Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 木彫
2010.10.13

朝日新聞の美術評によると「古い民家を思わせる木彫シリーズだが、今作では地虫のような形に。題名と合わせて見ると、はいつくばってでも前に進もうとする、作家の意思表明ともとれる。老いるにつれ、できることは…[続きを読む]

2010.10.12

先日見に行った東京の京橋にある南天子画廊での「保田春彦展」は、自分の胸中に深く重い印象を残す内容でした。作家が懸命に造形活動に向かう姿勢には、頭が下がる思いです。自分も「老い」を感じ始めたら、こうであ…[続きを読む]

2010.09.22

『木・陶による「構築」シリーズ。「陶」は錆びた鋳物か古代の土器の趣。「木」は漁具の銛のような形。双方組み合わせての「構築」オブジェ。今回は巨大なテーブル状に仕立てて、壮観。』(美じょん新報 9月20日…[続きを読む]

2010.09.21

そろそろ工房を使い始めて1年くらい経つかなぁと思って、ブログのアーカイブを開いたら、まさにその通りでした。「相原工房の出発」というタイトルで、先ず手始めに「構築~瓦礫~」の木彫荒彫りをやっていたことが…[続きを読む]

2010.09.20

今日で三連休が終わります。朝から工房に籠もって制作をやっていました。タタラを立ち上げてドベで接合し、成形を始めました。陶土の乾燥具合を確かめながら作業しているので、まったなしの作業になり、3点の三角錐…[続きを読む]

2010.09.15

制作への思いが募っているところに、今日の涼しさ…。まさに制作しやすい環境になってきたようですが、この涼しさはずっと続くのでしょうか?猛暑に慣れてしまった身体には寒ささえ感じる涼しさです。いよいよ秋が到…[続きを読む]

2010.07.02

ひとつ立体作品のイメージが浮かぶと、スケッチブック等にエスキースをしてイメージを確かめながら、平面作品として残しておきます。一日1枚のペースで小さな平面作品を作り続けているRECORDの場合も同じで、…[続きを読む]

2010.06.20

久しぶりに鑿を握りました。新作に使用する赤松の柱8本のうち7本まで荒彫りが終わっているので、今日は最後の1本を彫りました。鑿を研いで精神を安定させ、夢中で作業を行いました。週末だけの貴重な時間と認識し…[続きを読む]

2010.06.14

昨日の夕方、久しぶりに工房に行きました。3週間ぶりでした。カーテンと窓を開けて、FMラジオをつけると、いつもの工房の雰囲気になりました。作業を始めると、忽ち心が落ち着いて、とてもいい気分になってきまし…[続きを読む]

2010.06.13

今年7月に開催する個展の図録が出来上がり、昨日手許に届きました。今回は「木・陶による構築シリーズ」と題した図録で、同じ形式で毎年作り続けて5冊目になります。東京銀座のギャラリーせいほうでの個展も5回目…[続きを読む]

2010.06.09

7月にある個展の図録に、相原工房の内部写真を入れています。見開きで作品2点を配置したところを撮影しています。夕方の光が差し込む美しい写真に仕上がっています。工房は倉庫建築なので余分なものがなく、洒落た…[続きを読む]

2010.06.01

6月になりました。梅雨の時季を迎えますが、じめじめして湿気の多い毎日は好きになれません。でもこの季節が陶芸には最適で、土がゆっくり乾燥するので、ひび割れが少ないのです。今月は来年に向けて新作を進める予…[続きを読む]

2010.05.30

朝から夕方まで工房で作業をしていると、さまざまな思いが浮かんできます。単純な木彫作業をやっているせいもあるのでしょうが、10数年も前に当時借りていた作業場で、ギリシャやトルコに現存するローマ時代の円形…[続きを読む]

2010.05.29

新作の木彫を始めています。今日一日は木彫を精一杯やりました。まだ荒彫りですが、彫り跡の美しさを感じながら、木との対話を楽しんでいます。作品はまず構想があって、その具現化に取り組むのですが、部分を作って…[続きを読む]

2010.05.22

朝から工房に行って、木彫に取り組みました。いろいろ用事があって、途中で中断も余儀なくされましたが、木を彫っている瞬間の楽しさを改めて認識しました。いつぞやのブログにも同じ内容を掲載しましたが、木を彫る…[続きを読む]

