私は高校生の頃に、建築家になりたいと思っていました。当時は一握りのスター建築家を夢見ていましたが、理系が得意ではなかったせいか、それを即座に更新し、工業デザイナーを目指すようになりました。美術系の大学…[続きを読む]
先日、東京上野の東京都美術館で開催されている「若冲展」を見てきました。伊藤若冲は江戸時代に京都で活躍した画家でした。細密な描写で異彩を放つ若冲ですが、最近になって再び注目を集め出しました。若冲生誕30…[続きを読む]
伊藤若冲は1716年京都の錦小路にあった青物問屋「枡源」の長男として生まれ、1800年に84歳の長寿を全うして世を去った奇想の画家でした。若冲は当時京都で活躍していたようですが、没後埋もれてしまい、同…[続きを読む]
今日からゴールデウィークが始まりました。私の職場は暦通りの休日になるので、三連休の後、一日出勤があって再び三連休となります。その後、一日出勤して週末を迎えるのです。因みに最後の日曜日である5月8日に新…[続きを読む]
既に終わってしまった展覧会を取上げて恐縮ですが、私も東京都美術館で開催されていた「ボッティチェリ展」に閉幕3日前に飛び込んだのでした。結果として見てきて良かったと感じています。画家サンドロ・ボッティチ…[続きを読む]
横須賀美術館で開催されている「嶋田しづ・磯見輝夫展」を見てきて、とりわけ大型木版画を制作していた磯見輝夫氏の作品に、自分の若かりし頃の思い出を重ねてしまうことがあります。20代の頃、自分は大学で具象彫…[続きを読む]
先日、横須賀美術館で開催されている「嶋田しづ・磯見輝夫展」に行ってきました。現存する画家・版画家の旧作から新作まで含めた大がかりな展示は、その作家の歩んだ道を達観できる良い機会でした。画家嶋田しづ氏は…[続きを読む]
三連休の中日です。今日は昨日のような疲労はなく、早朝から家内と菩提寺に出かけました。朝7時に墓参りをするのは初めてでしたが、清々しい空気に触れて心が軽やかになりました。9時に2人の若いスタッフが工房に…[続きを読む]
Bunkamuraザ・ミュージアムは遅い時間まで開館しているので、勤務時間終了で職場を出て橫浜から渋谷まで電車の乗り継ぎがうまくいけば、何とか開館時間に間に合います。昼間働いている者にとっては仕事帰り…[続きを読む]
展覧会に足を運ぶのに、予め見たい展覧会に時間を作って出かけていくことがあり、また何かのついでに見る展覧会もあります。時間を作ってわざわざ行ったのに期待はずれだったり、ついでに見た展覧会で印象的な作品に…[続きを読む]
1969年に制作されたグルジア(ジョージア)の映画「放浪の画家ピロスマニ」を久しぶりに観てきました。私は20代の頃から数回に亘って本作を観ています。そのつど印象が異なり、ピロスマニという孤高の画家にず…[続きを読む]
「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)第六章「夢の仕事」の(c)「夢の描出手段」のまとめを行います。「夢の描出手段」は割と長い論文なので、これひとつだけでまとめます。「私たちは、『もし』、『…[続きを読む]
漫画家水木しげる氏が93歳で他界されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。私は水木漫画が好きな一人です。水木漫画との出会いは自分が小学生の頃に遡ります。同級生宅に行くと珍しい漫画本が山積みされてい…[続きを読む]
今日から三連休です。現在取り組んでいる陶彫の新作は2点あります。大きい作品は擂り鉢状の円形をした作品です。もうひとつは絵画的な構成から発展した作品で、擂り鉢状の作品に比べて、小さいスケールで作っていま…[続きを読む]
既に終わってしまった展覧会の作品を取り上げるのは恐縮ですが、橫浜にある県立歴史博物館で開催していた「五姓田義松展」の中で、気に留めた作品の数々の感想を述べます。私が美術の専門家を志した時は、既に確立さ…[続きを読む]
