Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 展覧会
2007.02.11

今日は昨日運び込んだダンボールから陶彫の部品をすべて取り出しました。作品は数十個の陶彫をボルトでつないで集合体として見せるもので、1つの作品には様々な部品があって、それらをすべて確認する必要があります…[続きを読む]

2007.02.10

軽トラックをレンタルし、作品置き場と撮影場所との間を何度も行き来しました。ギャラリーせいほうでの個展に向けて、新しい図録を準備するためです。撮影日は今月17日(土)。そのために1週間早く作品を運び込み…[続きを読む]

2007.02.06

昨日終了したグループ展に出品した「構築〜包囲〜」は囲むカタチを表そうとしたものです。昨年からブログに折に触れて製作途中の状況を書いてきました。その際、作品仮題を「囲むカタチ」としていました。つまり外か…[続きを読む]

2007.02.05

今日はグループ展の搬出日でした。作品を解体して梱包し、倉庫に運搬しました。「この作品は設置も撤収も一人じゃ出来ない。いろいろな人の手を煩わせているので、みんなに感謝。」と家内が言っていました。その通り…[続きを読む]

2007.02.04

大切な友人に鎌倉彫の彫師をやっている安斉文隆さんがいます。自分がウィーンから帰国してまもなく、ドイツ語を忘れないために在日ドイツ人学校(横浜市都築区にあるドイツ学園)の夜間クラスに通っていた時期があり…[続きを読む]

2007.02.03

土曜日の横浜市民ギャラリーは大変混雑していて、3階の児童生徒作品展に見に来た親子連れが、ついでに我々のグループ展をのぞいてくれます。例年小さい子どもたちの反応を窺うようになりました。子どもたちは本能に…[続きを読む]

2007.02.02

展覧会に来られた恩師から手紙をいただきました。以前紹介した彫刻家の恩師ではありませんが、自分にとって大切な方です。そのまま引用させていただきます。「発掘シリーズによって人間の原点を模索し、いよいよ人間…[続きを読む]

2007.02.01

2月になりました。今年は暖冬で、きりきりした寒さはありません。先日作品の搬入が終わり、次に残った課題に向かって新作のエスキースに入りました。今回の作品は木彫部分に彫り跡を残して塗装せずにおいたので、軽…[続きを読む]

2007.01.29

このところ制作の仕上げや作品の梱包や案内状の発送などをブログに書いていて、肝心なことを書き忘れていたのに気がつきました。ブログは知り合いの人ばかりが見ているわけではないので、グループ展のインフォメーシ…[続きを読む]

2007.01.28

グループ展のための作品梱包作業に追われた一日を過ごしました。集合彫刻なので、柱が大小30本、厚板が大小14枚あって、搬入当日に組み立てる予定です。このため柱や厚板にそれぞれエアキャップを巻き、シートで…[続きを読む]

2007.01.27

横浜のグループ展の搬入が近づいています。手許に事務局から案内状が届きました。発送したり手渡しするのはこれからです。作品制作とは別にちょいと面倒くさい仕事です。個展の時は案内状を凝ったりしますが、グルー…[続きを読む]

2007.01.23

昨日行った「有元利夫展」の出口のところで、「石田徹也遺作集」を見つけて買い求めました。有元利夫は38歳、石田徹也は31歳で夭折した画家です。石田徹也を知ったのはNHK新日曜美術館でした。TVを見ていて…[続きを読む]

2007.01.22

夭折した画家の中でも有元利夫は大好きな画家の一人です。数年前、茨城県つくば美術館に回顧展を観に行きました。今日たまたま横浜駅を通ったら、そごう美術館の「有元利夫展」の看板が目に付いて、また観てきました…[続きを読む]

2007.01.16

ウィーン美術アカデミーに学んでいた当時、同校にハウズナー教室とレームデン教室があって、とくにハウズナー教室には毎年のように邦人画家が聴講生としてやってきて制作をしていました。もうかれこれ30年も前にな…[続きを読む]

2007.01.14

学校の美術科の教科書には古今東西の名画が載っています。それがどうして名画なのか、どこが名画たる所以なのかをずっと前から考えています。人が認めたから名画?それなら自分はどうなのか?自分も成程これは凄いと…[続きを読む]

2007.01.11

東京表参道のピンポイントギャラリーで、詩人のまどみちおさんと紀行作家みやこうせいさんの2人展が開かれています。みやさんはヨーロッパ各国を旅して、素朴な風習が残る場所を写真や文章にしています。自分もかつ…[続きを読む]

