Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 工房
2009.09.07

自宅の小さなアトリエに、アフリカをはじめとする各地のお面や陶器があります。20代の頃から集めてきたものです。買ったものもあれば拾ってきたものもあります。やっと持ち上げられるくらいの大きな流木に、自分が…[続きを読む]

2009.09.01

9月になりました。先月は新築された倉庫に陶芸窯が入りました。職場で5日間の夏季休暇をいただき、新潟県のアート・トリエンナーレや群馬県の博物館、静岡県の美術館、そして長野県の池田宗弘先生宅に行ってきまし…[続きを読む]

2009.08.28

現在の仕事のせいか週末が待ち遠しくてなりません。公務員初任の頃も同じ気分でした。仕事に慣れ、また仕事が面白くなってから週末を心待ちにすることはなくなりましたが、現在の気持ちは初任の頃に戻っています。明…[続きを読む]

2009.08.19

亡父が残してくれた植木畑に倉庫を建てて、作業場の確保に全力を注いでいます。今日はスティール製1800×900×600の軽量棚が10台搬入されてきました。その組み立てに汗を流しましたが、今日だけでは終わ…[続きを読む]

2009.08.09

倉庫での作業に汗を流しています。窓を開けて網戸にしていると、微かに風が通りますが、じっと作業台に向っていると、Tシャツに汗が滲んで、そのうち腹も背中もびっしょりになります。額からも汗が流れ、作品の上に…[続きを読む]

2009.07.31

今月の総括として個展の開催がありました。初めて木彫作品をギャラリーせいほうに持って行きました。4回目の個展でしたが、懐かしい方々に来ていただき、またご感想ご批評もいただきました。真摯に受け止めていきた…[続きを読む]

2009.04.26

今週末は倉庫を建てる予定地の畑を整理している業者や新しい窯に付随する電気関係の業者と様々な打ち合わせをもちました。亡父の残してくれた畑はキラキラした陽を浴び、鬱蒼と繁る若葉に溢れ、そこで打ち合わせをし…[続きを読む]

2008.10.15

「構築〜起源〜」の雛型から割り出した柱の本数は100本を超えるものとなりました。杉材がまだまだ必要です。あと30数本は追加で彫らなければなりません。これで週末はさらに多忙になります。残り30数本は短め…[続きを読む]

2008.06.23

横浜の地方公務員である自分は、いずれ近い将来定年がやってきて、晴れて自由人になります。勤務時間がなくなるということは、一日のリズムはどうなるのだろうと今から思いを巡らせています。自分は決まった時間に仕…[続きを読む]

2008.06.03

昨日出かけた熱海市の池田満寿夫・佐藤陽子の「創作の家」。そこから車で20分程度走ったところに故池田満寿夫が主に陶芸を試みていた「満陽工房」がありました。山の中腹にある大きな町工場のような工房です。ただ…[続きを読む]

2008.05.29

昨日見た「バウハウス・デッサウ展」で美術館の壁一面を使って映像作品が流れていました。オスカー・シュレンマーによる舞台工房の作品で、バウハウスを特徴付けるカタチが表れていました。シュレンマーは形態、色彩…[続きを読む]

2007.07.06

昨日、義母が他界しましたが、今日は父が亡くなってちょうど丸一年、父の一周忌になります。そんな年回りで毎年のように親を失っていきます。最近は介護住宅ができて、行き届いた設備とケアがあり、家族が介護で疲れ…[続きを読む]

2007.05.21

表題は写真家南川三治郎氏が海外のアーテストのアトリエを撮影した写真集で平成6年に出版されています。昨日のブログ同様、繰り返し眺めては刺激をもらえる大切な冊子になっています。あとがきに「アトリエは、芸術…[続きを読む]

2007.05.17

作業場の片隅に制作途中の板材を置いています。週末しか制作できないのですが、途中の作品を見てあれこれ考えることは毎日しています。次の週末は板材に組み込む柱材を彫ってみようとか、どんなカタチを彫りだそうか…[続きを読む]

2007.05.05

ゴールデンウイーク中に開催される栃木県益子の「陶器市」は大変な人出があるので、毎年夜明け前に横浜を出発することにしています。共販センター駐車場に店が開く前に車を入れて、目当ての店へと繰り出します。まず…[続きを読む]

