Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 制作
2008.12.13

新作「構築〜起源〜」は、116本の杉材の柱や9畳大の土台を使い、パターンを少しずつ変化させて、その繰り返しによる集合体で構成する彫刻です。坦々と繰り返す作業は、自分の得意とするところで、いわば労働の蓄…[続きを読む]

2008.12.12

現在「構築〜起源〜」の土台を制作中です。土台は厚板に格子状になった矩形をたくさん刳り貫く作業をしています。そこに杉の柱を立てて立体造形にする計画です。この格子をとても美しく感じています。柱を立てなくて…[続きを読む]

2008.12.09

仕事を終えて自宅に帰ってから、アトリエに籠もって制作をしていると、いろいろなことを思います。仕事でやらなければならない課題があって、締め切りに追われているか、または招待状や年賀状の準備など何かあれば気…[続きを読む]

2008.12.06

週末はずっと新作「構築〜起源〜」の土台作りをしているのですが、土台を床より10センチ程度高くするために、側面の厚板を買ってきました。製材所でカットしていただいた板を作業場まで運んでいるうちに、夕方にな…[続きを読む]

2008.12.01

12月になりました。いよいよ寒くなり、通勤は夜明け前です。職場に着く頃に夜が明けてきます。1年間の締めくくりとは言え、やり残したことが多く、今月は猛烈に制作をしなければなりません。職場も忙しくなります…[続きを読む]

2008.11.30

11月最後の週末です。あれよあれよと思う間に今年も残りわずかとなりました。制作は自分なりに頑張っているものの計画通りにはならず、来年の横浜のグループ展に間に合うかどうか微妙になってきました。3月の群馬…[続きを読む]

2008.11.27

一日一枚の平面作品によるRECORD。ポストカードのサイズで毎日取り組んで、もうかれこれ2年が経とうとしています。これはサイズがよかったと思っています。職場の机上、自宅のテーブル、街のカフェ等で気軽に…[続きを読む]

2008.11.22

昨夜から今朝にかけて、他の職場の人たちと宿泊研修に出かけていました。公務としてはとてもいい研修で、気軽に仕事に関するヴィジョンを職場をこえて話すことのできる場になっていました。今日から三連休で、自分は…[続きを読む]

2008.11.21

週末はすべて作品制作に時間を費やしています。自分としてはウイークデイにも制作ができないものか、あれこれ試していますが、なかなか作業が進まず、週末の時間に補填することが多くなっています。前にブログに書き…[続きを読む]

2008.11.19

町田市の国際版画美術館で開催されている「ピラネージ版画展」で、最も自分の心を捉えた作品は「空想の牢獄」として制作されたエッチングのシリーズです。ざっくり描かれた空間は、閉塞感はあるものの外からの光に照…[続きを読む]

2008.11.13

自分の個展の図録には粘土を石膏に変えて保存するのではなく、粘土のまま保存できる技法として陶彫を選んだという主旨を書いています。これは当時から本当に素直な気持ちでそう感じていました。でも陶彫というものを…[続きを読む]

2008.11.09

週末が来るたび作業に追われる生活が繰り返されています。心の充実は計り知れないものがありますが、身体の疲労が徐々にたまってきました。昨日今日と杉材を8本彫り、陶土をたたらにして成形し、RECORDも仕上…[続きを読む]

2008.11.02

建築会社の人と会うたびに、新しい作業場の建設構想が頭に浮かびます。それは亡父から相続した僅かな土地に倉庫を建てる計画です。作品の収納庫としての役割が大きいのですが、そこで制作ができればいいなと考えてい…[続きを読む]

2008.11.01

11月になりました。いよいよ寒くなって朝の起床がつらくなっています。今月の制作目標は現在取り組んでいる「構築〜起源〜」の柱をすべて彫り上げることです。あと30本程度彫らなければならないので厳しいスケジ…[続きを読む]

2008.10.25

やはり夜に作業するのはしんどいと感じています。創作活動は楽しみではあるけれど、かなりパワーを使います。実際に陶土に触れてしまえば、それなりに制作を進め、時間が過ぎていくのですが、アトリエに入るのが億劫…[続きを読む]

2008.10.23

以前のブログに書いた記憶がありますが、出張に出かけて会議の時間待ちをしている時に、カフェでちょい制作をすることがあります。ポストカード大の平面作品RECORDの用紙をいつも携帯していて、下書きをしたり…[続きを読む]

