Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 木彫
2007.12.09

週末になると朝から夕方まで制作三昧ですが、新作の完成予定を考えると焦ります。今日は34本の柱がようやく彫り上がりました。ただ彫り跡を整える必要があるので、よく研いだ鑿で最終的な仕上げをしなければなりま…[続きを読む]

2007.12.02

先週末は陶彫ランプシェードの照明配線をやっていたので、「構築〜解放〜」に手がつけられず、このところずっと木を彫っていませんでした。今日ようやく再開し、改めて木を彫る楽しさを実感したところです。土を練る…[続きを読む]

2007.12.01

昨年のブログを見たら「師が走る12月」というタイトルがついていました。慌しい1ヶ月になりそうだと昨年も予感していて、その通りになっていました。きっと今年・今月もあっという間に過ぎていくんだろうなと思っ…[続きを読む]

2007.11.21

立体作品は照明をどう当てるかで見え方が変わります。穴だらけの陶彫から光がこぼれ、あるいは壁に投影されると空間はさらに広がりを感じさせます。陶彫ランプシェードは作品に光源が内蔵されるので、そこから放たれ…[続きを読む]

2007.11.17

週末は木を彫って一日が過ぎていきます。今週も来週も同じことをやっていると思います。今作っている作品は「構築〜解放〜」というタイトルをつける予定です。昨年発表した作品が「構築〜包囲〜」だったので、関連の…[続きを読む]

2007.11.13

しばらく塑造をやっていません。自分が彫刻の世界で初めて作ったものが塑造による具象彫刻でした。針金にシュロ縄をまいて心棒を立て、そこに粘土を肉付けして目の前にいるモデルを作りました。空間に粘土でデッサン…[続きを読む]

2007.11.11

週末は制作だけやっていられる生活なので、まさにウイークエンドアーテイストです。作業場は木槌の音が響いています。来年早々に発表する木彫による新作「構築〜解放〜」の制作が正念場を迎えています。毎週末に必ず…[続きを読む]

2007.11.01

寒さが増す11月になって、木彫による新作「構築〜解放〜」がなかなか計画通りに進まず焦りだしました。毎年この時期になると同じ気分になってしまうのが何とも言えません。常に余裕を持って作品が仕上がることがな…[続きを読む]

2007.10.23

高校時代に大学の工業デザイン科に入りたくて、デッサンや色彩構成の基礎学習をやっていました。デッサンも初めから上手だったわけではなく努力して獲得した技能でしたが、色彩構成に至ってはひどいものでした。自分…[続きを読む]

2007.10.12

昨年も同じ傾向の木彫作品を作っていました。柱を組み合わせる作品は今年2年目。彫り跡をどこまで残すかを考えていると、昨年の記憶が甦ります。ざっくりした感じを出すため、表面は出来る限り彫り跡を残し、ささく…[続きを読む]

2007.10.09

以前のブログでランプシェードについて触れました。昨日から窯出しをしているので、ようやく陶彫による完成したカタチが見えはじめ、そこに光源を入れてランプシェードにしていく予定です。以前書いた記憶では朴訥な…[続きを読む]

2007.10.05

先日ホームページにアップした自作の陶彫も、現在作っている木彫も仮想現実の世界に存在するものとして考えるようにしています。たとえそれがパソコン画面や映像によるものではなく、実材を使って実際に存在するもの…[続きを読む]

2007.09.25

10年近く前に九州から中国地方を車で周ったことがありました。いくつかの印象の中に山口県で見た錦帯橋があります。夕刊を見ていたら、その錦帯橋の写真が載っていました。やっぱり奇麗なカタチをしている橋だと改…[続きを読む]

2007.09.15

木彫技能に関して師匠を持たない自分は、初歩的なミスをしてしまうことが多々あります。いつも鑿は研いでから作業に入るのですが、今日は気が急いていたせいか、うっかり鑿を砥石にあてることもなく彫り始めて、しば…[続きを読む]

2007.08.15

先日から粘土を練って準備していた陶彫作りを始めました。このところ木彫ばかりやっていたので、陶芸は久しぶりです。ずっとやってきた粘土の触り心地を確かめながら、小さなオブジェを作ってみました。香炉にしよう…[続きを読む]

2007.08.13

久しぶりに粘土を練りました。この夏に陶彫のランプシェードや香炉を作ろうと決めていたので、粘土の荒練りをしました。このところ木彫ばかりやっていたので、粘土とは新鮮に向き合うことができました。菊練りまでや…[続きを読む]

