Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 陶彫
2009.12.13

今朝は6時半頃に工房に行きました。座布団の大きさほどあるタタラは、まだ多少柔らかく立体として立ち上げるのは難しいと判断しました。そこで昨日の成形に修整を加えていました。今日は美大受験生が工房にやってき…[続きを読む]

2009.12.12

週末になると工房での制作工程を書くようにしています。週末しか作品が進まないので、日記として残しておきたいと考えるからです。今日は朝7時に工房に行き、柱を支える陶彫土台2点の成形をしました。前に成形が終…[続きを読む]

2009.12.06

朝6時から土錬機を動かし、昨日の続きをやっていました。菊練り終了で、自宅から朝食に呼ばれ、また工房に戻ってRECORDの彩色に追われました。午後は柱を立てる陶彫土台の成形。一度失敗しているので慎重に作…[続きを読む]

2009.12.05

工房内は寒さでストーブの前を離れがたく、動きが緩慢になっていましたが、スケジュール的にはそうも言っていられず今日は作業に集中しました。ボランティアの子に追加購入した陶土の混合を頼み、自分は先週失敗した…[続きを読む]

2009.11.30

昨日、陶彫成形に躓いたことで、気分転換に昼頃から東京の美術館に出かけました。横浜の美術館に勤めている知人からチケットを頂いているので、タイミングとしては良かったと思います。出かけたのは東京国立近代美術…[続きを読む]

2009.11.29

今朝6時に工房に入りました。昨日から懸念している陶彫のパーツで、木彫の柱を支える土台になるものを作ってみました。2時間半かけて最初のイメージ通りのものをやってみましたが、これで木彫の柱が倒れずに保てる…[続きを読む]

2009.11.28

本当は制作に時間を費やしたい週末ですが、雑用が多くてなかなかうまくいかないことがあります。昨晩、管理職組合の集会があって、その疲れが少し残り、今日は昼頃職場に行かなければならない用事もあり、夕方注文し…[続きを読む]

2009.11.27

新作「構築〜瓦礫〜」をやっている過程で、気になるのは昨年作っていた「構築〜起源〜」の制作状況で、この時期にはどんなところまでやっていたのかということです。ちょうどこの時期に、土台となる箱状の立体9体に…[続きを読む]

2009.11.23

昨日、身体を冷やしてしまった影響からか今日は体調が優れず、だるい状態が続きました。それでも午前中2時間陶彫の修整をやって、昼ごろ職場に出かけて、先週金曜日の終日出張のため出来なかった仕事を片付けてきま…[続きを読む]

2009.11.22

陶彫の制作をやっている工房は、農業用倉庫として建てたもので、内装がありません。断熱材もなければ天井板もありません。真夏は空調設備がないことで、汗の滴る環境に根を上げましたが、今日は寒さに身が縮む思いを…[続きを読む]

2009.11.14

工房に吹きつける風や雨の音を聞きながら、今日も朝から陶彫の成形です。職場で一緒に仕事をしている人が陶芸をやりに来ました。工房は解放しているわけではないのですが、関係者を気楽に誘っています。今日はボラン…[続きを読む]

2009.11.12

一日のうち自分を取り戻す時間はどのくらいあるのだろうと考える時があります。まず、通勤電車の中で読書をする時間。かなり前から「瀧口修造全集」を読んでいます。ほんの僅かの時間ですが、美術論評に触れる貴重な…[続きを読む]

2009.11.11

現在制作中の陶彫は「構築〜瓦礫〜」というタイトルをつけて、陶彫による破片が点在する世界を表そうとしています。自分は作品をまとめすぎる嫌いがあって、今ひとつ大きな世界観を構築できないのですが、破片を無作…[続きを読む]

2009.11.09

自宅には小さなアトリエがあります。公務員になった若い頃、憧れの陶彫はまだ出来ず、油絵を描いていた時期がありました。画架を立ててキャンバスを置いて、歯車のような抽象形をモチーフにした絵を何年も描いていた…[続きを読む]

2009.11.08

昨日の続きのようなブログの内容になってしまいますが、昨日余力を残して終わったはずの制作が、今日はどうやら疲労が溜まって全て中途半端になってしまいました。陶彫の制作はかなりの肉体労働です。それでも陶彫な…[続きを読む]

2009.11.07

週末になると陶彫制作が待っています。既に成形が終わったものを仕上げ、さらに新たに成形するという作業の繰り返しです。2点ずつやっていきます。充実していると言えば、これほど充実している時間はありません。飽…[続きを読む]

