Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

archive

note > 書籍
2012.07.09

学生時代から夏休みの課題の習慣が身についてしまっています。学校教育のなせる業で、読書が良いことか悪いことかと言えば、向上心を維持しているので、これは良いことと思っています。読書感想文なるものもこのNO…[続きを読む]

2012.07.05

表題の本書の持つ難解な論理に慣れてきたとは言え、いまだ理解に苦しむ箇所も多々あります。朝の通勤時は比較的頭に入り、夜の帰宅時はボンヤリと目で文面を追うだけになってしまいます。「西洋の没落」(O.シュペ…[続きを読む]

2012.07.04

現在「西洋の没落」(O.シュペングラー著 村松正俊訳 五月書房)という人文・自然科学全般に亘る広義な洞察を下敷きにした「世界史」という哲学をとつおいつ読み砕いています。最近はずっとこんな論理に囲まれて…[続きを読む]

2012.07.03

自分の創作活動の際に参考資料としている書籍をNOTE(ブログ)で公開してしまうのには抵抗がありますが、創作イメージの源泉は必ずしもこの書籍だけではないし、模倣もあり得ないので、「生物の進化 大図鑑」(…[続きを読む]

2012.06.29

通勤中に「西洋の没落」(O.シュペングラー著 村松正俊訳 五月書房)を読んでいます。第4章は「音楽と彫塑と」いう題がつけられています。副題は「造形美術」。テーマからすれば自分が最も興味があるところです…[続きを読む]

2012.06.22

通勤中に「西洋の没落」(O.シュペングラー著 村松正俊訳 五月書房)を読んでいます。今回読んだ「大宇宙」の副題は「アポルロン的な魂、ファウスト的な魂、マギ的な魂」です。この3つの魂を定義している箇所を…[続きを読む]

2012.06.14

通勤中に「西洋の没落」(O.シュペングラー著 村松正俊訳 五月書房)を読んでいます。本書は壮大な論文なので、小単元ごとにまとめを行っています。自分の理解・認識として自分は毎回NOTE(ブログ)を使って…[続きを読む]

2012.06.11

現在読書中の「西洋の没落」(O.シュペングラー著 村松正俊訳 五月書房)の中で「そのⅡ」とした箇所の副題は「運命理念と因果法則と」です。世界史の捉えとして、自分が留意したところは空間と時間の関係が述べ…[続きを読む]

2012.06.04

通勤時間帯に「西洋の没落」(O.シュペングラー著 村松正俊訳 五月書房)を読んでいます。最近は次第に難解な文章に慣れてきて、意味を噛砕きながら時間をかけて読むペースが定着しました。本書は壮大な論文なの…[続きを読む]

2012.05.30

「西洋の没落」(O.シュペングラー著 村松正俊訳 五月書房)を通勤途中に読んでいます。本書は専門書なので、通勤で眠くなると文面を目で追うばかりで内容が頭に入りません。それでも文章をとつおいつ繰り返しな…[続きを読む]

2012.05.22

「西洋の没落」(O.シュペングラー著 村松正俊訳 五月書房)を通勤途中に読んでいます。ようやく「緒論」を読み終えたところで、簡単なまとめをしておきます。まだ本論に入れず、序章とも言うべき「諸論」ですが…[続きを読む]

2012.05.11

私は1980年から85年にかけて5年間をヨーロッパで学生として過ごしました。ちょうど24歳から29歳までの異文化を学ぶには絶好の機会が与えられたわけです。当時は無我夢中で何か準備をしなければ渡欧する意…[続きを読む]

2012.05.10

昔から芸術作品を語る時に自分がよく使っているコトバや論理は、白状すればどこかで得た知識であり、誰かの受け売りであり、何かの書籍によって頭に刷り込まれたものです。読み終えたばかりの「芸術の意味」(ハーバ…[続きを読む]

2012.04.26

今読んでいる「芸術の意味」(ハーバート・リード著 瀧口修造訳 みすず書房)の中にリアリズムに関する論述があります。本書54に「(リアリズム)は哲学史上、名目論に対立ばかりでなく、もっと一般的にはある認…[続きを読む]