2007.08.01

8月になりました。自分の時間が多く取れる1ヶ月です。今月は小さな陶彫によるランプシェードを作る計画があり、久しぶりに粘土に取りかかろうかと思っています。ずっとやっている365点の連作(ポストカード大の…[続きを読む]

2007.07.24

今年も空調設備のない作業場で、長い柱を彫り始めています。このところもっぱら木彫に親しんでいます。荒彫り用に丸鑿を使っていますが、鋸が芳しくありません。見ると鋸に歯こぼれがあるのに気づきました。自分は鋸…[続きを読む]

2007.07.17

ウィーン幻想派画家やフンデルトワッサーほど国際的な名声を得ていないので、カール・コーラップを日本で知ることはありませんでした。20数年前にウィーンにいた頃、コーラップのタブローや版画を多くの画廊が扱っ…[続きを読む]

2007.06.27

2月から始めている365点の連作が近頃面白くなってきました。ポストカード大の作品ですが、いろいろな展開を見せ、また立体要素も加わって次から次へ作品が生まれます。一時はどうなるものやらと思っていましたが…[続きを読む]

2007.06.26

今年も柱材を購入し、レンタカーで作業場まで運搬しました。日々の仕事に追われているので、今年は業者に頼むつもりでいましたが、結局自分でやってしまいました。今年購入した柱材はかなり長めで作業場の天井すれす…[続きを読む]

2007.06.23

気象庁が梅雨と発表してもまとまった雨が降らない日が続いています。昨日雨が降ったかと思えば今日は快晴となり、昨日の雨が湿気をもひきつれて遠のき、清々しい天気になりました。今日は外仕事が多く、炎天下の中に…[続きを読む]

2007.06.13

1929年に描かれたタマラ・ド・レンピッカの「自画像」は「デイ ダーメ(ドイツ語で婦人)」の表紙を飾り、そのイメージは自立する女性像、流行の車に颯爽と乗るモダンガール、そしてアールデコの象徴として印象…[続きを読む]

2007.05.26

「三沢厚彦ANIMALS+」という木彫作家による大掛かりな個展が平塚市美術館で開催されているので、今日行ってきました。単純な写実ではなく不思議な存在感を示す動物彫刻たちが、大小さまざまに展示されていて…[続きを読む]

2007.05.19

来年発表する予定の新作「構築〜解放〜」は円卓のついたテーブル彫刻です。円卓になる板材は、先日より少しずつ作り始めています。今日はこの円卓を支える34本の柱を彫り始めました。まだ1本目ですが全体を気にか…[続きを読む]

2007.05.17

作業場の片隅に制作途中の板材を置いています。週末しか制作できないのですが、途中の作品を見てあれこれ考えることは毎日しています。次の週末は板材に組み込む柱材を彫ってみようとか、どんなカタチを彫りだそうか…[続きを読む]

2007.05.08

365点の連作が5月に入って、今テーマとしているのは仮面のようなモノです。京都の五条坂に記念館のある陶芸家河井寛次郎は、民芸の世界で名のある人ですが、陶芸と併行して木彫を作った人でもあります。それも土…[続きを読む]

2007.05.07

益子や笠間に行って若手陶芸家の作品を見てくると、自分の制作に弾みがつきます。益子や笠間はヤル気をもらえる場所なのです。自分もいよいよ新作の木彫を始めました。板材のデザインや組み合わせは、大まかにイメー…[続きを読む]

2007.03.05

鉛筆は素敵な道具だと思っています。最近はものを書く時にシャープペンを使うことが多いのですが、こと美術に関してはやはり鉛筆が手にしっくりきます。美大受験の時から慣れ親しんだ習慣があります。まず、デッサン…[続きを読む]

2007.02.08

昨年のブログに「365個で構成する作品」(2006.8.10)というアイデアを書きました。これは立体、とくに陶彫が頭にあったのですが、2月から始めている作品は葉書よりやや小さめの平面作品です。これなら…[続きを読む]

2007.02.04

大切な友人に鎌倉彫の彫師をやっている安斉文隆さんがいます。自分がウィーンから帰国してまもなく、ドイツ語を忘れないために在日ドイツ人学校(横浜市都築区にあるドイツ学園)の夜間クラスに通っていた時期があり…[続きを読む]