Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 木彫
2008.10.10

木彫による「構築〜起源〜」の制作が軌道に乗ってきたところで、次の新作を同時にスタートさせようと考えています。一部に陶彫を使う作品なので、「発掘」シリーズになる予定です。前にぼんやりとイメージしていた壁…[続きを読む]

2008.10.05

昨日、世田谷美術館で開催している「ダニ・カラヴァン展」を見てきたおかげで自分の制作に弾みがつき、今日はよく仕事が進みました。一番短い杉の柱を6本荒彫りして、さらに雛型も作りました。RECORDも一気に…[続きを読む]

2008.09.27

週末は木彫に明け暮れています。現在は大きな作品のパーツを作っているのですが、この制作過程が一番健康的な精神状態を保っている時かもしれません。彫り出されてくるカタチに小さな感動を覚えたり、自分の心に眠っ…[続きを読む]

2008.09.26

ポストカード大の平面作品を1日1枚のノルマで作りあげ、全タイトルをRECORDとして、1年間でまとめ上げる連作をやっています。RECORDは2年目に入り、もうそれも半年以上が過ぎています。今年は5日間…[続きを読む]

2008.09.23

久しぶりの晴天で、ようやく秋らしくなった清々しい一日でした。今日は秋分の日で休日でしたが、相変わらず木彫の作業に明け暮れています。作業場の窓から入り込む日差しを美しく感じながら鑿を振るっていました。ど…[続きを読む]

2008.09.19

先日のブログで「森を俯瞰する作品」について触れました。森を俯瞰するというフレーズが我ながら気に入ってしまい、もう少しこだわってみたいと考えました。自分は制作ばかりやっていられない経済的な状況があって、…[続きを読む]

2008.09.16

まだ柱の本数が足りないことがわかって、今日は杉材の追加購入をしました。やや長めの柱をさらに8本彫っていきます。材料の購入はちょっといい気持ちになります。可能性が広がるためかもしれません。床材も業者にお…[続きを読む]

2008.09.15

三連休に課した目標は何とかクリアすることができ、次なる目標が見えてきました。今まで彫った杉の柱は62本、長い柱で2メートル、短い柱で90センチとなっています。これからは雛型を確認しながら、あとどのくら…[続きを読む]

2008.09.14

現在彫っている杉材は上等なものではありません。杉材にしては比較的安価で売られているものです。節や裂け目があちらこちらにあり、かえってそれが面白くて購入しました。今日彫ったものもかなり大きな裂け目があり…[続きを読む]

2008.08.21

京都には滞欧時代によく遊んだ版画家の渡辺聖仁さんが住んでいます。昨年は久しぶりに会って旧交を温めましたが、今年は1年ぶりの再会です。まず自分の図録を渡して個展の報告。すると渡辺さんも11月に名古屋で個…[続きを読む]

2008.08.19

昨年のブログを見ると、この時季に京都の桂離宮に出かけています。自分は木彫の作業が一段落すると古美術が見たくなる傾向があって、仏像や庭園をじっくり鑑賞したくなるのです。今年も昨年同様に古都を訪ねてみたく…[続きを読む]

2008.08.12

猛暑日が続く中で木彫をやっている自分は、汗をかくことばかりの毎日で、夜HPを立ち上げてブログを書こうとしても何も頭に浮かびません。いつも汗のことばかりを話題にして申し訳ありませんが、制作における汗のか…[続きを読む]

2008.08.04

昨年の夏も同じようなブログを書きましたが、今年も空調のない作業場の蒸し暑さを書かないわけにはいきません。木彫が始まると木屑が飛び散り、汗が滴り、シャツを何枚も替えて作業に取りかかっています。汗が吹き出…[続きを読む]

2008.07.24

個展開催中に周る美術館の旅も慣れてきました。昨日も今日も2つずつ美術館を見ているのですが、ブログではひとつずつ紹介していきたいと思います。今日は目黒にある東京都庭園美術館で開催している「舟越桂 夏の邸…[続きを読む]

2008.07.16

来週からの個展の準備が一段落したら、来年の見通しのようなものがイメージされてきました。「発掘シリーズ」を3年間やってきたところで、実際はもう作り続けている「構築シリーズ」へ繋げていく橋渡し的な個展をや…[続きを読む]