テレビ番組で紹介され、その絵画技量の高さに驚かされた五姓田義松。彼が生きた時代は安政から明治にかかる西洋文明の流入期で、いち早く西洋絵画を学ぶことになった彼の生い立ちや見事に開花させた才能に、今まで埋…[続きを読む]
先日、平塚市美術館で開催している「画家の詩、詩人の絵」展に行ってきました。詩魂がなければ造形作品は生まれないと考えている自分にとって、とても好都合な展覧会で興味津々でした。自分が学生の頃、現代美術は文…[続きを読む]
先日、東京渋谷にあるBunkamuraザ・ミュージアムで開催している「風景画の誕生」展に行ってきました。所蔵がウィーン美術史美術館で、20代の頃ウィーンに暮らしていた自分には馴染みのあった美術館ですが…[続きを読む]
昨日のRECORD3200点達成の話題に続いて、今日もRECORDのことを書きます。私のホームページに2013年4月分~6月分のRECORDをアップしました。2013年の年間テーマは漢字一文字で表して…[続きを読む]
5連休となるシルバーウィーク(SW)が始まりました。SWは当然制作目標を立てていますが、今日は東京の展覧会を見て回ることにしました。家内が胡弓の演奏に出たので、今日は単独で丸一日かけて美術館等を奔走で…[続きを読む]
久しぶりに東京に展覧会を見に出かけました。それでも今日は工房での制作を休むわけにはいかず、朝6時に工房に行って陶彫成形用の大きなタタラを6枚用意しました。座布団大のタタラを掌で叩いて作るのに労力を使い…[続きを読む]
先日、橫浜のミニシアターに出かけて表題の映画を観てきました。イギリスの巨匠ターナーの光に溢れた絵画群を、以前に東京都美術館で見て感銘を受けたところなので、この映画全編に亘る映像美には驚きを隠せませんで…[続きを読む]
「人は常に私の作品に象徴を見ようとします。そんなものはありません。その種の意味はないのです。この絵《ゴルコンダ》を例にとりましょう。群集がいます。それぞれ違った男たちです。しかし、群衆の中の個人につい…[続きを読む]
画家鴨居玲の画業を知ったのはいつの頃だろうと思いを巡らせています。自分の学生時代か、社会人になってからか、記憶は定かではないのですが、強烈な印象が残って、鴨居作品が展示される度に見に出かけています。同…[続きを読む]
今日は7月に個展を企画していただいている東京銀座のギャラリーせいほうに、個展の案内状1000枚を届けに行きました。画廊主の田中さんに長い間ご無沙汰していたことを詫びて、搬入に関する打ち合わせをしました…[続きを読む]
今日は関東甲信越地区の管理職の会議が山梨県甲府市でありました。今日は全体会で明日が分科会になります。私は早めに横浜を出て、一路現地に向かいました。せっかく山梨県甲府市に行くのであれば、会議の前に山梨県…[続きを読む]
20世紀を代表するシュルレアリスムの巨匠ルネ・マグリットは、自分にとって馴染みのある芸術家です。十数年前の日本での大がかりな展覧会も見た記憶があります。今回は混雑を避けて金曜日の夜の時間帯に家内と六本…[続きを読む]
先日、上野の東京国立博物館に「鳥獣戯画 京都高山寺の至宝展」を見に行ってきました。今までにない大変な混雑ぶりで、鳥獣戯画の人気が伺えました。今回は鳥獣戯画の「平成の修理」が終わり、その過程で得られた知…[続きを読む]
6月2日は横浜の開港記念日です。今日は勤務を要する日ですが、休みをもらって美術館に行くことにしました。連日混雑が報道されている「鳥獣戯画展」は、ウィークディならば多少余裕を持って鑑賞できるかなぁと思っ…[続きを読む]
表題にある「非ー自我としての無意識」というのは、近代的な自我や内面の成立のことを言います。現在読んでいる「風景の無意識 C・Dフリードリッヒ論」(小林敏明著 作品社)はフリードリッヒに代表されるロマン…[続きを読む]
先日、東京渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「ボッティチェリとルネサンス フィレンツの富と美」展を見てきて、勤務中の緊張感が消え、ほっと和んだ瞬間がありました。キリスト教美術で思い出す…[続きを読む]