今日から関西方面へ2泊3日で出張します。行きの新幹線に中で読む書籍をどれにしようか思案していました。普段鞄に携帯しているのは「聖別の芸術」(柴辻政彦・米澤有恒著 淡交社)です。私には大変面白い評論で、…[続きを読む]
6月になりました。目先の目標は図録用の撮影が成功するように祈るだけです。撮影日は6月4日(日)です。天気予報では曇ったり晴れたりで、何とか野外での撮影も出来そうです。明日、横浜は開港記念日、明後日は土…[続きを読む]
5月の最終日になりました。来月初めにある図録の撮影日を新作の完成ゴールとして、今月は週末だけでなくウィークディの夜間制作も頑張ってきました。今晩最後の窯入れをしたので、まだ作品が完全に出来上がったわけ…[続きを読む]
現在読んでいる「聖別の芸術」(柴辻政彦・米澤有恒著 淡交社)の冒頭部分に米澤有恒氏による「聖別の哲学」の記載がありました。これは「聖別とは何か」を哲学的見地から論じたもので、具体例としてキリスト教を絡…[続きを読む]
「聖別の芸術」(柴辻政彦・米澤有恒著 淡交社)を読み始めました。前に同じシリーズの「芸術の摂理」を読んでいて、とても刺激を受けたので、今回も気分が高揚しています。どうやら本著「聖別の芸術」は「冒険する…[続きを読む]
5月になりました。爽やかな季節になって、凌ぎやすい気温の中で創作活動に拍車がかかりそうです。私は暖かくなるこの時期にヴァイオリズムが上昇するらしく、制作に活気が出てきます。今月はゴールデンウィークとし…[続きを読む]
かなり長く鞄に携帯していた「芸術の摂理」(柴辻政彦・米澤有恒著 淡交社)ですが、漸く読み終えることができました。副題にあった「不可視の『形』に迫る作家たち」という言葉の意味と、作家論に取り上げられてい…[続きを読む]
陶の造形作家荒木高子は2004年に82歳で逝去しています。独特な雰囲気を持つ陶の造形を、私はどこかの展覧会で観たことがあり、忘れられない印象があります。生前の作家にお会いしたことがなく、評論家の文章で…[続きを読む]
現在読んでいる「芸術の摂理」(柴辻政彦・米澤有恒著 淡交社)には、「美学と倫理学」という章があって、西欧思想による芸術の成り立ちを解説した箇所があります。美学史的論稿という副題がつけられている米澤有恒…[続きを読む]
映画「エゴン・シーレ 死と乙女」では、シーレが描いたデッサンがポルノグラフィーとして烙印を押され、13歳の少女を誘惑したとして、シーレは逮捕され、裁判にかけられます。裁判所は訴えを却下しましたが、作品…[続きを読む]
私がエゴン・シーレという画家の存在を知ったのは、「見えない彫刻」(飯田善国著 小沢書店)という書籍からでした。同書の初版が昭和52年なので、私は刊行後すぐ購入しました。同書にあった「予感的存在者として…[続きを読む]
「芸術の摂理」(柴辻政彦・米澤有恒著 淡交社)の中島修論に「石が勝手に自己言及していって生まれた位相彫刻」という副題がついています。これはどういうことでしょうか。本文を引用します。「彼の話を聞いていて…[続きを読む]
今日で2月が終わります。今月は寒い季節に熱い制作目標を掲げてスタートしました。今月は陶彫制作に加えて「発掘~座景~」のテーブル台座4点に砂マチエールを施す作業がありました。最終の週末に定めた作業日に何…[続きを読む]
「芸術の摂理」(柴辻政彦・米澤有恒著 淡交社)を読み始めました。副題に「不可視の『形』に迫る作家たち」とあります。この副題については読み進めていくうちにその意図するところがわかるのではないかと思います…[続きを読む]
国文学者とも民俗学者とも言える立場で存在を示した折口信夫は、私が大学生だった頃に、何かの契機で名を知り、文庫本「死者の書」を購入したのでした。古代文の暗号のような文体に解釈が覚束ず、殺された皇子が山の…[続きを読む]