2008.10.22

仕事帰りにスポーツクラブの駐車場に車を止め、ちょっと休むつもりでシートを倒してみたら、30分以上もぐっすり眠ってしまいました。あっという間の出来事のように思え、起きた時は時間の経過に驚きました。それか…[続きを読む]

2008.10.21

自宅にある小さなアトリエは陶彫「球体都市」40数点や木彫「構築〜包囲〜」の一部がところ狭しと置かれていて、夜の陶彫制作に支障があります。今日は意を決して仕事から帰ってすぐにアトリエの隅にある畳んだダン…[続きを読む]

2008.10.19

作業場の近くに能舞台があり、前にその能舞台で行われた能のワークショップに参加したことがあります。支配人はいつも気持ちのいい挨拶をされる方なので、つい誘われて能舞台に行ってしまいます。今日は能舞台に隣接…[続きを読む]

2008.10.15

「構築〜起源〜」の雛型から割り出した柱の本数は100本を超えるものとなりました。杉材がまだまだ必要です。あと30数本は追加で彫らなければなりません。これで週末はさらに多忙になります。残り30数本は短め…[続きを読む]

2008.10.14

公務が終わって帰宅した後、自宅の小さなアトリエで陶彫制作が始まりました。丸一日働いた後で行う作業はなかなかつらいものがありますが、今の大きな作業場は来年3月までしか使えない予定なので、4月以降はこんな…[続きを読む]

2008.10.11

昨日予感していた通り陶土が残り少なくなっていました。おまけに密封していたにも関わらず硬くなっていて、まずそこから作業を始めなければなりません。今日のところは陶土を細かく砕いて水を打ち、しばらく寝かせる…[続きを読む]

2008.10.10

木彫による「構築〜起源〜」の制作が軌道に乗ってきたところで、次の新作を同時にスタートさせようと考えています。一部に陶彫を使う作品なので、「発掘」シリーズになる予定です。前にぼんやりとイメージしていた壁…[続きを読む]

2008.10.08

朝晩めっきり冷え込んできました。自分は朝5時半に起きて6時に家を出るため、夜明けの様子がよくわかります。最近は日が出るのが徐々に遅くなっています。秋は好きな季節ですが、朝晩と昼間の温度差が大きく体調を…[続きを読む]

2008.10.06

学生時代、とくに高校生の頃によくラジオを聴きながら勉強していて、ダラダラと時間ばかりが過ぎて頭には少しも入らないということがありました。当時「ながら勉強」と言っていましたが、意味は音楽を聴きながら、テ…[続きを読む]

2008.10.05

昨日、世田谷美術館で開催している「ダニ・カラヴァン展」を見てきたおかげで自分の制作に弾みがつき、今日はよく仕事が進みました。一番短い杉の柱を6本荒彫りして、さらに雛型も作りました。RECORDも一気に…[続きを読む]

2008.10.03

すべての彫刻作品をまず雛型で作って実作に取りかかるのが理想ですが、時間の関係やら気持ちの問題でなかなかそうはいきません。雛型(模型)作りは細々とした細工に楽しみを覚えて、それで満足してしまう結果になる…[続きを読む]

2008.09.27

週末は木彫に明け暮れています。現在は大きな作品のパーツを作っているのですが、この制作過程が一番健康的な精神状態を保っている時かもしれません。彫り出されてくるカタチに小さな感動を覚えたり、自分の心に眠っ…[続きを読む]

2008.09.21

この週末も制作三昧で凝縮した時間を過ごしました。瞬く間に過ぎていく時間に追われるように杉の柱に鑿を振るい、雛型の小さな柱に小刀を振るい、RECORDの今日の分を仕上げています。ゆっくりお茶を飲む暇もあ…[続きを読む]

2008.09.20

「発掘〜遺構〜」を今夏ギャラリーせいほうで発表した時、見に来てくださった人から、自分が小さくなってこの陶彫による都市空間を散歩してみたいという感想をいただきました。昨日のブログに書いたパノラマとしての…[続きを読む]

2008.09.19

先日のブログで「森を俯瞰する作品」について触れました。森を俯瞰するというフレーズが我ながら気に入ってしまい、もう少しこだわってみたいと考えました。自分は制作ばかりやっていられない経済的な状況があって、…[続きを読む]