Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > カタチ
2008.05.19

3冊目の図録となると、今度はどんな文章にしようか考えてしまいます。前に書き溜めたデータを読むうち、陶彫と関わったいきさつを書いた文章に手を加えることにしようと考えました。いわば陶彫による制作生活に入る…[続きを読む]

2008.05.16

会議中に不覚にも眠ってしまい、はっと我に返るとまだ時間は自分が感じているほど経っておらず、会議の話も辻褄が合っていることにホッとしました。以前にも会議中に寝てしまい、頭の中に壁が続いている情景が巡って…[続きを読む]

2008.05.12

昨年の7月3日のブログに「エンジントラブル」という文章があります。今度はブレーキトラブルです。ブレーキを踏むとゴオーという違和感のある音がするのでデイーラーに持っていきました。通勤に使っている車なので…[続きを読む]

2008.05.08

5月のRECORDは「正六角形」をテーマに毎日ポストカード大の作品を作り続けています。六角形は今まで扱ってきた図形に比べると、おだやかなカタチをしています。正三角形や正方形のようなシャープな主張はあり…[続きを読む]

2008.05.01

国立新美術館「モデイリアーニ展」は数々のモデイリアーニの代表作が見られるのと同時にアートショップが楽しい雰囲気でした。モデイリアーニのデッサンのレプリカが多く壁に掛けられ、そこに雑じってアフリカ彫刻や…[続きを読む]

2008.04.27

昨年2月より一日に一枚、ポストカード大の平面作品を作ることを自分に課して現在まで継続しています。HPにもアップしているRECORDです。昨年から今年の1月末までを一応区切りとして、現在は2シーズンに入…[続きを読む]

2008.04.23

最近のRECORDは、格子模様の繰り返しの中に円形がある構成になっています。格子のカタチは自分の中でたびたび出現してきます。まず初めに格子を定規を使ってきちんと書き上げ、それをところどころ崩してみたり…[続きを読む]

2008.04.16

このブログを書き始めた頃に読んでいたブイヨン著「粗い石」。これの感想を2年前にブログに載せています。そこで再び「粗い石」です。再読を重ね、名も無き修道士たちのル・トロネ修道院建造にかかる話は、何度読ん…[続きを読む]

2008.04.10

まだ身体が動くうちは精一杯身体を使って作品を作りたいと思っています。もちろん現在は、一人ですべて作り上げる予定で制作工程を考えています。土を練ったり、木を彫ったりして、どのくらいのサイズのものまで可能…[続きを読む]

2008.03.20

今年7月の個展のために、今日は図録用の作品を撮影しました。撮影の対象になった「発掘〜遺構〜」は様々なカタチが混在する都市空間を表現したものです。今までの図録はあらかじめ自分がデザインを考え、それに近づ…[続きを読む]

2008.03.17

HPの「OTHER」の中に、「骨の箸置き」と題した作品があります。自分にとっては今のところ唯一の小品です。イメージしたものは恐竜の骨の一部でした。骨は見方によっては大変美しいカタチをしています。骨は人…[続きを読む]

2008.03.08

週末は制作に追われています。普段の公務を忘れ、頭を切り替えて創作に没頭しています。この頭の切り替えは、昔の自分に比べると本当にうまくなったと思います。二束の草鞋を履いているので、速やかにスイッチを切り…[続きを読む]

2008.02.29

今年はうるう年にあたり今月が29日まであります。「RECORD」は今年は366点。今日その1点を作りました。「0229」とナンバーをつけましたが、このナンバーが再び登場するのは4年後になります。2月の…[続きを読む]

2008.02.23

久しぶりに鑿と木槌を持ちました。数週間前に試作を1本だけやっていますが、本格的に木を彫っていくのは今日からです。木は対話しながら彫るのがいいのです。木には板目や柾目があって、それを確かめながら彫り進む…[続きを読む]

2008.02.22

今年の個展は6畳大の陶彫で「発掘〜遺構〜」と名付けている作品を出品する予定です。あらゆるカタチが混在する都市が無人化した情景を陶彫の集合体で表現しています。いつも4月にやっていた個展の開催時期を、今年…[続きを読む]

2008.02.14

今月から新しい「RECORD」を日々作っています。前にブログに書いたように昨年のように自由気儘に描くことはやめて、法則を決め1ヶ月間はやってみようと思っています。今月のテーマは「正三角形」。画面のどこ…[続きを読む]

