Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

archive

note > 木彫
2011.11.12

週末になり、工房で制作三昧の時間がやってきました。新作屏風に接合する陶彫部品の仕上げが大詰めを迎えています。新作としては最後の窯に入れることになります。陶彫部品がすべて出来上がったところで、再度全体構…[続きを読む]

2011.09.22

明日から三連休後半が始まります。後半というのは今月17日(土)・18日(日)・19日(月)が三連休だったので、この時を前半としているためです。明日からの三連休も前半同様、陶彫制作に没頭していきたいと考…[続きを読む]

2011.09.12

9月3日(土)が出勤日だったため一週間遅れの今日を代休にしました。年間計画のもとで組織的に代休にしてあるので、今日の職場は閑散としているはずです。私も今日は出勤せず、代休を利用して後輩の彫刻家が二科展…[続きを読む]

2011.09.02

台風の影響で蒸し暑い空気が入り込んでいるためか、今日は残暑の厳しい一日でした。今月はきっと涼しくなると信じて制作のランクアップを図りたいと考えます。目標としては新作屏風の陶彫成形部品の完成と陶紋の成形…[続きを読む]

2011.08.21

今日も涼しい一日でした。工房には若い世代の子たちが3人来て、それぞれの課題をやっていました。自分は工房の床に新作のボックスを6箱並べて全体を見渡しながら成形と加飾をやりました。いつもこのくらいの気温の…[続きを読む]

2011.07.05

今月のRECORDは、長く伸びた長方形を5つ並べた画面を作り、長方形ひとつひとつに造形を加えています。縦に長く伸びる形態は、自分が大好きなもののひとつで、かつて作った「構築~起源~」という木彫作品では…[続きを読む]

2011.06.30

雨が降ったり猛暑に見舞われたり、6月は体感的には快い1ヶ月ではありません。それでも比較的充実した制作が出来たのは、陶彫という表現と陶の素材によるものだと思います。陶土は湿度が高いほうがゆっくり乾燥し、…[続きを読む]

2011.06.04

例年この時期は2泊3日の県外出張があります。山梨県の富士山の麓にある宿泊施設を借りて研修を行うのです。週末に当たったため土日の制作はなしです。土日の代休が火曜日と水曜日にあるのですが、ウィークディは仕…[続きを読む]

2011.05.14

まだタイトルを決めていないので、新作屏風としておきます。今日から新作屏風の制作を始めます。まず円形に刳り貫く部分の作業から入ることにしました。円形刳り貫きは木彫で行う部分です。そこは砂を貼り付けていく…[続きを読む]

2011.05.13

2012年の個展に向けて明日から制作を開始します。大地に埋め込まれた陶彫の破片。擂り鉢型の劇場に出現する空間を遮る装置。崩れかけた大きな球体の一部。生物的な動きをもって大地を這う都市の地下構造。それら…[続きを読む]

2011.05.02

5月になりました。風薫る清々しい季節です。工房周辺の木々は新緑に映え、作業のしやすい気候になりました。イメージも溢れてくることが期待できます。まず、今月は7月個展の準備として図録の制作があります。図録…[続きを読む]

2011.04.28

公務員は暦通りの休日になるので、3連休のあと一日仕事に行って、また3連休といった飛び石連休になります。新作は5月8日(日)の図録用撮影日に向けて、大型連休をフルに使って仕上げに入ります。連休中は基本的…[続きを読む]

2011.04.23

今夏、個展で発表する「構築~解放~」の柱の1本が壊れたため、新たに柱を彫ることにしました。壊れた柱を修整するより新たに彫ったほうがよいと判断したのです。彫り込みのカタチは壊れた柱と同じにします。細すぎ…[続きを読む]

2011.04.09

今日は午前中に休日出勤がありましたが、午後から工房に出かけ、新作「構築~楼閣~」の陶彫土台8個に木彫の柱8本をボルトナットで取り付けました。これで全体構成が掴めます。まだ骨子しか出来上がっていませんが…[続きを読む]

2011.04.03

今日は工房で制作三昧の一日でした。久しぶりに美大で工芸工業デザインを学ぶ子が工房に顔を出しました。大学は入学式が震災の影響で中止になったこと、講義の始まりも遅くなったこと等を話してくれました。自分は木…[続きを読む]

2011.03.27

週末と言っても昨日が出勤日だったので、今日一日だけの制作日になりました。工房のガレージ側の木蓮や桃の花が満開で、花々が青空に映えて美しいと感じました。朝から夕方まで工房にいて、木彫の柱の仕上げを終わら…[続きを読む]