2006.12.17

自分と同年代で、茨城県に工房を構えて作陶を続けている佐藤和美さんの個展に行ってきました。神奈川県藤沢から江ノ電に乗って、ひと駅目に目指すギャラリーがありました。閑静な住宅の中にある陶器専門の店でした。…[続きを読む]

2006.11.11

心理学でいう社会的促進で、時々誰かと一緒に場所を共有して制作するのは活性化していいものです。カフェや図書館で勉強すると集中力が上がる現象と同じです。周囲に人がいた方が、一人で何かをするより効率よく仕事…[続きを読む]

2006.11.07

昨日、制作のバイオリズムについてのブログを書き終えた時、ふと新聞に目がとまりました。「朝型のヒト増加中」(朝日新聞)という記事です。「朝が注目されている(略)朝をどのように過ごすか(略)成熟社会の一個…[続きを読む]

2006.11.06

加齢のせいとは思いたくないのですが、丸一日使える制作日は朝早くから作業場に出かけ、9時頃になると制作効率が上がってきます。若い時は朝眠くて、午後にならなければ冴えることがありませんでした。バイオリズム…[続きを読む]

2006.11.05

亡祖父は宮大工でいつも鉋や鋸は木製の道具箱に入れてありました。亡父は造園職人で祖父同様に刈り込み鋏などは袋にしまっていました。一日の仕事が終わると道具を片付ける、昼休みのちょっとした時間に鋏を研いだり…[続きを読む]

2006.09.10

今日の午前中は作業場で木彫をやっていたのですが、あまりの暑さに途中でやめて、午後は横浜美術館へ出かけました。日本画の多様性を示すグループ展をやっていて、肩肘張らずに観ることができる展示内容でした。サブ…[続きを読む]

2006.08.24

中央高速を松本方面に向かい、さらに長野自動車道を北に進むと麻績インターがあります。そこで降りて山道に入ると民家がなくなります。木立に囲まれた細い道をさらに進むと、木立の間に真鍮の彫刻がいくつも立ってい…[続きを読む]

2006.08.17

空調設備のない場所で手許だけ見つめて、ひたすら木を彫る作業を続けています。持久走のようなものです。今日もやらなくっちゃと蒸し風呂のような部屋で仕方なく思うのは朝始める時だけで、これを乗り切るともう大丈…[続きを読む]

2006.08.16

作業場には朝からラジオが流れています。「FMヨコハマ」をよく聴いていて、心地よい響きになっています。番組の途中にクラシックが何気なく流れたりすると思わず聴き入ってしまいます。「ながら作業」というもので…[続きを読む]

2006.08.13

今日は作業場に人が来ず、一日中無言のまま制作を続けました。こんな日もたまにはあるのです。木に鑿を振るい、木と対話しながらカタチを彫り起こしていく作業です。午前9時から始めると1時間ほどで気が乗ってきま…[続きを読む]

2006.07.31

今や現代美術の表現は多様化し制作方法も様々です。自分の方法は従来の方法と変わらない古典的なものです。額に汗して木を彫る、または土を練ることが自分にあった方法なので、この世界に関わった時からずっとこれで…[続きを読む]

2006.06.15

近隣にあるスポーツ施設で身体を動かした後、新たな創作に入ることはなかなか困難です。スポーツによる明確さと敏捷さに頭脳も反応してしまうためかもしれません。発想する部屋は自分の好きな仮面がところ狭しと壁に…[続きを読む]

2006.06.14

20代の頃、直接教えていただいた師匠は池田宗弘先生で、真鍮で人物や動物などが繰り広げる場としての彫刻を作っていました。枯れ木や壁も金属で作り、その洒脱で軽みのある表現にとても惹かれていました。今も長野…[続きを読む]

2006.05.27

先日京都散策のことを書きましたが、京都に行く度に奈良にも足を伸ばすことがあります。ただ、仕事で行くことが多いので、東大寺やら法隆寺は頻繁に訪れるのですが、なかなか人里離れた寺に秘仏を見に行く機会はあり…[続きを読む]

2006.03.16

はじめまして。陶や木を素材にして作品を作っている相原裕です。ホームページに作品や作品制作にまつわるコトバを掲載してまいります。こういう方法で日頃考えていることや感じていることを表現すること、また工房に…[続きを読む]