2009.11.03

文化の日に相応しく今日は制作三昧でした。一旦陶彫を始めてしまうと、タタラにした陶土の乾燥を確かめながら仕事を進めていくので、制作を休むことができません。2日前に成形した陶彫部品2点が、ちょうどよい硬さ…[続きを読む]

2009.11.01

今日から11月です。農業用倉庫として建てた工房で、今日は記憶に留めたい一日となりました。自分の彫刻デビューは陶壁でした。陶彫による表現が自分にとっては創作の原点になっているのです。前から工房で準備を進…[続きを読む]

2009.10.25

前に実家の車庫にあって風雨に晒されていた「発掘〜円墳〜」と「発掘〜地下遺構〜」を、今夏大汗をかいて倉庫(工房)に持ってきたことは、いつぞやのブログに書きました。さらに梱包してあったダンボールを全て処分…[続きを読む]

2009.10.19

昨年のブログを読むと、「起源」の柱の彫りの進み具合のことをよく書いています。ブログはもちろん万人に公開しているものですが、自分の制作工程のメモとして活用していて、現在の作品の進み具合をリアルタイムで報…[続きを読む]

2009.10.11

三連休2日目。今日はボランティアの助っ人が来ないので、工房には自分ひとりです。朝6時半に工房に行って、昨日のうちに原形モデルが出来ている陶彫土台の石膏取りを行いました。9時に自宅から電話があって朝食に…[続きを読む]

2009.10.10

今日から三連休で工房に籠もって制作三昧の予定です。木彫は荒彫りを進めています。陶彫は石膏型を作ってから成形する作業に移ります。木彫は鋸を挽き、鑿を振るって大まかにカタチを彫り上げていきます。今日もボラ…[続きを読む]

2009.10.04

昨日練った陶土はたたら(板状)にして、少し乾燥させて土に強度が出始めたところで、立体構成のように立ち上げていきます。土台になる面が平面であれば、すぐにでも成形を始めるのですが、今回の新作は土台が彎曲し…[続きを読む]

2009.10.02

ビジョン企画出版の小冊子に7月個展の批評が載っていました。「従来の遺跡出土品みたいなのから、四角錘を縦に繋げた木の柱状の構築物に発展している。変化が始まったということ。」短文でしたが、陶彫で作っていた…[続きを読む]

2009.10.01

10月になって、クールビズから一変してネクタイ着用で職場に出勤しています。月初めはいつも目標を定めて創作活動に励む心構えでいます。計画倒れになることも多いのですが、それでも1ヶ月くらいの目標設定が自分…[続きを読む]

2009.09.23

シルバーウィークは今日で終わりです。今日は土を練るつもりでいましたが、どうやら連日の疲れが出て、陶彫の作業は出来ませんでした。ずっと工房にいたのに、捨てるダンボールの紐かけをやって、結局一日が過ぎてし…[続きを読む]

2009.09.22

連休後半は陶彫のために費やす時間を確保しています。今日は栃木県益子にある明智鉱業に陶土を買いに行きました。今まで郵送していただいていましたが、実際に店に行くのは久しぶりでした。自分は陶土を単身ではなく…[続きを読む]

2009.09.18

明日からシルバーウィークの5連休が始まります。この始まる…という期待が何ともいいのです。始まってしまうと、すぐ終わってしまいます。今日はウキウキの前日なので、5連休の作品制作計画を立てようと思います。…[続きを読む]

2009.09.13

倉庫の片づけが一段落し、ついにと言うべきか、ようやくと言うべきか、新作に取りかかることになりました。前のブログに書いた陶彫の瓦礫の山から突き出ている数本の柱。まず、杉材の柱を購入してきました。節や裂け…[続きを読む]

2009.09.11

何年か前に横浜市民ギャラリーに作品を並べていた時、ひとりの鑑賞者から「これはテロに対する抗議か?」と聞かれたことがあります。爆風で半分壊れたような陶彫による都市は、あるいはそんな捉え方ができるのかもし…[続きを読む]

2009.09.05

新作では、殻を打ち破った樹木が上昇していく漠然としたイメージがあります。自分が調合している陶土が焼成で黒くなる影響もあるのでしょうが、作品全体のイメージは黒っぽい色彩で覆われています。陶彫は瓦礫の山と…[続きを読む]