2008.02.01

2月になりました。昨年の2月1日は「RECORD」制作の第一歩でした。また今日からセカンドシーズンの第一歩が始まります。彫刻の新作も考え始めています。陶彫ランプシェードは既に制作が始まり、成形が終わっ…[続きを読む]

2008.01.27

「構築〜解放〜」がカタチになってきた時から、次のステップへのイメージが脳裏に去来するようになりました。木彫ではまだまだ柱にこだわっていこうと考えています。柱を30本使い円錐を描くように立てて構成したの…[続きを読む]

2008.01.22

アメリカの彫刻家にアレキサンダー・カルダーがいます。モビールを考案した巨匠です。カルダーのモビールを知ったのは学生時代ですが、その頃は自分は量感のある具象彫刻を作るにはどうしたらいいのかをずっと考えて…[続きを読む]

2008.01.18

アメリカを代表する女流彫刻家ルイーズ・ニーベルソンの作品は一度見たら忘れられない印象が残ります。黒く塗られた箱状の作品。その中にやはり黒く塗られた様々なカタチが詰め込まれていて、それが壁のようにそそり…[続きを読む]

2008.01.13

陶彫ランプシェードを作るために今日は久しぶりに土に触れました。まず2種類の土を割合を決めて混ぜあわせて菊練りをしました。最近は木を彫ることが多くて陶芸をする時間が減りました。でも土を練っていると陶芸の…[続きを読む]

2008.01.12

今日から三連休になり朝から作品を制作しました。今日は「RECORD」の今日の分と額装からまず始めました。外は曇って肌寒い日でしたが、制作に入った午前中の時間帯は何とも気持ちがよく、これからしばらく自分…[続きを読む]

2008.01.08

フリッツ・ラング監督の残した近未来映画で、現在でもレンタルビデオショップにあります。昨日のブログに書いた「カリガリ博士の箱」と同じドイツ表現主義を代表する映像作品です。20数年前に滞在したウィーンの映…[続きを読む]

2007.12.19

ブログに度々登場する「RECORD」をホームページにアップしました。タイトルがない時は365点の連作と言っていました。とりあえず2月と3月の2ヶ月分をお見せいたします。2月1日より始めているので、今回…[続きを読む]

2007.11.18

自宅の門を横切るように左右にクモの巣が出来ていました。その立派なこと惚れ惚れするくらいで、ちょっと取ってしまうにはもったいない造形です。クモの巣は大変美しいカタチをしています。まったくの抽象作品です。…[続きを読む]

2007.11.17

週末は木を彫って一日が過ぎていきます。今週も来週も同じことをやっていると思います。今作っている作品は「構築〜解放〜」というタイトルをつける予定です。昨年発表した作品が「構築〜包囲〜」だったので、関連の…[続きを読む]

2007.10.24

夏からやり始めていた落款が完成しました。彫刻の新作を作るたび、新しい印を彫ります。自分の作品は集合体で見せるため、パーツひとつひとつに番号をつけて組み立てるのです。パーツ(ユニット)が完成したら、和紙…[続きを読む]

2007.10.21

画家カンデインスキーが推進した無対象絵画(抽象絵画)の考え方が、立体の場合はどんな現れ方をしたのか興味のあるところです。ロダンのもとを離れたブランクーシあたりが抽象彫刻の草分けでしょうか。バウハウスが…[続きを読む]

2007.10.15

20世紀初頭に抽象絵画の旗手として活躍したロシア人画家カンデインスキーのことを夏からずっと調べています。バウハウスの教壇にたって新しい美術教育を展開したことはよく知られていますが、抽象絵画とは縁がない…[続きを読む]

2007.10.10

365点の連作は、一日一点のペースで平面作品を作る計画で現在進行中です。10月は公務が多忙なため凝ったことができず、ペンで描くだけで精一杯です。しかもイメージはずっと鉄骨シリーズ。自分では描くモチーフ…[続きを読む]

2007.10.09

以前のブログでランプシェードについて触れました。昨日から窯出しをしているので、ようやく陶彫による完成したカタチが見えはじめ、そこに光源を入れてランプシェードにしていく予定です。以前書いた記憶では朴訥な…[続きを読む]