Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 陶彫
2007.10.05

先日ホームページにアップした自作の陶彫も、現在作っている木彫も仮想現実の世界に存在するものとして考えるようにしています。たとえそれがパソコン画面や映像によるものではなく、実材を使って実際に存在するもの…[続きを読む]

2007.10.04

今年の個展(ギャラリーせいほう)で発表した「発掘〜円墳〜」がホームページのギャラリーにアップしました。陶彫によるテーブル彫刻です。テーブルの中央に穴があって、そこから覗いた写真が2点あります。カメラマ…[続きを読む]

2007.10.01

朝晩はめっきり冷え込む季節になりました。芸術の秋の到来です。職場には今日からネクタイを着用して通うことにしました。没個性的な仕事服です。作品の方はこれから見通しを立ててやっていかなくてはなりません。あ…[続きを読む]

2007.08.31

ブログは情報発信のみならず自分の記録として有効な手段だと思って毎日書いています。昨年の今頃は何をしていたのか、どんなことを考えていたのか、制作の進み具合はどうだったのかを確認することが出来るからです。…[続きを読む]

2007.08.20

久しぶりに陶彫を試みています。2点成形が出来上がり、今日は粘土の乾燥具合がちょうどよかったので加飾をしました。といっても四角い建物状に出来たオブジェに窓のような穴を開けてみたのです。その穴を通して明か…[続きを読む]

2007.08.16

365点の連作の8月分は、立体のエスキースみたいな作品になっています。365点の連作はポストカード大の平面作品で、これは何かのエスキースとして考えず、あくまでも小さな平面作品として作っているつもりです…[続きを読む]

2007.08.15

先日から粘土を練って準備していた陶彫作りを始めました。このところ木彫ばかりやっていたので、陶芸は久しぶりです。ずっとやってきた粘土の触り心地を確かめながら、小さなオブジェを作ってみました。香炉にしよう…[続きを読む]

2007.08.13

久しぶりに粘土を練りました。この夏に陶彫のランプシェードや香炉を作ろうと決めていたので、粘土の荒練りをしました。このところ木彫ばかりやっていたので、粘土とは新鮮に向き合うことができました。菊練りまでや…[続きを読む]

2007.08.01

8月になりました。自分の時間が多く取れる1ヶ月です。今月は小さな陶彫によるランプシェードを作る計画があり、久しぶりに粘土に取りかかろうかと思っています。ずっとやっている365点の連作(ポストカード大の…[続きを読む]

2007.07.27

学校が夏休みになったようで、東京の上野公園には平日にもかかわらず、子どもたちの姿が目立ちました。国立科学博物館で開催されている「インカ マヤ アステカ展」にも老若男女いて、発掘品や映像に見入っていまし…[続きを読む]

2007.07.17

ウィーン幻想派画家やフンデルトワッサーほど国際的な名声を得ていないので、カール・コーラップを日本で知ることはありませんでした。20数年前にウィーンにいた頃、コーラップのタブローや版画を多くの画廊が扱っ…[続きを読む]

2007.06.23

気象庁が梅雨と発表してもまとまった雨が降らない日が続いています。昨日雨が降ったかと思えば今日は快晴となり、昨日の雨が湿気をもひきつれて遠のき、清々しい天気になりました。今日は外仕事が多く、炎天下の中に…[続きを読む]

2007.06.22

自宅に土壁はありません。家を建てた時は借金で首が回らず、家の素材まで考えられなかったというのが本音です。ですが土壁は大好きです。今晩TVで「美の壺」という番組をやっていて、「土壁」がテーマでした。番組…[続きを読む]

2007.06.17

2月から毎日描いている平面による小作品ですが、気づけば130点を超えています。今までの作品全てがペンによる線描で淡彩を加えています。毎日あれこれ試行しようと思って始めた連作ですが、発想を大幅に変えるこ…[続きを読む]

2007.06.15

何年か前に神奈川県の大山の麓にある小さな美術館で藤田昭子さんが個展をされていたので見に行って、本人にお会いしました。昔から野焼きによるモニュメントを多く作られていて、住居ともオブジェとも言える造形に注…[続きを読む]

2007.06.13

1929年に描かれたタマラ・ド・レンピッカの「自画像」は「デイ ダーメ(ドイツ語で婦人)」の表紙を飾り、そのイメージは自立する女性像、流行の車に颯爽と乗るモダンガール、そしてアールデコの象徴として印象…[続きを読む]

