Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

archive

note > 陶彫
2009.03.01

3月になりました。今月の予定を追っていくと、まず現在制作中の陶彫作品を22日までに終わらせなければなりません。個展用の図録の撮影があるからです。この陶彫が終わるかどうか微妙なのです。今日も頑張ってみた…[続きを読む]

2009.02.28

今日で2月が終わります。昨日は雪混じりの天候でしたが、今日は晴れが戻ってきました。多忙な週末がやってきて、制作が佳境に入っています。陶彫の土台作りでレリーフ状に彫る部分を終えました。土台は分解と組み立…[続きを読む]

2009.02.26

群馬県高崎市から招待出品の依頼を受けて、「発掘〜鳥瞰〜」を来月19日に搬入することになりました。全部で6人の彫刻家が選定されたようです。自分がこの展覧会に興味を持ったのは、高崎市観音塚考古資料館の収蔵…[続きを読む]

2009.02.22

今日は朝早くから制作に取り掛かりました。午後から自宅に陶芸窯の業者がやってくるので、今日の制作予定を午前中にクリアしなければなりません。時間は勢いよく過ぎていきました。午前中の4時間が10数分のように…[続きを読む]

2009.02.21

3月22日に夏の個展用の作品撮影をすることになりました。また図録を準備する予定です。撮影する作品は1月に横浜のグループ展に出品した「構築〜起源〜」と現在制作中の陶彫作品です。タイムリミットが設定された…[続きを読む]

2009.02.20

NHK教育テレビ「美の壺」でアイヌ文様を扱っていました。自分もかつて北海道に行った折にアイヌの村に立ち寄って、木彫の日用品や服に施されたアイヌ文様を見てきました。まさに番組で紹介された通り、奔放なデザ…[続きを読む]

2009.02.17

「梅は咲いたか桜はまだかいな」という季節になると、鼻がムズムズしてきます。自分は軽い花粉症でマスクをするほどではありませんが、時々不快感があります。週末に杉材を彫っているせいではないかと思いましたが、…[続きを読む]

2009.02.09

先月や今月のRECORDで格子文様をやっているためか、立体作品にも格子文様が登場してしまいます。イメージが格子に囚われていると言っても過言ではありません。格子は美しいと感じたことが頭の中で繰り返され、…[続きを読む]

2009.02.07

陶彫は数点の窯出しが終わって、まずまずの仕上がりです。これからこの陶彫を組み合せた部分が置かれる土台を作ります。土台と言っても全体の8割を占める作品の一部で、かなり重要なところです。土台は厚板にレリー…[続きを読む]

2009.02.02

陶彫が始まり、少しずつパーツが出来上がっています。自分の陶彫による作品はパーツをたくさん作って、それを組み立てて大きな作品にまとめていくのです。まずパーツ作りは土練り、たたら(または紐)、成形、加飾、…[続きを読む]

2009.01.31

今週末から木彫ではなく陶彫をやっています。木槌や鑿を棚に仕舞いこみ、陶芸道具を作業台に並べています。仕事の質はまるで異なりますが、自分にとって木彫と陶彫は両輪として考えたい素材なのです。京都の陶芸家河…[続きを読む]

2009.01.29

横浜のグループ展に出品した「構築〜起源〜」には、その雛型も合わせて展示してありました。見に来た人は小さな雛型にも関心が高く、本体と見比べて楽しんでいたようでした。雛型は作者自身も楽しんで作っていて、遊…[続きを読む]

2009.01.23

まだグループ展開催中ですが、「構築〜起源〜」が自分の手を離れてしまったので、気持ちは陶彫による新作に移りました。ひとつ終わると次を考えてしまうのが永年の癖になっていて、それが仕事を継続させていく原動力…[続きを読む]

2009.01.08

一日の過ごし方に緩急があって、公務に追われ制作に没頭する時間は密度の濃い時間を過ごしています。自宅に帰ってくると、気持ちが緩んでぼんやりとしてしまいます。このぼんやりとした時間が何ともいいのです。こう…[続きを読む]

2008.12.31

今日で2008年が終わります。今年を振り返ると、7月の個展の後に新作の制作に入りましたが、公務の研修が多くて例年より制作が捗らず、今も継続中です。平面作品のRECORDは2年目に入り、これも継続中です…[続きを読む]