2010.05.16

昨日から新作の木彫を始めています。鑿の研ぎを始めると、気持ちが落ち着き、新作に向かう心構えができます。今回使用する木材は赤松です。建築資材として売られていたものですが、もとは間伐材であろうと思われます…[続きを読む]

2010.05.14

明日から新作の木彫を始めます。単純な文様を彫り込んでいく作業です。陶彫は完全なるモデリングではないにしろ素材(陶土)を加えたり削ったりしていく作業工程があります。可塑性がある素材だけに許される方法です…[続きを読む]

2010.05.10

土曜出勤の代休として、今日は職場に行く必要がない一日でしたが、職場関係の銀行へ寄り、そのまま職場で簡単な用事を済ませました。それから病院での検診もあって、半日は創作ができずに終わりました。午後はどうし…[続きを読む]

2010.04.03

図録のための写真撮影の関係で、新作「構築~瓦礫~」の完成を急いでいます。一応陶彫パーツはすべて揃いましたが、一番目立つ陶彫パーツ2点の窯入れがこれからです。この2点の乾燥を待って窯に入れていく予定です…[続きを読む]

2010.03.28

今日は朝から工房に行って制作三昧でした。新作「構築~瓦礫~」のパーツがそろそろ揃ってきているように思います。というのも今回はパーツをどこに組み込んで集合彫刻にするか、あえて考えずに制作を進めてきたので…[続きを読む]

2010.01.29

現在、自分の創作と呼べるものは陶彫・木彫による彫刻作品とポストカード大の平面作品RECORDだけです。横浜市公務員という身分保障があって、週末だけで制作をしているのですから、これ以上は時間的に厳しいと…[続きを読む]

2010.01.12

先日、カメラマンが新しい図録の打ち合わせに来ました。今年7月の東京銀座での個展にあわせて、搬入日から逆算して図録を作る日程を決める打ち合わせでした。図録用の作品撮影日は遅くても3月末と決めました。昨年…[続きを読む]

2009.12.29

今日から1月3日まで休庁期間に入り、横浜市公務員としては暦通りの休みがとれます。現在の職場に異動してきて6日間も休むのは初めてです。早速朝から工房に行って制作開始です。朝のうちはRECORDの彩色をや…[続きを読む]

2009.11.29

今朝6時に工房に入りました。昨日から懸念している陶彫のパーツで、木彫の柱を支える土台になるものを作ってみました。2時間半かけて最初のイメージ通りのものをやってみましたが、これで木彫の柱が倒れずに保てる…[続きを読む]

2009.11.07

週末になると陶彫制作が待っています。既に成形が終わったものを仕上げ、さらに新たに成形するという作業の繰り返しです。2点ずつやっていきます。充実していると言えば、これほど充実している時間はありません。飽…[続きを読む]

2009.11.03

文化の日に相応しく今日は制作三昧でした。一旦陶彫を始めてしまうと、タタラにした陶土の乾燥を確かめながら仕事を進めていくので、制作を休むことができません。2日前に成形した陶彫部品2点が、ちょうどよい硬さ…[続きを読む]

2009.10.24

週末で時間があるというのに制作は思うように進まず、ボランティアの子が土錬機を動かしている間中、自分はウロウロしてしまいました。RECORDをやってみたもののやはり乗らず、結局木彫の仕上げ彫りは出来ませ…[続きを読む]

2009.10.19

昨年のブログを読むと、「起源」の柱の彫りの進み具合のことをよく書いています。ブログはもちろん万人に公開しているものですが、自分の制作工程のメモとして活用していて、現在の作品の進み具合をリアルタイムで報…[続きを読む]

2009.10.11

三連休2日目。今日はボランティアの助っ人が来ないので、工房には自分ひとりです。朝6時半に工房に行って、昨日のうちに原形モデルが出来ている陶彫土台の石膏取りを行いました。9時に自宅から電話があって朝食に…[続きを読む]

2009.10.10

今日から三連休で工房に籠もって制作三昧の予定です。木彫は荒彫りを進めています。陶彫は石膏型を作ってから成形する作業に移ります。木彫は鋸を挽き、鑿を振るって大まかにカタチを彫り上げていきます。今日もボラ…[続きを読む]

2009.10.01

10月になって、クールビズから一変してネクタイ着用で職場に出勤しています。月初めはいつも目標を定めて創作活動に励む心構えでいます。計画倒れになることも多いのですが、それでも1ヶ月くらいの目標設定が自分…[続きを読む]