2012.04.25

現在読んでいる「芸術の意味」(ハーバート・リード著 瀧口修造訳 みすず書房)より気になった箇所を取り上げてみようと思います。まず本書32で論じられている有機的な芸術と幾何学的な芸術です。この相対立する…[続きを読む]

2012.04.24

「芸術の意味」(ハーバート・リード著 瀧口修造訳 みすず書房)を通勤電車の中で読み耽っています。時代の局面やひとりの芸術家を取り上げたものではなく、古代から現代に至る造形美術を網羅した本書は、自分が2…[続きを読む]

2012.04.19

通勤の友に今日から新しい本を携帯しています。新しいと言っても30年以上前に読んだ「芸術の意味」(ハーバート・リード著 瀧口修造訳 みすず書房)です。途中で放棄してしまった書物をずっと後になって再読する…[続きを読む]

2012.04.12

ドイツ人画家ジョージ・グロッスの生涯を論じた書物を読んでいると、ダダイズムについて自分の知識の乏しさが浮かび上がります。ダダイズムは既成の芸術を壊した運動としか自分は理解していませんでしたが、それを言…[続きを読む]

2012.04.06

4月当初の一週間。ウィークディは長かったなぁと感じました。慣れない職場での挨拶やら書類の作成、加えて新年度を迎えるイベント等で些か疲れました。明日は工房に行って制作三昧を決めています。この制作も大変で…[続きを読む]

2012.04.03

「色彩の詩人アウグスト・マッケ」(佐藤洋子著 中央公論事業出版)を読み終えました。ドイツ表現主義の画家としては最も若くして世を去った画家です。27歳の戦死は衝撃的です。同じ「青騎士」で活躍した画家フラ…[続きを読む]

2012.03.22

現在、通勤時間帯ではドイツ表現主義の画家アウグスト・マッケに関する書物を読んでいます。自宅の食卓には「瀧口修造の詩的実験1927~1937」(思潮社)がいつも置いてあって、毎晩適当な頁をめくっては何と…[続きを読む]

2012.03.21

以前読んでいた「クレーの日記」に登場し、クレーと一緒にチュニジアへ旅行した画家アウグスト・マッケ。ドイツ表現主義の画家の中では第一次大戦によって命を落とした夭折の画家として知られています。煌く色彩と豊…[続きを読む]

2012.03.19

通勤時間帯しか読書ができないので、一冊の書物を読み終えるのに相当時間がかかります。やっと「クレーの日記」(P・クレー著 南原実訳 新潮社)を読み終えたので感想を述べようと思います。クレーが39歳の時に…[続きを読む]

2012.02.27

短い通勤時間で「クレーの日記」(P・クレー著 南原実訳 新潮社)を読んでいます。ようやくクレーの経歴の中で、自分がよく知っている画家の名前が出てきました。カンディンスキーやマルクです。彼らの「青騎士」…[続きを読む]

2012.02.22

通勤途中で読んでいる書籍に、頭が左右されるのは今に始まったことではありません。今「クレーの日記」(P・クレー著 南原実訳 新潮社)を読んでいるので、頭の中はクレーのことばかりです。パウル・クレーはスイ…[続きを読む]

2012.02.10

現在読んでいる「クレーの日記」に建築に関するクレーの考えが述べられている箇所があります。長い文章ですが引用します。「イタリアで建築芸術の理解を深めてくると、ものを見る目が肥えてくるのが、自分でもすぐわ…[続きを読む]

2012.02.08

20世紀を代表する画家パウル・クレー。今、通勤時間帯に「クレーの日記」を読んでいます。これはクレーのご子息が編者を勤めていることから明らかなようにこれが公開されるとは生前のクレー自身はわかっていなかっ…[続きを読む]

2012.01.24

自作にも「構築~解放~」という作品がありますが、ここで取り上げるアメリカ人画家ベン・シャーンによる「解放」は、象徴的な名作です。これは第二次世界大戦中のフランス解放をテーマにして描かれたガッシュによる…[続きを読む]