2007.01.08

昨年のブログに、ウィーン美術アカデミーの窓から、鉄製の植物を模った球体のオブジェをのせた不思議な建物が見えていたと書きました。このブログでウィーン分離派のことにも触れたと思いますが、この分離派の中心的…[続きを読む]

2007.01.06

自分がウィーン美術アカデミーに学んでいた頃、フンデルトワッサーが教室をもっていたので会いに行ったことがありました。フンデルトワッサーは絵画に留まらず、陶芸やタペストリーを制作していました。とくに建築に…[続きを読む]

2006.12.31

2006年は自分にとってどんな1年だったのか。振り返るのは今日くらいなので、思い当たるところを考えてみようと思います。4月に銀座のギャラリーせいほうで個展をしました。「陶彫〜発掘シリーズ〜」という題を…[続きを読む]

2006.12.29

昨日が官庁御用納めの日なので、今日から休庁期間に入りました。自分は公務員なので正月休みです。家の掃除や片付けをしてのんびり過ごしたいところですが、来月のグループ展搬入や4月の個展のことを考えるとのんび…[続きを読む]

2006.12.17

自分と同年代で、茨城県に工房を構えて作陶を続けている佐藤和美さんの個展に行ってきました。神奈川県藤沢から江ノ電に乗って、ひと駅目に目指すギャラリーがありました。閑静な住宅の中にある陶器専門の店でした。…[続きを読む]

2006.12.16

「柄澤齊展」で購入した図録に日和崎さんのことが書かれていました。柄澤さんは日和崎さんの個展を見て、それがきっかけで木口木版を始めたことを知りました。30年も前の自分の大学時代に、学内の版画展に日和崎さ…[続きを読む]

2006.12.15

鎌倉にある県立近代美術館で「柄澤齊展」を開催しています。木口木版の緻密な表現で知られる作家ですが、初めてまとまった作品を見ることができました。あくまで木口木版が軸になって、モノタイプやコラージュに展開…[続きを読む]

2006.12.13

自分の作品が具象傾向から抽象化していく過程で、歯車という具体的なイメージを使ったのは、あるいは本当の意味で抽象化と呼べるかどうかわかりません。ウィーンではアールヌーボーやアールデコ様式がよく目につきま…[続きを読む]

2006.11.28

先月、「重森三玲の庭」展を見てきましたが、自然石を立てたり横にしたりして構成する庭園のデザインが、時々ふっと湧いて脳裏をよぎると楽しい気持ちになります。自然にある石、自然にある樹木、自然にある水を取り…[続きを読む]

2006.11.27

先日「ギャラリーせいほう」に行って、来年4月2日(月)からの個展の確認を画廊主としてきました。2月初めの横浜市民ギャラリーに出す作品は現在進行中の「構築〜包囲〜」。4月に出す作品はここ数年で作った作品…[続きを読む]

2006.11.25

昨日の中島さんの個展に続き、もう一人大学の先輩が銀座で個展をしています。加藤さんは中島さんや池田先生のような師匠としての存在ではなく、年齢も近いので、むしろ気が通じ合った先輩といったところでしょうか。…[続きを読む]

2006.11.24

自分が4月に個展をした銀座の「ギャラリーせいほう」で、中島さんが個展を開催しています。自分が滞欧中にお世話になった中島さんは大学の先輩にあたり、当時彫刻の手ほどきをしてくださった池田宗弘先生と同期です…[続きを読む]

2006.11.04

なぜ制作を続けるのか、これはゴールが見えないレースのようなものです。作品が完成してギャラリーに展示してみたら、後悔と納得の危うい関係が始まり、見れば見るほど納得できず後悔に苛まれます。これで満足という…[続きを読む]

2006.11.03

なぜ制作をするのか、たまに頭をよぎる素朴な疑問です。こんなもの作ってどうするの?とギャラリーに来た友人から真顔で聞かれると返答に窮します。美術作品は認められなければ巨大なゴミで、認められれば文化的な役…[続きを読む]

2006.10.29

陶彫によるテーブル彫刻を以前作ったことがあります。テーブルを大地と考え、テーブルの上面をプラス、下面をマイナスとして両方に立体が伸びていくようにしました。むしろ地下に埋もれている部分を表現したくてテー…[続きを読む]