2008.06.15

個展に出品する「発掘〜遺構〜」の台座部分にあたる杉の柱48本。先日から1本ずつ異なる文様の彫りこみを入れ、さらにバーナーで炙って焦がす処理をしていましたが、作業としては今日終了することができました。こ…[続きを読む]

2008.06.08

今週末はひたすら杉の柱の炙り作業に徹しました。作業場の外は煤だらけになり、木材の焦げた臭いが周囲に漂っていました。終日作業しても48本は終わらず、また来週末も炙り作業になりそうです。かつて「発掘〜円墳…[続きを読む]

2008.06.07

48本の杉の柱。7月の個展に出品する「発掘〜遺構〜」の陶彫部分を支える部分になります。陶彫は錆鉄の質に近い色合いを焼きしめて出しました。それを支える部分には杉材の荒彫りだけの処理では何か納得が出来ず、…[続きを読む]

2008.06.01

今日から6月です。先日まで雨模様で寒い日が続きましたが、今日は一変して夏のような太陽が顔を出しました。RECORDも5月分の正六角形を終え、新たな図形を考えています。7月の個展に出品する「発掘〜遺構〜…[続きを読む]

2008.04.01

4月になりました。横浜では桜が満開です。自分のホームページのギャラリーに「構築〜解放〜」をアップいたしました。木彫による2作目になります。昨年の「構築〜包囲〜」と今年の「構築〜解放〜」。この2点が対に…[続きを読む]

2008.03.30

量家の墓参りをしてきた報告に奄美大島の土産を携えて、川崎に住む量博満宅を訪れました。量博満さんは家内の叔父に当たる人で、長く上智大学文学部の教壇に立っていましたが、現在は退職しています。専門は考古学。…[続きを読む]

2008.03.01

3月になりました。陽気はしだいに暖かくなってきています。今日は創作活動に明け暮れた一日でした。杉材を3本荒彫りしてから、乾燥した陶彫に化粧がけをしました。朝から夕方まで休みなく作業し続けて、帰宅してか…[続きを読む]

2008.02.23

久しぶりに鑿と木槌を持ちました。数週間前に試作を1本だけやっていますが、本格的に木を彫っていくのは今日からです。木は対話しながら彫るのがいいのです。木には板目や柾目があって、それを確かめながら彫り進む…[続きを読む]

2008.02.22

今年の個展は6畳大の陶彫で「発掘〜遺構〜」と名付けている作品を出品する予定です。あらゆるカタチが混在する都市が無人化した情景を陶彫の集合体で表現しています。いつも4月にやっていた個展の開催時期を、今年…[続きを読む]

2008.02.21

杉材が42本、自分の手許に届きました。これは長さ90センチの柱ですが、さらに長い柱が数十本必要です。新作「構築〜起源〜」を作るための素材です。素材を見ると何だか嬉しさでいっぱいになります。これは何度経…[続きを読む]

2008.02.13

今まで木彫には集成材や合板、一木であればヒノキを使ってきましたが、今回の木彫はあえて裂け目のある杉を使うことにしました。木は長い樹齢を生き、やがて人の手によって伐採されて材木になります。材木が乾燥する…[続きを読む]

2008.02.11

三連休の最終日は木彫の次なるイメージです。当初考えていた柱を組んでユニットを作り、場を構成するイメージは次第に変わってきています。今は柱のままで場を構成するイメージになりつつあります。こだわっていた木…[続きを読む]

2008.02.01

2月になりました。昨年の2月1日は「RECORD」制作の第一歩でした。また今日からセカンドシーズンの第一歩が始まります。彫刻の新作も考え始めています。陶彫ランプシェードは既に制作が始まり、成形が終わっ…[続きを読む]

2008.01.27

「構築〜解放〜」がカタチになってきた時から、次のステップへのイメージが脳裏に去来するようになりました。木彫ではまだまだ柱にこだわっていこうと考えています。柱を30本使い円錐を描くように立てて構成したの…[続きを読む]

2008.01.24

今年の横浜のグループ展の事務局をしているのは自分の大学の後輩で、まだ20代の若い造形作家です。彼は数年前に恐竜の骨を木彫し、現在は大きなドラゴンを制作している具象系の作家ですが、彼がデザインしたグルー…[続きを読む]

2007.12.31

昨年と同じタイトルをつけて今年を振り返ってみようと思います。昨年3月からHPを立ち上げ、現在も日課としてブログの書き込みをやっています。毎日が確認できること、知識や感想をまとめられること等ブログとして…[続きを読む]