Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 作品
2009.01.22

昼ごろ、業者が作品を取りに来て、そのまま横浜の関内にある市民ギャラリーに向いました。116本の杉材の柱、9枚の土台は搬入口から運び込むのに時間がかかり、さらに梱包をとく作業にも時間がかかりました。入り…[続きを読む]

2009.01.21

明日「構築〜起源〜」の搬入と設置があります。市民ギャラリーで組み立て作業をしますが、この時初めて完成された作品を全体として眺めることができるのです。自分の制作工程では部分を作り続けて全体を見る機会はほ…[続きを読む]

2009.01.18

よくぞここまで辿り着いたと思うほど今回は制作に手間取りました。梱包作業は116本の柱と9枚の土台を別々に梱包するので、全部で125個の部品に分けて行います。とくに土台は自分ひとりで梱包するのに無理があ…[続きを読む]

2009.01.17

やっと新作「構築〜起源〜」がほぼ完成しました。116本の杉材の柱の裏に押印して番号をつけた和紙を貼り、その番号と照らし合わせて土台の裏にも同じ押印の和紙を貼りました。これで搬入の際に、土台のどの穴にど…[続きを読む]

2009.01.16

今月は2つのシリーズを同時に作っているので、RECORDばかりやっているような毎日です。RECORDとは、一日一枚作るポストカード大の平面作品を言います。毎年2月始まりなので、これを1月始まりにしたく…[続きを読む]

2009.01.15

素材がもつ力を引き出すことは彫刻にとって重要なことです。石や木はもともと自然界にありのまま存在しているので、それらに手を加えることで豊かな表現を示せるならば、彫刻としては大成功と言えます。逆に手を加え…[続きを読む]

2009.01.14

毎日制作をしていて、ふと思うことがあります。作品制作はまず自分が作りたいイメージがあって、それをカタチにしたいと欲して制作をしているわけです。幸い個展やらグループ展で鑑賞者の目に触れる機会が持てている…[続きを読む]

2009.01.11

連休の作業中に、知り合いの美大生がやってきて「象徴主義」について調べていきました。「象徴主義」はG・モローに代表される19世紀末に登場した神秘的な主題を扱った一連の作品を指しますが、広い意味の象徴は古…[続きを読む]

2009.01.09

搬入までに完成するのかどうか、きわどいところです。それがあるせいか朝起きると手足に汗をかいています。自律神経失調症です。今までの作品でも搬入まで日数がなく厳しい時もあったのですが、今回のような症状は初…[続きを読む]

2009.01.07

公務が始まったので、新作「構築〜起源〜」の制作は勤務時間が終わってからです。今日は修整彫りが終わっている柱を少しずつバーナーで炙っていく作業をやりました。外はもう暗くなって寒さが身に沁みる時間帯でした…[続きを読む]

2009.01.06

新作「構築〜起源〜」の土台から立ち上がる杉材の柱116本の修整彫りを始めています。どの程度彫り跡を残すか考えながら作業をしています。搬入までの時間を考えると焦る気持ちはありますが、荒彫りとは異なり、彫…[続きを読む]

2009.01.04

ポストカード大の平面に一日1枚の作品を作るRECORD。この1月でセカンド・シーズンが終わろうとしています。2年前の2月から始めたRECORDですが、以前から2月という中途半端な開始時期に居心地の悪さ…[続きを読む]

2009.01.01

2009年になりました。明けましておめでとうございます。3年ぶりに正月気分を取り戻しました。例年ブログに書いているように、今年の創作に関する抱負や目標を掲げてみたいと思います。今年も新作「構築〜起源〜…[続きを読む]

2008.12.31

今日で2008年が終わります。今年を振り返ると、7月の個展の後に新作の制作に入りましたが、公務の研修が多くて例年より制作が捗らず、今も継続中です。平面作品のRECORDは2年目に入り、これも継続中です…[続きを読む]

2008.12.24

今愛読しているのは酒井忠康著「魂の樹」。副題に「現代彫刻の世界」とあります。書店でまず訪れるのは美術分野の棚で、並んだ書籍の中から現代彫刻という文字を見つけると、さっと手に取って即刻購入したくなるのが…[続きを読む]