2011.03.21

三連休の最終日です。8本の柱の仕上げ作業に明け暮れました。柱には木彫の荒彫りを施してあって、それらの彫り跡を整えていくのが仕上げ作業です。仕上げが終わった柱は下半分をバーナーで炙って炭化させます。炙り…[続きを読む]

2011.03.20

三連休の中日です。横浜のほぼ中央に古くからある久保山墓地に家内と墓参りに行ってきました。ガソリンがないので、公共交通機関を使って半日かけて行きました。いつも自家用車で行くところを、自宅近くの停留所から…[続きを読む]

2011.03.19

今日から三連休は制作三昧で過ごす予定です。ところが今日は木彫の柱の仕上げが遅々として進まず、調子が出ませんでした。ウィークディの公務が影響して、切り替えが出来ないためです。二束の草鞋を履いて、ずっと公…[続きを読む]

2011.03.12

週末は朝から工房で制作をしています。いつもと違うのは、昨日発生した東日本方面の大震災に関する情報をラジオで聴きながら制作をしていたことです。横浜は直接的な被災は僅かでした。でも昨日職場で経験した揺れの…[続きを読む]

2011.03.06

今日は暖かい一日でした。朝、工房に入った時はストーブを点けましたが、昼ごろになってストーブを消して窓を開けました。これが失敗で、工房は植木畑の中にあり、周囲にさまざまな樹木があることを忘れていました。…[続きを読む]

2011.03.04

3月になって、月初めの目標を書くところを、ずっと「シュルレアリスム展」の話題ばかりを取り上げてしまいました。春はまだ浅いと感じさせる肌寒い日が続いていますが、梅が咲いているのを見ると、確実に季節が移り…[続きを読む]

2011.02.27

三寒四温とは言うけれど今日は暖かく感じた一日でした。風が強く、工房の周辺では木々の枝が風に震えていました。朝から制作三昧の一日で、細かな加飾に明け暮れました。結局、今月は陶彫ばかりで木彫の柱の仕上げは…[続きを読む]

2011.02.12

横浜市民ギャラリーのグループ展に行ってきました。自分の後輩たちが出品しているのです。今日が最終日ということで彼らに会うのが楽しみでした。ひとりは木彫をやっている作家で、昨年二科展に出品していました。厚…[続きを読む]

2011.02.03

陶彫は土そのものを焼成して石化させるので、塑造といえども鋳造して保存する作品とは根本的に異なります。使用している素材のまま保存可能にしてくれるので自分にとっては大変魅力的です。自分は学生時代に人体塑造…[続きを読む]

2011.02.02

自分の学生時代、池田宗弘先生が個展をしていた縁で、ギャラリーせいほうに通い始めました。そこで陶彫による個展を開催していたのが辻晋堂と速水史朗でした。当時、ギャラリーせいほうの関連会社であった聖豊社から…[続きを読む]

2011.02.01

2月になりました。今月も先月に続き「構築~楼閣~」の制作続行です。具体的には8つの陶彫土台に木彫の柱を接合したいと考えています。木彫は8本ともまだ荒彫りの状態です。今月中に仕上げ彫りをして、1本ずつ炙…[続きを読む]

2011.01.17

今年7月の個展で発表する木彫と陶彫による作品の題名を「構築~楼閣~」にしました。「楼閣」とは高い構えの建物という意味です。現在制作中のこの作品は、昨年発表した「構築~瓦礫~」のように割れた球体をいくつ…[続きを読む]

2010.12.08

京都あたりを散策すると、家の軒と軒に囲まれた小さな空間に小さな庭ができていて心が和みます。これはいわゆる「坪庭」で、一坪程度の空間を楽しむ日本独自の美意識だと思います。大きな都市計画については構築的と…[続きを読む]

2010.12.01

12月になりました。光陰矢の如く時の早さを実感しています。こんなふうにして、あっという間に定年を迎えるのでしょうか。でも残り数年は公務員と彫刻家の二束の草鞋を履いて頑張る予定です。昨年は工房が完成して…[続きを読む]

2010.11.23

毎年恒例になった東京銀座での7月の個展に、来年は「構築~解放~」を出品しようと思っています。それに現在制作中の陶彫と木彫による新作を加えます。ところが「構築~解放~」の柱の1本が破損して、その修復をし…[続きを読む]