2008.12.17

ポストカード大の平面作品を毎日描いているRECORD。今シーズンは1ヶ月ごとに幾何形体をひとつ決めて、それをもとに日々思いつくイメージを作品にしています。正方形や三角形、円といった定規で作るカタチを画…[続きを読む]

2008.12.16

人並みの公務、でも合間にポストカード大の平面作品RECORDの制作、週末は木彫による立体作品の制作、夜は不定期で陶彫の制作、健康促進のために時々スポーツクラブへ…と書いていると、毎日密度の濃い時間を過…[続きを読む]

2008.12.01

12月になりました。いよいよ寒くなり、通勤は夜明け前です。職場に着く頃に夜が明けてきます。1年間の締めくくりとは言え、やり残したことが多く、今月は猛烈に制作をしなければなりません。職場も忙しくなります…[続きを読む]

2008.11.30

11月最後の週末です。あれよあれよと思う間に今年も残りわずかとなりました。制作は自分なりに頑張っているものの計画通りにはならず、来年の横浜のグループ展に間に合うかどうか微妙になってきました。3月の群馬…[続きを読む]

2008.11.27

一日一枚の平面作品によるRECORD。ポストカードのサイズで毎日取り組んで、もうかれこれ2年が経とうとしています。これはサイズがよかったと思っています。職場の机上、自宅のテーブル、街のカフェ等で気軽に…[続きを読む]

2008.11.21

週末はすべて作品制作に時間を費やしています。自分としてはウイークデイにも制作ができないものか、あれこれ試していますが、なかなか作業が進まず、週末の時間に補填することが多くなっています。前にブログに書き…[続きを読む]

2008.11.16

一辺15cmの正方形。陶土で作ったその矩形に少々高さをつけてみました。これを基本の形態にして4つほど作りました。あとで上部の正方形に加飾してレリーフ状にしようと思っています。これを毎日ひとつずつ作れれ…[続きを読む]

2008.11.15

ポストカード大の平面作品を一日一枚ずつ作っているRECORDはもうすぐ2年が経とうとしています。昨年の12月頃作ったRECORDには半立体になった作品があります。平面に板や厚紙を貼り付けてレリーフ状に…[続きを読む]

2008.11.14

20代の頃は大学の彫刻科に通っていて、粘土による具象作品を作っていました。いわゆる習作です。恩師の池田宗弘先生がギャラリーせいほうで個展をやっていて、そこで手伝いをしてギャラリーに通い始めました。そこ…[続きを読む]

2008.11.13

自分の個展の図録には粘土を石膏に変えて保存するのではなく、粘土のまま保存できる技法として陶彫を選んだという主旨を書いています。これは当時から本当に素直な気持ちでそう感じていました。でも陶彫というものを…[続きを読む]

2008.11.12

八木一夫のオブジェ焼に関する書物を読むと、そこにちょいちょい辻晋堂という名が出てきます。彫刻家辻晋堂は亡くなられて随分経ちますが、ギャラリーせいほうで個展をやっていた作家でした。自分は学生時代に個展に…[続きを読む]

2008.11.11

先日読み終えた美学出版「終わりきれない近代」の中でオブジェについて触れた文章があります。「オブジェというフランス語は、英語のオブジェクトに相当します。自分から見て前方に投げ出されたものというのが語源。…[続きを読む]

2008.11.10

表題は樋田豊郎・稲賀繁美編集による故陶芸家八木一夫に関する本です。八木一夫が中心になって活動した「走泥社」や当時オブジェ焼と呼ばれた機能を持たない陶磁器の作品を自分なりに理解してみようと思って、京都に…[続きを読む]

2008.11.09

週末が来るたび作業に追われる生活が繰り返されています。心の充実は計り知れないものがありますが、身体の疲労が徐々にたまってきました。昨日今日と杉材を8本彫り、陶土をたたらにして成形し、RECORDも仕上…[続きを読む]

2008.11.02

建築会社の人と会うたびに、新しい作業場の建設構想が頭に浮かびます。それは亡父から相続した僅かな土地に倉庫を建てる計画です。作品の収納庫としての役割が大きいのですが、そこで制作ができればいいなと考えてい…[続きを読む]

2008.11.01

11月になりました。いよいよ寒くなって朝の起床がつらくなっています。今月の制作目標は現在取り組んでいる「構築〜起源〜」の柱をすべて彫り上げることです。あと30本程度彫らなければならないので厳しいスケジ…[続きを読む]