2008.12.23

116本の杉の柱の修整彫りに入りました。新作「構築〜起源〜」の土台から立ち上がる柱は表現上重要なもので、この処理をどうするかで作品の印象が違ってきます。構築シリーズは3年目になりますが、工芸的な印象を…[続きを読む]

2008.12.17

ポストカード大の平面作品を毎日描いているRECORD。今シーズンは1ヶ月ごとに幾何形体をひとつ決めて、それをもとに日々思いつくイメージを作品にしています。正方形や三角形、円といった定規で作るカタチを画…[続きを読む]

2008.12.16

人並みの公務、でも合間にポストカード大の平面作品RECORDの制作、週末は木彫による立体作品の制作、夜は不定期で陶彫の制作、健康促進のために時々スポーツクラブへ…と書いていると、毎日密度の濃い時間を過…[続きを読む]

2008.12.13

新作「構築〜起源〜」は、116本の杉材の柱や9畳大の土台を使い、パターンを少しずつ変化させて、その繰り返しによる集合体で構成する彫刻です。坦々と繰り返す作業は、自分の得意とするところで、いわば労働の蓄…[続きを読む]

2008.12.10

知り合いの小学校教員が図画工作の公開授業をするというので、職場にお願いして見に行かせてもらいました。授業内容は「枝と布のハーモニー」と題して、近隣の公園で集めてきた木の枝や古布を使って、6年生が立体造…[続きを読む]

2008.12.08

一日のうちでやることが多く、時間が足りないのはいいことか、よくないことか考えることがあります。創作一本では食べていくことはできず、他に仕事を持っているのは仕方ないのかもしれませんが、創作一本の生活への…[続きを読む]

2008.12.06

週末はずっと新作「構築〜起源〜」の土台作りをしているのですが、土台を床より10センチ程度高くするために、側面の厚板を買ってきました。製材所でカットしていただいた板を作業場まで運んでいるうちに、夕方にな…[続きを読む]

2008.12.03

今月のRECORDのテーマは凹形にしました。RECORDはポストカード大の平面に一日一枚のペースで、毎月決めた幾何図形から派生するイメージを描いています。そうしたシーズンも残すところ2ヶ月となりました…[続きを読む]

2008.11.29

新作「構築〜起源〜」の土台作りに取り組んでいます。今月最後の週末ですが、柱の修整彫りはついに出来ず、もっぱら土台に小さな正方形の穴を開ける作業が中心です。厚板に格子を描いた下図をもとに、ドリルとジグゾ…[続きを読む]

2008.11.27

一日一枚の平面作品によるRECORD。ポストカードのサイズで毎日取り組んで、もうかれこれ2年が経とうとしています。これはサイズがよかったと思っています。職場の机上、自宅のテーブル、街のカフェ等で気軽に…[続きを読む]

2008.11.24

作業に必要な厚板を9枚購入してあり、今日から土台作りの作業に入ります。板の厚さは2cm4mmで、土台は9畳分の大きさになる予定です。今までで一番広い面積になる作品です。全部広げると作業場はめいいっぱい…[続きを読む]

2008.11.23

新作「構築〜起源〜」の部分を形成する杉材の柱がすべて彫り終わりました。といっても荒彫りですが、とりあえず100本以上の長短の柱のカタチが決まりました。これから仕上げの彫りに入り、半分から下はバーナーで…[続きを読む]

2008.11.21

週末はすべて作品制作に時間を費やしています。自分としてはウイークデイにも制作ができないものか、あれこれ試していますが、なかなか作業が進まず、週末の時間に補填することが多くなっています。前にブログに書き…[続きを読む]

2008.11.19

町田市の国際版画美術館で開催されている「ピラネージ版画展」で、最も自分の心を捉えた作品は「空想の牢獄」として制作されたエッチングのシリーズです。ざっくり描かれた空間は、閉塞感はあるものの外からの光に照…[続きを読む]

2008.11.17

ポストカード大の平面作品RECORDの今月のテーマは「半円形」です。その半円形に縄が絡まっているイメージを、このところずっと追い続けています。抽象形態で始まった今年のシリーズですが、現在は具象傾向の強…[続きを読む]

2008.11.16

一辺15cmの正方形。陶土で作ったその矩形に少々高さをつけてみました。これを基本の形態にして4つほど作りました。あとで上部の正方形に加飾してレリーフ状にしようと思っています。これを毎日ひとつずつ作れれ…[続きを読む]