彫作家による大掛かりな個展が平塚市美術館で開催されているので、今日行ってきました。単純な写実ではなく不思議な存在感を示す動物彫刻たちが、大小さまざまに展示されていて…[続きを読む]

2007.05.24

芸術家のアトリエや制作風景や周囲の環境を撮影した本を見つけると、すぐに買ってしまう癖があります。表題の本は写真家本橋成一氏による丸木位里・俊夫妻の日常を撮影したもので、とくにアトリエでの制作風景が気に…[続きを読む]

2007.05.22

毎年この時期になるとビジョン企画出版から新聞が送られてきます。評壇に4月の個展評が載っているからです。今年はこんなふうに書かれていました。「遺跡から出土の鉄製品のように思えるが、陶彫を黒褐色にすること…[続きを読む]

2007.05.12

昨年と今年の個展の様子を「EXHIBITION」として新たにホームページにアップしました。アートデレクターとカメラマンをしていただいている玉置さんと衣笠さんによって個展の撮影や画像の構成をしていただき…[続きを読む]

2007.05.11

学生時代に版画制作に没頭した時期がありました。初めはドイツ表現主義の影響で、ぎくしゃくした構図の木版画をやっていました。人物描写が劇画のようになり、全体はプロレタリア・アートのようで、彫った作品は気に…[続きを読む]

2007.05.04

昨日、笠間の「陶炎祭」に出かけた際、「陶炎祭」会場のある笠間芸術の森公園には茨城県立陶芸美術館があって、毎年この時期の企画展は欠かさず見ることにしています。今年は「三輪壽雪の世界」展。壽雪は十一代休雪…[続きを読む]

2007.04.30

ゴールデンウイーク前半最終日の今日は好天に恵まれた一日でした。現在横浜美術館で開催している「水の情景」展に出かけ、水をテーマにした企画展を楽しみました。自分は美術館に行くと、決まって身体から力が抜け、…[続きを読む]

2007.04.14

東京国立博物館で開催している「レオナルド・ダビンチ〜天才の実像〜」展では「受胎告知」のみならず、平成館でやっているダビンチの考えた法則や発明品には夢があってとても楽しめます。画家として活躍する一方、様…[続きを読む]

2007.04.13

東京に出るついでに上野まで足を伸ばし、レオナルド=ダビンチの「受胎告知」を観てきました。金曜日は夜8時まで開館しているとの情報で、遅い時間に国立博物館に行ったものの、やはり人で溢れていました。でも充分…[続きを読む]

2007.04.04

先日、インターネットを使った展覧会情報を流しているという方が「ギャラリーせいほう」にお見えになり、写真撮影をしていきました。名刺にあったアドレスを開けてみると、さっそく私の個展情報がアップされていまし…[続きを読む]

2007.04.03

銀座で個展をすることになって、学生の頃のように銀座をぶらぶらしています。銀座は何といっても画廊がたくさんあって、アートもファッションも歴史の重みと先端性があると思います。学生の頃からよく見に出かけた画…[続きを読む]

2007.03.18

1月末から2月にかけて横浜市民ギャラリーで展示した「構築〜包囲〜」がアップしています。このブログを書き始めると同時に作ってきた作品なので、制作の一分始終をブログに記録してきました。夏の間中、額に汗して…[続きを読む]

2007.03.16

このブログから自分のHPに入れるようになっています。この文章の後にあるアドレスをクリックして頂くと、扉が出てきますので、左下に個展インフォメーションがあります。リアルな日常の中で、リアルではない世界を…[続きを読む]

2007.03.15

来月早々にある「ギャラリーせいほう」での個展のDMが出来上がってきて、郵送を始めました。ギャラリーには1000部届けに行きました。手許には500部。今回のDMは昨年と異なり、立体感のある写真になりまし…[続きを読む]

2007.03.14

表題の本は紀行作家みやこうせいさんが書いたもので、詩人のまどみちおさんとみやさんが東京青山のギャラリーで2人展を開催していた時に購入しました。「名前なんてつまらないサインはやめて、サインではないサイン…[続きを読む]

2007.03.04

国立新美術館に行った際に「異邦人たちのパリ」展を観て、その後「20世紀美術探検」展も併せて観てきました。さすがに大きな企画展を続けざまに観ると疲れてヘトヘトになりました。「20世紀美術探検」展はモノと…[続きを読む]

2007.03.03

六本木に国立新美術館がオープンしたので、東京に出るついでに立ち寄ってみました。美術館前面は総ガラス張りで曲面が大変美しく、館内もわかりやすい構造になっていました。土曜日ということもあって混雑はしていま…[続きを読む]

2007.03.01

3月になりました。このHPをアップしてから1年です。早いものです。先日、このHPのデザインや管理をしていただいている方々と打ち合わせを持ちました。今年はHPを充実させていこうという話になりました。実材…[続きを読む]

2007.02.22

4月の個展に発表する「発掘」シリーズはテーブルを大地と見立て、テーブルの下に埋没している世界を表現しています。いわゆる地下遺構です。このイメージはずい分昔からあって、20歳代終わりに旅したトルコの地下…[続きを読む]

2007.02.17

昨年は2月5日でした。今年は今日が個展のための図録撮影の日になりました。昨年と違い、組み立てに時間のかかる作品なので、今日は長く、それでいてあっという間に終わった一日でした。「発掘〜円墳〜」が午前中、…[続きを読む]

2007.02.14

「発掘〜地下遺構〜」は、「発掘〜円墳〜」と同じ4月の個展に出品します。「発掘〜地下遺構〜」は4畳大のテーブル彫刻です。テーブルの上の部分には陶彫で作った階段を大小のブロックに分けて配置します。階段は地…[続きを読む]

2007.02.13

「発掘〜円墳〜」は、4月の個展に出品する作品のひとつです。作品をテーブルにするアイデアは新しいものではありませんが、テーブルの下に陶彫ブロックを接着する作品は初めてだろうと思います。テーブルの下にある…[続きを読む]

2007.02.12

4月の個展にはテーブル彫刻2点を出品する予定です。昨日から作業場に運び込んできた部品を確認しながら梱包を始めています。テーブル彫刻のテーブルを支えるのは枕木です。ガーデニング用品として売られていたもの…[続きを読む]