2007.05.22

毎年この時期になるとビジョン企画出版から新聞が送られてきます。評壇に4月の個展評が載っているからです。今年はこんなふうに書かれていました。「遺跡から出土の鉄製品のように思えるが、陶彫を黒褐色にすること…[続きを読む]

2007.04.24

今日は個展のお礼状を印刷しました。赤錆色をしている陶彫の作品を、ずっと撮影をお願いしているカメラマンによって薄桃色にアレンジされ、なかなかお洒落なお礼状になりました。春らしいポストカードです。その中に…[続きを読む]

2007.04.18

作品が立体であるゆえに周囲の環境が影響します。自分の陶彫作品を置く場所は周囲に壁があった方がいいと思っています。作品によっては広い環境の中に置いた方が映える作品もあるでしょう。野外が向いている作品もあ…[続きを読む]

2007.04.10

先日終わった個展には8点の単体の陶彫を出品していました。昨年は10点あって1点が売れ、今回も1点売れています。10数万円から数万円という手ごろな価格なので、売れ筋の作品です。大きな作品は250万円から…[続きを読む]

2007.03.31

明日が搬入日です。陶彫の各部品をとめるボルト・ナットの数や組み立てる時に使う工具などを確認しました。これで大丈夫という保障もなく、どんなアクシデントがあるのか予想もつかず、何となく今日が終わります。さ…[続きを読む]

2007.03.07

自作に「発掘〜円形劇場〜」という陶彫レリーフがあります。HPのギャラリーにアップしています。ヘレニズム時代の遺跡をトルコやギリシャを訪ね歩くうち、円形劇場の見事な景観に心が奪われました。トルコのペルガ…[続きを読む]

2007.02.14

「発掘〜地下遺構〜」は、「発掘〜円墳〜」と同じ4月の個展に出品します。「発掘〜地下遺構〜」は4畳大のテーブル彫刻です。テーブルの上の部分には陶彫で作った階段を大小のブロックに分けて配置します。階段は地…[続きを読む]

2007.02.13

「発掘〜円墳〜」は、4月の個展に出品する作品のひとつです。作品をテーブルにするアイデアは新しいものではありませんが、テーブルの下に陶彫ブロックを接着する作品は初めてだろうと思います。テーブルの下にある…[続きを読む]

2007.02.12

4月の個展にはテーブル彫刻2点を出品する予定です。昨日から作業場に運び込んできた部品を確認しながら梱包を始めています。テーブル彫刻のテーブルを支えるのは枕木です。ガーデニング用品として売られていたもの…[続きを読む]

2007.02.11

今日は昨日運び込んだダンボールから陶彫の部品をすべて取り出しました。作品は数十個の陶彫をボルトでつないで集合体として見せるもので、1つの作品には様々な部品があって、それらをすべて確認する必要があります…[続きを読む]

2007.02.08

昨年のブログに「365個で構成する作品」(2006.8.10)というアイデアを書きました。これは立体、とくに陶彫が頭にあったのですが、2月から始めている作品は葉書よりやや小さめの平面作品です。これなら…[続きを読む]

2007.02.02

展覧会に来られた恩師から手紙をいただきました。以前紹介した彫刻家の恩師ではありませんが、自分にとって大切な方です。そのまま引用させていただきます。「発掘シリーズによって人間の原点を模索し、いよいよ人間…[続きを読む]

2007.01.09

自作の「構築〜包囲〜」は厚板に砂を硬化剤で貼りつけ終わり、いよいよ次の段階に入りました。この砂の面に油絵の具を染み込ませていく作業です。これは油絵の具を均一に塗る作業ではなく、色彩を調整しながら最初に…[続きを読む]

2007.01.03

昨年作業場に放置していた作品の制作を始めました。硬化剤がよく効いていて砂がしっかり固まっていました。作業を開始してまもなく硬化剤や砂が少し不足していることに気づきました。硬化剤は余らせても次作に使うか…[続きを読む]

2006.11.30

たとえば奈良の金剛力士像は巨大な木彫ですが、彩色されていたようで所々色が残っています。完成当時は華麗な色彩が施されていたことでしょう。自分の作品では木彫の部分は色をつけません。自然な木目が美しいので、…[続きを読む]