「現な像」(杉本博司著 新潮社)を読み終えました。著者杉本博司氏は、私が以前から注目している現代美術作家ですが、文筆家としても優れていると思いました。本書は「新潮」に連載した随筆をまとめたもので、杉本…[続きを読む]
先日、遠藤周作の著作をマーティン・スコセッシ監督が映像化した「沈黙ーサイレンスー」を観てきました。3時間にも及ぶ大作は、長さを感じさせないくらい鬼気迫る場面が多く、また信仰を中心に据えた人の生き方につ…[続きを読む]
私はホームページにNOTE(ブログ)を毎日アップしています。一日1点の平面作品を作っていくRECORDと同じ日々の習慣となった活動です。NOTE(ブログ)は日記としての日々の記録ですが、これだけではな…[続きを読む]
2月になりました。タイトルのように熱血漢を演じたい筆者ですが、ヤル気が空回りしても何も出来ないので、ここはひとつ確実に制作を進めていくようにしたいと思っています。陶彫作品は「発掘~宙景~」の陶彫成形と…[続きを読む]
今月は早かったなぁと思います。制作は週末を使って陶彫部品作りに明け暮れました。「発掘~宙景A・B~」に吊り下げる大きめの陶彫部品をいくつ作れたのだろうと確認中ですが、精一杯やっていたにも関わらず、焦る…[続きを読む]
スマートフォン等の浸透で写真撮影が日常的になり、私たちの周辺には画像が溢れています。写真技術は記録としての手軽な方法や、画像処理を楽しんで超現実的な世界に遊ぶことも可能になり、現代ではなくてはならない…[続きを読む]
「現な像」(杉本博司著 新潮社)を読み始めました。著者杉本博司氏は現代美術作家ですが、写真の世界では「劇場」シリーズや「海景」シリーズで、独自な感性を持った作品で注目されています。とりわけ私は全米の映…[続きを読む]
「シュルレアリスト精神分析」(藤元登四郎著 中央公論事業出版)を読み終えました。ボッシュ、ダリ、マグリット、エッシャーの4人の画家に加え、SF作家の荒巻義雄の小説における精神分析の解釈があって、大変楽…[続きを読む]
現在読んでいる「シュルレアリスト精神分析」(藤元登四郎著 中央公論事業出版)の4人目に登場する画家はオランダ人のM・Cエッシャーです。エッシャーの絵画に関しては、自分が10代の終わり頃、トロンプルイユ…[続きを読む]
現在読んでいる「シュルレアリスト精神分析」(藤元登四郎著 中央公論事業出版)の3人目に登場する画家はベルギー生まれのルネ・マグリットです。マグリットの生い立ちの中で彼自身が語る次の文章に、その後の創作…[続きを読む]
文豪夏目漱石が亡くなって今日が100年目にあたる命日だそうです。大学の研究室が開発した漱石のアンドロイドがマスコミに紹介されていました。齢49歳で逝去した漱石は、早くして世を去った印象を拭えません。中…[続きを読む]
早いもので2016年も残すところ1ヶ月となりました。12月は先月以上に充実した1ヶ月にしたいと思っています。今月末には、今月から来月にわたる6日間の休庁期間があります。毎年この休庁期間をフル活用して創…[続きを読む]
11月の最終日になりました。今月を振り返ると、勤務を要しない日が10日間あり、創作活動に邁進していました。背の低いテーブル彫刻の天板の設置、テーブル上部に置く陶彫部品の仕上げと焼成、背の高いテーブル彫…[続きを読む]
現在読んでいる「シュルレアリスト精神分析」(藤元登四郎著 中央公論事業出版)の中で、ボッシュの次にダリが登場してきました。偶然にも東京で「ダリ展」を開催していて、今年の下半期はダリの世界に浸って終わり…[続きを読む]
現在読んでいる「シュルレアリスト精神分析」(藤元登四郎著 中央公論事業出版)に中世の画家ヒエロニムス・ボッシュの「快楽の園」の図像的解釈が掲載されていたので、まとめてみたいと思います。まず図像的解釈と…[続きを読む]
現在読んでいる「シュルレアリスト精神分析」(藤元登四郎著 中央公論事業出版)に、早くも興味をそそられる箇所が登場してきました。ルネサンスは日本では文芸復興と訳されていますが、人間の個人的な価値が認めら…[続きを読む]